
2024.08.09
7つの事例からわかる!おしゃれな家の内装の共通点ってなに?
インテリア
「おしゃれな家」をSNSや雑誌などで見て、自分の家にも取り入れてみたい・・・でも、どこに何を置けば良いのかわからない。そんなふうに、理想と現実のインテリアの違いに悩んだ経験はないでしょうか。
おしゃれな家には、5つの共通点があります。共通点を取り入れて家づくりをすることで、理想の住まいに近づけるはずです。この記事では、おしゃれな家の事例と、おしゃれな家が持つ共通点についてご紹介します。
おしゃれな家づくり・インテリア・内装を求める方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれな家の内装をチェック!事例を見てみよう
「おしゃれな家」とは、どのようにつくれば良いのでしょうか。おしゃれな家づくりをするにあたって、ハイセンスな住まいを参考にしてみましょう。ここからは、実際のおしゃれな家の内装の事例について、ご紹介します。
事例1. 落ち着いたトーンのモダンな住まい

色が少ない住まいは、まとまりがあり、見る人におしゃれな印象を与えます。こちらはモノトーン+木で統一された住まいです。家具や小物類すべての色やテイストが統一されているため、すっきりとしておしゃれな空間です。
事例2. たくさんのグリーンが映えるカフェ風の住まい

ミッドセンチュリーテイストのソファとグリーンが、外国のレトロなカフェを連想させます。木の素材がメインとなっている、おしゃれでかっこ良いのに、どこか落ち着く空間です。
事例3. 直線のラインが美しいナチュラルモダンな住まい

ソファー・壁・間口すべてにおいて、直線が美しい住まいのご紹介です。まっすぐのラインのみで構成された空間は、モダンで隙が無い印象を与えます。しかしこちらの住まいが使用している家具類は、ナチュラルテイストで優しい風合いを持った物ばかり。穏やかな家具が、直線空間の凜とした印象を柔らかく彩ります。
事例4. 土間を活用したナチュラルな住まい

リビングと土間空間が併設された住まいの事例です。くつろぎのリビングの中に「お外感」を印象づける土間空間があることで、暮らしに広がりが生まれます。また、フローリングの暖かな木質感とモルタルの冷たい無機質感が組み合わさり、空間にリズムが生まれているのもポイントです。
異素材を混在させた空間は、おしゃれな印象を与えます。
事例5. クールさと穏やかさが同居したブルックリンテイストな住まい

ブルックリンテイストはアメリカのカフェを連想させるような、かっこ良くて無骨なイメージを持っています。しかしこちらのお部屋は淡い色の木材や自然素材をほどよく取り入れていることから、かっこ良いだけでなく、穏やかな印象を見る人に与えます。
事例6. 明るさと優しさがあるフレンチテイストな住まい

淡い色の木目と白を基調にした、フレンチテイストの住まいのご紹介です。外国の住宅を連想させるような、華やかで優しいイメージを持ち合わせています。家具に統一感を持たせたことが、フレンチテイストのイメージをより強固にしたポイントと言えるでしょう。
事例7. スタイリッシュで都会的なモダンテイストの住まい

スタイリッシュな印象を与えるこちらのモダンテイストな住まいは、階段上のユニークなデザインをした壁がポイントです。リビングを正面から眺めた位置にアクセントクロスを加えることで、空間のフォーカルポイントとして成り立っています。
家の内装がおしゃれな家の5つの共通点

「おしゃれな家」を見ても、実際に思い描くおしゃれな家をつくるのは難しい、と感じるかもしれません。
じつは、おしゃれな家には次の5つの共通点があります。
・テイストがはっきりしている
・面積の大きい物ほどデザインにこだわっている
・配色が定まっている
・レイアウトに余白がある
・生活感のある物は隠す
この共通点を住まいに取り入れることで、自宅を「おしゃれな家」にできます。共通点の内容について、詳しく見ていきましょう。
共通点1. テイストがはっきりしている
おしゃれな住まいは、インテリアのテイストがはっきりしています。逆に、どこか垢抜けない部屋は、テイストがぼやけていることが多い傾向にあるようです。
テイストがぼやけていると揃える家具のイメージもちぐはぐになったり、小物類の相性が良くなかったりと、雑多なイメージになってしまいがち。
おしゃれな住まいづくりをする際は、内装のテイストを決めたうえで計画を立ててみましょう。インテリアのテイストとは、具体的に下記の内容が挙げられます。
・北欧風
・ナチュラルスタイル
・モダン風
・ブルックリンスタイル
・フレンチカントリー風
・クラシック風
共通点2. 配色が定まっている
おしゃれな空間では、たくさんの色を用いることは少ない傾向にあります。部屋で使用する色を絞り、決められた色で空間づくりをすることでインテリアに統一感が生まれます。おしゃれな家づくりを目指す方は、インテリアで使用する色は3色ほどに抑えるように意識してみてください。
また、使用する3色は「メインカラー7:サブカラー2:アクセントカラー1」の割合を意識して配置すると、色のコントラストのバランスが良くなります。
共通点3. レイアウトに余白がある
おしゃれな家は、空間に余白があるもの。所狭しと家具を置くことは少なく、余裕を持ったレイアウトを取り入れています。
物が多い住まいでは、収納系の家具がついて増えてしまいがちです。おしゃれな家づくりを目指すのであれば、家具は少なめを意識してみましょう。収納家具を増やさないように、物を減らすことも検討してみてください。
共通点4. 生活感のある物は隠す
おしゃれな家で見かけることがない存在が、生活感です。生活感で溢れている住まいは、センスの良い家具や内装材料を用いていたとしても、おしゃれとは言い難くなります。郵便物やテレビのリモコン、中身が丸見えのゴミ箱やティッシュなど、生活感を与える物は隠してしまいましょう。
狭くてもおしゃれな家はつくれる!

紹介した事例にもあてはまりますが、おしゃれな家はどの住まいにも十分な広さがあります。しかし敷地面積が足りない、コンパクトな住まいであっても、おしゃれな家をつくることは可能です。
狭い空間の場合、家具で部屋がいっぱいになってしまうことは少なくありません。しかし必要なときにサイズ調整できる家具や、収納と併用できる家具など、機能性に長けたアイテムを用いることで空間の余白をつくれます。
また、アイテム類が統一されていることで、物で溢れた空間でもおしゃれに見せられます。配色を少なくすることも、狭い住まいでおしゃれな家をつくる上で有効です。色が少ない空間は、広さを印象づけます。
コンパクトハウスでおしゃれな家づくりを目指す方は、このようにアイテム選びやレイアウト、配色などに注意して、空間に彩りを加えてみてください。
家の内装をおしゃれにして理想の住まいを手に入れる

「おしゃれな家づくりをしたい」と考える方に向けて、おしゃれな住まいの事例と共通点をご紹介しました。おしゃれな家の内装は、家具だけでなく壁紙や床、レイアウトや色づかいにも意識が向けられています。細部までこだわりを持つことで、おしゃれな家づくりが実現可能です。
ご紹介した内容を踏まえて、ぜひ、理想的なおしゃれな住まいづくりをかなえてみてくださいね。