2021.08.03

家の中にいるときに大地震が起こったら?発生時・発生後の対策まとめ

暮らしのQ&A

世界で発生したマグニチュード6.0以上の大地震のうち、約20%が日本かその周辺で起こっていると言われています。ここ日本で住んでいる限り、いつ大地震の被害に遭うかはわからないと言えるでしょう。

大地震が起こった時、身を守るためにどのようなことができるのでしょうか。家の中にいるときに大地震が起こった際、どのようなことをやるべきか、対策を見ていきましょう。

地震発生時にできる対策

リビングや個室などで発生した場合は机に潜って足を掴む!

家の中で起きている時間帯に地震が発生した際は、頑丈なテーブルや机の下に身を隠し、テーブルの脚を握って捕まります。倒れてくる家具から身を守りましょう。揺れが収まるまでそのまま待ちます。

地震によってドアが歪み、外に出ることができなくなるというケースもあります。そのため、ドアを開けて出入り口を確保することが望ましいですが、激しい揺れに襲われると、そのような余裕はないかもしれません。

とにかく、揺れによって倒れたり落下したりしてくる家具や照明などからまずは身を守りましょう。

浴室やトイレにいる時に発生した場合は出入口を確保!

浴室、トイレにいるときに地震が発生した際は、まずドアを開け、出入口を確保しましょう。 そして揺れが収まるのを待ちます。浴室の場合、壁面のタイルや(ある場合)姿見などが落ちてくる可能性があるため、怪我をしないように身を守りましょう。

就寝時に地震が発生した場合は布団や枕で身を守る!

寝ているときに地震が発生した場合、ベッドや布団から急に動き出すのは危険です。暗い中慌てて動き出すと、揺れによって割れた食器や花瓶などの破片を踏んで怪我をしてしまう可能性があります。

布団や枕を被り、倒れてくる家具などの衝撃を受けないように身を守りましょう。

そもそも寝る場所の近くに倒れそうな家具を置かないことも大切

寝ているときに地震が発生すると、揺れによって起床するまで身動きが取れない時間ができてしまいます。ベッドの横に倒れてきそうな背の高い家具を置かないようにしたり、置いてあったとしても床や壁に固定したりするなど、日頃から地震対策を行っておきましょう。

地震発生後にできる対策

水道から水が出るうちに水を確保!

地震が発生すると、水道が止まってしまう可能性があります。水が出なくなってしまう前に、バスタブ、バケツ、洗い桶など、ありとあらゆるものに水を貯めておきましょう。戸建住宅では水道管が破裂していたら、地震発生後すぐに水が出なくなってしまう可能性もありますが、マンションの場合は浄化槽にまだ水が溜まっている可能性があります。

ここで水を貯めるのは飲み水を確保するためではなく、水道が止まってトイレを流せなくなったときに備えるためです(飲み水はあらかじめミネラルウォーターなどを備蓄しておきましょう)。ここで水を確保できないと、トイレを流す水を給水場から運んで来なければならなくなってしまいます。

トイレを1回流すために必要な水は、最新の省エネの便器であっても約6リットル。つまり、2リットルの水3本分でやっとトイレを1回流せるのです。

住んでいるのが戸建住宅やマンションの低層階ならまだましですが、エレベーターが止まっているときに高層階まで水を持って上がるのはとても苦しいこと。揺れが収まったら、とにかく水を確保しましょう。

火を消してガス栓を閉める!

地震発生時に火をつけていた場合、揺れが収まったら速やかに消火しましょう。また、ガス栓が閉まっていない時は閉めましょう。ガス会社によっては、一定以上の揺れを感知した際には自動でガス栓が閉まるようになっているケースもありますが、念のために自分でもガス栓を必ず確認しましょう。

家の中でも靴を履く

大地震が起こった後、倒壊した家具や食器などが床に散らばっていることがあります。また、停電によって明かりを点けられなくなる可能性もあります。そんな中、素足や靴下だけで歩いていると、散らばった破片を踏みつけて怪我をしてしまう恐れがあるのです。地震発生後、片付けが終わっていないときは、家の中でも靴を履くように心がけましょう。

屋外に避難する際はブレーカーを落としてから!

避難のために家を離れるときは、必ずブレーカーを落としてから家を出るようにしましょう。停電の際、電気が復旧して急に通電すると、倒れたままになっている暖房器具等から火が出てしまったり、揺れで外れかけているコンセントから火花が散って引火したりする可能性もあります。

仮に停電になっていなかったとしても、避難後の余震で停電になってしまう可能性もゼロではありません。二次災害を防ぐという意味でも、避難のために家を空けるときはブレーカーを落としておくことは大切と言えます。

日頃の対策がとても大切

この記事では、家にいるときに地震に遭ったケースについて考えてきました。しかし、万が一の時は気が動転しているため、ここで挙げたような適切な判断ができないかもしれません。

日頃から背の高い家具を固定したり、寝室で家具の下敷きにならないようにレイアウトを変えるなど、大地震に備えて対策をしておくことは非常に大切と言えるのです。

実際に、地震によるケガの原因の約半分が、家具・家電の下敷きになったことが原因と言われています。
(出典:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200401_01

日頃の対策が万が一の時に命を守るということを覚えておきましょう。