2021.02.24

マンションの土間リノベーションってどうなの?広い玄関の3つのメリット!

リノベする

近年、若年層を中心に普及してきている、「中古マンション+リノベーション」。立地条件などが同程度の新築と比較して価格が落ち着いている中古マンションを安く取得して、マンションの占有部分(自分たちの部屋)を自分たち好みに改装する中古マンションリノベーション。

築年数が経っているとは思えないほどの最新の住宅設備や、高いデザイン性を取り入れることが可能です。また、一般的に流通している新築マンションではありえないような空間を作ることができるのも、中古マンションリノベーションの醍醐味と言えます。

今回は、その一つである「広い土間」のある玄関のメリットについて見ていきましょう。

「土間」って何?

土間とは本来、日本家屋において、屋内であるものの床材を貼っていない土がむき出しになっている部分のことを指します。わかりやすくいうと、玄関のドアを入ってから靴を脱ぐまでの土足で進む空間のことです。かつてはこの土間で農作業や料理などが行われ、日本人の生活に欠かせない場として存在していました。

現在では土のままにしている家はほとんどなく、下にタイルやモルタル、石、クッションフロアなどが施工されています。通常の分譲マンションでは、この土間は広くても一畳程度の広さ。傘立てや下駄箱などを置くと、すぐにスペースがなくなってしまいます。

広い「土間」の3つのメリット

最近では、写真のように、玄関の土間をマンションの一室とは思えないほど広く取るリノベーションを行う人が増えてきています。玄関ドアを開けてからの「プライベートな土足空間」である土間にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

さまざまな収納として大活躍!

土間は、室内でありながら土足の空間。床の上に持って上がるのはちょっと…という様々な物を収納する場として活躍するのです。広い土間のリノベーションで多く見られるのが、大容量のシューズインクローゼット。

靴の量が多く普通のマンションのシューズインクローゼットでは手狭であるという方にとって、今日履く靴をゆったりと選べる土間のシューズインクローゼットは魅力的ではないでしょうか。

また、小さなお子様のベビーカーや、野球、サッカー、テニスなどのスポーツ用品、キャンプ用のテントなど、外で頻繁に使用しているものを収納しておく場としても、広い土間は魅力的であるといえます。

趣味の場としても大活躍

前述の通り、広い土間は、アウトドア用品を幅広く収納できる場所。土間は広いと、趣味のロードバイクなどの自転車やサーブボードなど、大型のものもマンションの自室に持ち込むことが簡単になります。休日は自転車やサーブボード、ゴルフ用品などのお手入れを楽しむ趣味の場として活躍すること間違いなし。また、組み立て式の家具を組み立てたり、DIYで何かを作る場としても、広い土間は活用できます。

室内でこのような作業を行なっていると、他の用事をしている家族の邪魔になってしまったり、他の家具にうっかり傷をつけてしまったりといったリスクが伴います。広々とした土間は、ちょっとした日曜大工の場としても活用できることでしょう。

マンションの駐輪場不足にも便利

特にロードバイクが趣味というわけではなくても、マンション内の自室に自転車を保管できるというのは、集合住宅に住む上では大きなメリットと言えます。マンションの駐輪場は、物件によっては戸数に見合わない狭いスペースしか確保されていない場合があります。

また、多くはマンションの敷地内の屋外に設置されているため、特にロードバイクや電動アシスト自転車のような高価な自転車の場合はいたずらや盗難の被害に遭うことも懸念されます。マンションの規約で、エレベーターに自転車を乗せることが禁止されていなければ、自宅の広い土間に自転車を保管することができるでしょう。

マンションの駐輪場の詳細記事はこちら

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開放的でおしゃれな玄関を演出

その家を訪ねた人がまず目にする玄関は、いわば「家の顔」。土間が狭く、玄関が靴や傘立て、使っていないアウトドアグッズなどでいっぱいになっていると、それだけでお部屋の印象が悪化してしまうかもしれません。

土間を広くリノベーションし、収納力を確保することで、物に溢れた雑然とした空間ではなく、開放感あふれるスッキリとした空間を演出できます。スペースに余裕があることで、趣味のロードバイクやサーブボードなどをおしゃれにディスプレイし、個性あふれるインテリアとして活用することもできるでしょう。

玄関のリノベーション費用相場と留意点は?

玄関を拡張して広い土間を作るリノベーションは、床材のグレードなどによって変動しますが、一般的に50〜100万円程度と言われています。玄関をリノベーションして拡張するということは、当然その他の居室のスペースが少なくなるということ。施工業者と相談しながら、お部屋の間取りのバランスを総合的に判断して、どの程度まで玄関を拡張するかを決めていきましょう。

「土間」リノベは日本人の生活スタイルにぴったり!

土間は古くから日本人の生活に根ざしてきたものであり、「土間で靴を脱ぎ、室内では靴を履かない」という習慣は現在も残っています。それに対し、欧米諸国では、玄関で靴を脱ぐ習慣がないため、土間のようなスペースが存在しない家も多く見られます。

室内と外の境界であり、フレキシブルに活用できる土間スペース。まさに日本人の生活スタイルにぴったりの場所と言えるのです。