2022.01.31

リノベーションとは?リフォームとの違いやできること、おしゃれな事例10選をご紹介!

リノベする

リノベーション」とよく似た意味を持つ「リフォーム」。日本では「住宅の改装」の意味でよく使われていますが、それぞれどのように違うのでしょうか。今回は、リノベーションとリフォームの違いのほか、プチリノベやフルリノベでできること、実際に中古マンションなどを買ってリノベーションしたお部屋の事例をご紹介します。

リノベーションとは?リフォームとの違い

renovation(リノベーション)」とは、英語で「更新」「改築」などを意味します。建物を補修や改造などによって新たにすることから、建築業界では新たな機能や更なる付加価値を加える改装工事がこれにあたります。

これに対して「reform(リフォーム)」とは、「(誤りなどを)正す」「改善する」という意味があり、ボロボロになった部分を修復する、老朽化したスペースを新しく改装するなど、マイナスの部分を修復してプラスに戻す工事を言います。

リノベーションの例
間取り変更、断熱/耐震補強、機能的設備の入れ替え、将来的な売却のための機能向上 など

リフォームの例
古くなった壁紙の張り替え、傷んだ畳をフローリングに変更、老朽化した外壁や屋根の塗り替え など

ちょこっとかえるのにおすすめのプチリノべ

家の大きな部分を変更せず、ちょっとした部分にこだわりたい、少しだけ手を加えたいという時におすすめなのが「プチリノベ」。簡単におしゃれ感が出る人気のアクセントクロスやフローリングの張替えのほか、けいそう土塗りやガスコンロの交換など、住宅の価値を維持・向上するための細かいメンテナンス対応がそれにあたります。

壁を取り壊したり、床を剥がしたりしないので、内容にもよりますが10万円以内の予算でもお部屋の印象をガラリと変えることができます。

自分の希望が叶うフルリノベ

プチリノベとは違い、既存の建物に大幅に手を加えて機能性やデザインなどを向上させる「フルリノベ」。建物の躯体以外、壁や床などすべてを取り払い、間取りも組み替えるスケルトンリノベーション(リフォーム)とも呼ばれ、住宅の骨組み(スケルトン)だけを残して自分好みにすることができます。

大がかりな工事となるので、いろんなことを考えなければいけませんが、その分すべて自分の希望を取り入れることが可能です。

リノベーションで叶えるおしゃれなお部屋のつくり方

前述のとおり、プチリノベやフルリノベなど大小さまざまな規模で行われるリノベーション。しかし、どのリノベーションでもおしゃれなお部屋をつくるポイントは同じです。失敗をしないためにも以下の点に気を付けましょう。

色と素材のバランスを見る

面積の広い壁や床、お部屋の印象付けとなる建具の色は、なるべく色数をおさえたほうがバランスよくスッキリとした印象となります。同じようにテーブルやチェア、キャビネットといった家具の色味もある程度統一させることで、一気に空間が洗練されたものになります。

家具以外にもカラーを使いがちなソファやカーテンは重要な要素となります。リノベーション前には、床や壁だけ配色のバランスを考えるだけでなく、お部屋にあるアイテムの色の統一感を揃え、全体を含めたコーディネートを意識することでバランスのとれた空間に仕上がります。

モノをたくさん置かない

モノが多くあるお部屋は、圧迫感が出て、いくら素敵なリノベーションを施しても窮屈で雑多な印象になりがち。収納スペースに片づけるか、溢れてしまうものはリノベーション前に思い切って断捨離することをおすすめします。

また、壁面や収納に扉をつけずにオープンタイプの棚を採用して「見せる収納」にしてしまう方法もあります。見せる収納にすることで、お部屋に抜け感が生まれおしゃれに見えるだけでなく、いつも目に触れることで定期的にモノを片づけたり、上手にディスプレイしたりといった良い習慣づけにもなります。

事例で見る!真似したくなるおしゃれなリノベーションアイデア集

おしゃれなリノベーション事例1:ヴィンテージな大人の空間

間取りを変更し、LDKを広くするプチリノベーションを施したお部屋。コンクリート風の壁紙をベースに、木目のアクセントを入れてカッコよさの中にも温かみのある仕上がりとなっています。

リビングに面するドアもリフォームに合わせて交換したり、リビングと廊下の間には光と風を通す室内窓を設置されました。窓から自然光が家の奥まで届き、何処にいても採光が確保されるつくりになっています。

おしゃれなリノベーション事例2:スタイリッシュなグレーが引き立つオシャレな空間

暗く雑然とした印象だった間取りを、フルリノベーションで可能な限り変更したお家。広い玄関土間や家族の衣類をまとめて収められるウォークインクローゼット、小上がりのフリースペースが確保され、住みやすさが向上されました。

天然木のオーク材の床とモルタル調のグレーのクロスがスタイリッシュながら温かみのあるオシャレな空間を演出しています。セミオープンタイプのトイレやマットな質感のキッチンなど、水回りにもこだわったリノベーション事例です。

おしゃれなリノベーション事例3:北欧×和モダンが融合したシンプルナチュラルな暮らし

「北欧家具が似合う空間」をコンセプトに、部分的なプチリフォームを行ったお部屋。床には明るめのナラ材を張り、全体の質感に温かみを持たせています。キッチン前に造作棚を設け、色のトーンを揃えることで配色のバランスがとれた空間です。

