2020.05.08

広島の高級住宅街はどこ?地元民の認める高級住宅街5選

広島の街

転勤によって新天地に引っ越しする予定だが、土地勘がないため、どのエリアに住めばいいのかわからないなんてことはありませんか?住宅費用の安さや公共交通の便利さだけで住む場所を選んでしまうと、治安や周辺環境があまり良くない場所だった、ということになりかねません。

比較的治安が良く、街並みが整備されているなど、環境が整っていることの多い高級住宅街。住宅費用は周辺のエリアと比べて割高ですが、自分や家族の生活の安全を考えると、魅力的に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では広島市で「高級住宅街」と呼ばれているエリアを取り上げ、立地や様々な環境について見ていきましょう。

広島市中心部

白島(はくしま)

広島城の北に位置する白島エリア。太田川の本川(ほんかわ)と猿猴川(えんこうがわ)に挟まれたエリアで、川沿いには緑が植えられています。南端からは広島城の天守閣を見ることができます。 エリアを横切る県道84号線は、JR広島駅と横川(よこがわ)駅を結ぶ広い幹線道路で、この道路の付近には高層マンションやタワーマンション、商店が集中しています。

また、エリアを縦断し、南は広島の中心地・紙屋町(かみやちょう)、北は東区牛田へと続いている国道54号線沿いは、高層マンションや学校、商店、そして僅かながら戸建て住宅も見られます。

幹線道路から町の中に入ると、戸建ての住宅や低層のアパートが多くなり、都会の中であるにもかかわらず、静かな街並みが広がっています。住宅街の中心部には駐車場も多い中規模スーパー「フジ白島店」があり、買い物に便利になっています。

JR2路線とアストラムラインが利用できる「新白島駅」

エリア内にある近未来的なデザインの「新白島駅」は2015年に開設。 白島には、国道54号線に沿って走る新交通システム「アストラムライン」の駅が3つ(「城北(じょうほく)」、「新白島(しんはくしま)」、「白島」)、JR山陽本線・可部線が停車する「新白島駅(アストラムラインの駅と連絡)」があり、広島市の中心部である紙屋町や本通、新幹線も停車する広島駅に乗り換えなしでアクセスできます。

地価が高い都心部なのでいわゆる「大豪邸」はない

白島エリアは、確かに収入の多い人々が暮らす高級住宅街。しかし、「高級住宅街」と言うワードを聞いて多くの人々が思い浮かべるような、東京都の田園調布や兵庫県の芦屋に多く見られるような、敷地の広い大豪邸は白島にはほとんど存在しません。

戸建て住宅の場合、土地はさほど広くないものの3階建で設備が豪華、と言ったような方向性の家が多く見られます。また、設備などが豪華な高層マンションやタワーマンションが多く建っています。

幟町・上幟町(のぼりちょう・かみのぼりちょう)

幟町と上幟町は、広島城の東側、白島の南隣に位置するエリアです。江戸時代から武家屋敷が立ち並んでいた歴史ある高級住宅街ですが、原爆投下以降の時代も高級住宅街として発展してきました。

このエリアは白島よりもさらに広島の中心地に近いため、住宅街というよりは市街地と言ったほうがぴったりとくる印象の街並みが広がっています。エリアのほとんどの建物が、5階建て以上のビルで構成されており、戸建て住宅はほとんど見当たりません。

そのため、住宅は高層マンションがほとんどになります。タワーマンションなどが立ち並ぶ光景は、住宅街というよりも都心のビル街という表現がぴったりです。

縮景園や美術館、学校がある

上幟町には、江戸時代の広島藩浅野氏初代藩主である浅野 長晟(あさの ながあきら)の命により作られた藩主の別邸が起源となっている歴史ある庭園「縮景園(しゅっけいえん)」があります。池や緑、桜などがある美しい庭園は、有料ではあるものの広島市民から愛され、地域の格をグッと上げています。

