
2021.05.17
一人暮らしにダイニングテーブルってアリ?メリットとデメリットまとめ
インテリア
4月から始まった新生活。就職・進学などに伴い、実家を離れて一人暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか。新しく一人暮らしを始めた人が多く住むのが、広さ20〜30平方メートル程度の「ワンルーム」や「1K」のお部屋。居室の広さは6帖〜10帖程度の物件が多いことでしょう。
このような物件は、居室の広さがさほど広くないことから、お部屋に置ける家具は限られてきます。特にベッドを置く場合、畳一畳分ほどの大きさを消費するため、なかなか他の家具を置きづらいと感じる方も多いようです。この記事では、そんな限られた広さの一人暮らしのお部屋に、食事をするための「ダイニングテーブル」を置くとどんな生活になるのかについて考えていきましょう。
一人暮らしのお部屋にダイニングテーブルを置くメリット

食事がしやすい
当然と言えば当然ですが、ダイニングテーブルは食事をするための家具です。実家に住んでいた頃は、家族と共に4人掛け以上のダイニングテーブルで食事をしていた、という方も多いのではないでしょうか。一人暮らしのお部屋でありがちなのが、スペースのことを考えて、テレビの前にローテーブルを置くケースです。確かにテレビを見ながらお茶やコーヒーを飲むのには便利なローテーブルですが、元々料理を広げて食事をするための家具でもないため、人によっては何となく「食べにくさ」や「違和感」を感じてしまうかもしれません。
実家で椅子に座ってダイニングテーブルで食事をするスタイルに慣れ親しんでいた人にとっては、お部屋にダイニングテーブルがあることで食事をするのが楽になるのは間違いありません。
テレワークスペースとても使える
2020年初頭から流行し、未だ収束の目処が立たない新型コロナウイルス感染症。その影響で、在宅で仕事をする「テレワーク」をしているという方も多いのではないでしょうか。ダイニングテーブルは、ある程度の広さがあるため、食事をしないときはノートパソコンを置いてテレワークのためのスペースにすることもできます。また、ダイニングテーブルの高さは、一般的なパソコン用デスクの高さと似ているため、ダイニングテーブルにパソコンを置いて作業をしても違和感を感じることはありません。
それに対し、ローテーブルにパソコンを置いて床に座って作業をしていると、どうしても姿勢が悪くなりがちであったり、リラックスモードに入りやすく集中力が欠けてしまったりしがち。 広いスペースで程よい高さのダイニングテーブルは、まさにテレワーク向きと言えるのです。
ベッドサイドテーブルとしても便利
ワンルームや1Kの場合、スペースの都合上、ダイニングテーブルの横にベッドを置くレイアウトになる可能性があります。そのようなレイアウトになった場合、ダイニングテーブルをベッドサイドテーブルとして使ってしまうという方法も意外と便利なのです。
前述の通り、ダイニングテーブルは一定の広さがあるため、寝るときに携帯電話を置いて充電するには十分のスペースがあります。また、目覚まし時計として卓上時計を置いても違和感はありません。また、ベッドとの高さの差が約30cmほどあることが心理的な障壁となり、就寝後にベッドから手を伸ばして携帯電話を見よう、という意欲が弱まり、ぐっすりと眠れる可能性もあります。
デメリット

場所を取る
ダイニングテーブルは、1人〜2人用のものでも70cm×70cmほどの大きさです。また、ダイニングチェアのスペースも考慮しなければならないので、レイアウトを工夫しないと狭さを感じるお部屋になってしまいます。
購入する前にレイアウトをよく考え、サイズを計測しておくことをお勧めします。
背が高いので圧迫感を感じる
ダイニングテーブルは一般的に高さが70cm以上あります。そのため、狭いお部屋に置くと圧迫感を出してしまう可能性があります。 お部屋に開放感を持たせる手法として、「入口付近に背の高い家具を置き、窓側に背の低い家具を置く」というものがあります。例えば、ダイニングテーブルを扉側に置いて、窓側にはベッドのような背の低い家具を置けば、同じスペースでもより開放感が得られることでしょう。
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買う前に覚えておきたいダイニングテーブルの「形」による違い

ダイニングテーブルには、大きく分けると長方形、正方形の四角いテーブルと、円形や三角形のテーブルがあります。テーブルの形によって便利さが変わってくるので、買う前に知っておきましょう。
機能性で勝る四角形
四角形のテーブルは物を置けるスペースが多く、壁付にしても違和感がありません。そのため、テレワークでテーブルの上に多くの仕事道具を広げなければならない人や、置き場所を工夫してお部屋を機能的に使いたい人に向いている形と言えます。
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圧迫感が少ない円形・三角形
円形や三角形のテーブルは四角形よりも角が少ないため、圧迫感が抑えられます。また、ゲストが訪れた時にどの方向からも座りやすいので、会食やお茶会も捗ることでしょう。しかし、テレワークでテーブルに物をたくさん置きたい人にはやや不向きな形です。
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一人暮らしに嬉しい「折り畳み・伸長式」
ダイニングテーブルの中には、人数が多い時にはテーブルトップを広げ、1人の時には折り畳んでコンパクトなテーブルとして使えるものが存在します。用途によってテーブルの大きさを変えられるという点は、一人暮らしのコンパクトなお部屋に住んでいる人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
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ダイニングテーブルで叶える「新しい生活様式」

テレワークが急速に広まっている現在、一人暮らしのお部屋においても、程よい高さと広さがあるコンパクトなダイニングテーブルを置くことには大きなメリットがあると言えます。
家で過ごす時間が多くなりがちなこの時代。「高さはちょうどいいけれど、食事をするには狭い」パソコンデスクや、「リラックスはできるけれど食事をするには不便」なローテーブルを、ダイニングテーブルに集約するという、新しい生活様式を試してみてはいかがでしょうか。