リビングの一角にワークスペースを設けることで、お子さんの宿題や在宅ワークが可能となりました。ワークスペースの壁面は少し高さを出して奥にスペースを持たせれば、リビングからは見えない収納場所も確保できます。手すりもオリジナルのアイアンでつくることで、おしゃれ度もアップし、部分的なリフォームとは思えないほど素敵なお部屋に仕上がっています。

おしゃれなリノベ―ション事例4:既存の質感を生かしたデザイン性のあるお部屋

3DKの間取りから、広々とした1LDK+WICに大幅に改装したお部屋は、スケルトンリノベーションを行うことで、築49年の中古マンションとは思えない開放的な今どきのデザインに生まれ変わりました。天井はコンクリートや配管をあえて見せつつ、床や壁は新たな素材を使用することで、既存の素材と新調した素材のぞれぞれの質感をバランス良く生かした空間となっています。

自然光が入る明るい寝室は、ヘッドボード側にアクセントクロスを施しおしゃれな印象に。落ち着きのあるブラウンカラーは、一日の疲れを癒してくれる寝室にピッタリです。

おしゃれなリノベーション事例5:素材感溢れるモダンな快適空間

築41年の中古住宅をフルリノベーションし他こちらの物件は、新様式の生活に対応したデザインが施されています。デザイン性を加えた1階のリビングにある階段は、まるで海外のお家にありそうな佇まいです。

荷物の出し入れやベビーカーなどを動かしやすくするために玄関は広々とした土間に大変身。玄関を上がった右手にはシューズクロークがあるので、買い物の荷物を一旦置いたり、アウトドア用品を置いたりできるので、いつでもスッキリとした玄関まわりを保つことができます。

また、2階の吹き抜け部分にはカウンターを設置し、テレワークやお子さんの勉強場所としてのワークスペースが備わっています。キッチン奥には大容量のパントリーもあり、共働きに優しい住まいとなっています。

おしゃれなリノベーション事例6:自然素材を生かした癒しの空間

素材とデザインにこだわった明るい開放的なこちらの住まいは、快適に過ごせるように、窓ガラスはペアガラスに交換。無添加にこだわりを持つ住人の方の要望で、床にはナラ材を使用し、LDKと寝室にの壁と天井には漆喰が施されています。

LDKは開放感を持たせた建具を造作し、それを基準にタイル、TVボード、クローゼット内のPCスペースなどもデザインすることで、まとまりのある空間に。

おしゃれなリノベーション事例7:家族が集まる和モダンな家

中古戸建てを和モダンにリノベーションしたこちらの家は、家族の健康を考え、国産の無垢フローリングや無添加の漆喰、けいそう土を使用されています。既存の建具を利用しながらも、新たに快適性を加えることで他にはない素敵な住空間が生まれます。

ダイニングテーブルを置かず、造作したカウンターと畳コーナーでは、家族がゆったりと食事や会話を楽しむことができます。用途に合わせて、テーブルを降ろし合板と畳を敷いてフラットにすることも。もともとの上質なしつらえと味わいを活かしし、家族が豊かな時間を送れそうな住まいに改装されています。

おしゃれなリノベーション事例8:家族らしい暮らしを叶えるレトロな家

お子さんの校区を変えないエリアで、築48年の中古物件をリノベーションしたお家。昭和のたたずまいを残す広い室内を気に入ったこともあり、既存の風合いは残すリノベーションを施されています。家族の暮らしに合わせて新しく収納計画をする一方、ご夫婦のセンスが光るインテリアやDIYを古い家に上手く取り入れ、居心地のいい空間に仕上げられています。

レトロな照明器具や作り付けの家具が味わいのある雰囲気を醸し出しています。おしゃれなレトロスタイルのインテリアを楽しめるのも、中古住宅×リノベーションならではの魅力です。

おしゃれなリノベーション事例⑨:インダストリアルをテーマに空間を楽しむ家

店舗だった1階をLDKや水回りに変更し、居住空間だった2階は寝室と子ども部屋にリノベーションしたお家。収納ニッチで限られたスペースを、無駄なく使活きる工夫をしたり、お子さんの遊び場としても活躍するフリースペースを設けたりと、空間の活かし方を楽しむリノベーションが施されています。

玄関を入ってすぐのウォークスルークローゼットで動線もスムーズになり、郵便と宅配ボックスの受け取り口もとても便利になっています。

おしゃれなリノベーション事例⑩:レンガ調のクロスがおしゃれなナチュラルシックな空間

無垢床や輸入ドア、フルレンガ調のクロスなど、色味をブラウン系に統一するリノベーションを施された空間は、まとまりのあるナチュラルでシックな空間に。クローゼットを増やしたことで収納力がアップし、リビングにモノが溢れないスッキリとした演出をしています。

ワークスペースやカップボード、洗面台をオリジナルでリノベーションすることで、より統一感のある無駄のない空間に仕上げられています。

リノベーションで暮らしを楽しむ

住まいの性能を上げて住宅の価値をグッと高めるリノベーションについてご紹介しました。長く生活していくうえで、自分の体のメンテナンスが必要なように、住まいもメンテナンスが必要になってきます。リノベーションのポイントをおさえて、ライフスタイルなどの暮らしに合わせた改修を行うことで、きっと、さらに住みよいライフスタイルが楽しめるはずです。