また、このエリアは私立の女学院(じょがくいん)中学高等学校や、公立の広島市立幟町小学校・中学校、広島国際大学の高層ビルタイプの広島キャンパス、エリザベト音楽大学など多数の学校が立地し、文教の地としての顔も併せ持っています。

公共交通も充実だが都心まで徒歩圏

上述の通り、幟町・上幟町は広島市の中心部である八丁堀や紙屋町に非常に近い位置にあります。エリア内には広島中から中心地へとやってくるたくさんの路線のバスが通っています。

公共交通機関を利用しなくても、北の端の上幟町から紙屋町まで徒歩で15分程度しかかからないので、待ち時間などを含めると歩いて行ったほうが早い、と感じてしまうかもしれません。また、このエリアは川を渡って少し進んだところにあるJR広島駅にも徒歩圏内。徒歩12分~15分程度で到着できます。

東区

牛田(うした)

猿猴川を挟んで白島の北隣にあたる牛田も、古くからの高級住宅街として知られているエリアです。特に平地に当たる牛田本町(うしたほんまち)や牛田中(うしたなか)は、豪華な戸建て住宅や高級マンションが多く立ち並んでいます。

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西区

高須台(たかすだい)

※画像はイメージです。

高須台は、広島市西区高須の北の高台に1993年に造成工事が開始された比較的新しい団地です。高台にあるため、多くの場所から、広島市や瀬戸内海の風景を一望できるようになっています。

一軒一軒の家の土地が広く取られており、大きめの家が立ち並んでいます。 高須台には、JR西広島駅や、広島市の中心部の紙屋町(かみやちょう)、八丁堀(はっちょうぼり)まで乗り換えなしでアクセスできる路線バス(ボン・バス)が通っており、通勤・通学には便利になっています。

渋滞などによっても所要時間は変わりますが、高須台から八丁堀までのバスの所要時間はおよそ30分。郊外エリアからの通勤と考えると短めと言えます。

スーパーマーケットは団地の外に出る必要がある

高須台の団地の中には、青果店が一軒あるものの、スーパーマーケットはありません。スーパーマーケットで買い物をする際は、隣接する西区己斐上(こいうえ)にあるフレスタ己斐上店などに出向く必要があります。

井口台(いのくちだい)

※画像はイメージです。

井口台は1977年に造成が開始された団地で、西区の西端の高台にあり、西側を佐伯区五日市(さえきくいつかいち)エリアと接しています。

団地からは西区の井口や佐伯区の五日市、そして瀬戸内海の雄大な眺めを楽しむことができます。 高台を下ったところには、JR新井口(しんいのくち)駅や、広島電鉄の井口駅、そして複合商業施設アルパークなど、便利な施設があります。また、エリアのすぐ下を広島市中心部と繋がる道路「西広島バイパス」が通っています。

広島市中心地までの通勤には、団地から西広島バイパスを利用して紙屋町のバスセンターを結んでいる路線バスが出ており、バイパスを利用する分、高須台よりも中心部から距離があるにも関わらずおよそ28分で紙屋町まで到達できるようになっています(道路の混雑状況にもよる)。

団地内にスーパーマーケット2軒

高須台とは異なり、井口台にはスーパーマーケットが2軒(フジ井口店、アルゾ井口台店)あります。どちらも団地の中心部にあり、団地の隅々からのアクセスが便利になっています。

どのエリアも極端に高級な住宅街ではない

ここまで、現在の広島の高級住宅街を取り上げてきました。しかし、広島には、東京の田園調布や兵庫県の芦屋のような、大邸宅が立ち並び、庶民が入り込む余地のないような、極端な高級住宅街はありません。閑静で落ち着いた雰囲気ではあるものの、比較的リーズナブルな賃貸住宅もあるエリアがほとんどです。ほどよく落ち着いている雰囲気を持ちながら、過度に格式張っていない環境が広がっていると言えるでしょう。