2022.05.19

風呂なし賃貸物件はやっぱり後悔する?風呂なしの意外なメリット5選

暮らしのQ&A

1日働いた体の汚れと疲れを落とし、ほっと一息リラックスできる場所・お風呂。実は日本において、1世帯に1つお風呂があるのが当たり前になってきたのはここ30年ほどで、さほど昔のことではありません。特に昭和に建てられた賃貸住宅の中には、居室にはトイレとキッチンがあるのみで、お風呂は付いていないという物件が多くみられます。

多くの方がご存知の通り、現代では狭い単身用の賃貸物件においてもバス・トイレ・洗面が一体になった3点ユニットバスがあることが当たり前となり、風呂なし物件の数は大幅に減ってきています。

しかし最近では、都心の若者を中心に、あえて風呂なし物件を選ぶ人がじわりじわりと増えてきているのです。令和の時代に風呂なしが選ばれる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

風呂なし物件の意外なメリット

1. 家賃が風呂付き物件より安い!

風呂なしの物件の家賃相場は、風呂付きの物件よりもおよそ2万〜3万円安いと言われています。

特に、単身向けの物件の家賃が高い東京や大阪などの大都市圏では、家賃5万円以下の風呂付き物件を探すことは至難の業。しかし、風呂なし物件の場合は、東京23区内であっても3万円台の物件がたくさん。風呂付きの物件の家賃と比較すると考えられない破格の家賃で、アクセスの便利な都心に住むことができるのです。

ちなみに東京都の場合、毎日銭湯に通った場合でも利用料金は1万4千円程度(回数券を利用した場合)。同じような立地の物件との差額が2万〜3万円であることを考えると、銭湯に毎日通うと仮定しても風呂なしの方が安くなることがほとんどなのです。

2. お風呂掃除の必要なし!

ほどんどの人が毎日使うお風呂。使う頻度が高い分、汚れるのも早い部分です。多い人では毎日、少ない人でも週に1回は浴槽や洗い場を清掃しているのではないでしょうか。ご存知の通り、お風呂掃除は掃除の中でもなかなか大変なお掃除。浴室のほぼ全体を掃除しなければならないので意外と時間がかかり、浴槽の中まで掃除をすると腰に負担がかかる体勢にならざるを得ない場合もあります。

風呂なし物件では、当然のことながらお風呂掃除をする必要はありません。お風呂掃除に割く時間と体力が節約できるのは意外と大きなメリットと言えるでしょう。

お風呂があると、こんな事が起きることも・・・?

3. 水道代・ガス代が節約できる!

風呂付きの物件に住み、毎日お風呂に入っていると、シャワーのみで済ませたとしてもやはり水道代やガス代がかかります。毎日浴槽にお湯を入れていたら、一人暮らしでも水道代・ガス代の合計が1万円ほどになる…という方もおられるのではないでしょうか。

風呂なし物件の場合、入浴のためにかかる水道代・ガス代をまるごと節約できるため、生活費を大幅に抑えることが可能です。

風呂なし物件のデメリット

1. 入浴するために外出しなければならない…

風呂なし物件に住み毎日お風呂に入ろうと思うと、銭湯などに通う必要があります。家の近所に銭湯などがあれば問題は少ないかもしれませんが、徒歩20分ほどのところにある場合、毎日通うのが体力的にしんどい…ということにもなりかねません。

また、気候がよい時期であれば問題がなくても、冬の寒い夜や夏の蒸し暑い夜、雨天時に銭湯に行くために外出するのは、慣れていないうちは大変に感じるかもしれません。

2. 自分専用のお風呂がない…

入浴するには、基本的に銭湯などの公共のお風呂を利用することになる風呂なし物件。不特定多数の他人と同じ浴槽に浸かったり、誰かが使った後のシャワーを使用したりする必要があります。衛生的な面が特に気になる場合は、風呂なし物件は向いていないかもしれません。

風呂なし物件の人はどこでお風呂に入る?

1. 銭湯

かつて、家にお風呂がないのが当たり前の時代から、多くの人が利用してきた銭湯。大勢が入ることのできる大浴場と洗い場があります。風呂なしの家が極々少数派になった現代、経営難によって閉店する銭湯も多いのが現実。しかし、銭湯文化を愛するファンによって銭湯に通う運動が行われたり、銭湯の良さを発信するサイトなどが開設されたりしているなど、令和の時代もその文化は根強く続いています。

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2. スポーツジム

スポーツジムには、運動後の汗を流すためにシャワールームやスパが併設されているところも多くあります。スポーツジムに入会していて、定期的に運動しているという場合は、ジムで入浴を済ませてから家に帰ることができるため、家が風呂なし物件であっても問題がないかもしれません。

3. サウナ

ここ最近、空前のブームとなっているサウナ。最近では、銭湯の一部としてではなく、サウナのみに特化したお店も都心部を中心に増えてきているようです。サウナには大抵シャワールームや水風呂が併設されているため、サウナに行くついでに体を洗うことができるでしょう。

4. ネットカフェ

ネットカフェの中には、シャワールームが付いているお店があります。駅前などの便利な場所にお店があることが多く、24時間営業なので、仕事で遅くなってもシャワーを浴びられます。仕事で遅くなることが多い人も利用しやすい場所といえるでしょう。しかし、お店によってはシャワールームがないお店もあるため、事前に調べておきましょう。

生活様式によっては意外とアリな風呂なし物件

この記事で取り上げたように、銭湯やサウナを利用するのが好きだったり、スポーツジムに入会していたり…という人には、自宅にお風呂がなくてもさほど不便に感じなかったり、むしろ自宅のお風呂を利用する機会がそれほどないという方もおられることでしょう。

お風呂がない分、通勤・通学に便利な場所に安く住めたり、光熱費を抑えられたりといったメリットがあることを考えると、あえて「風呂なし」物件を選択するのもアリ、という人も多いのではないでしょうか。

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