2020.04.28

テレワークは自宅の環境づくりが大切!おすすめ家具・インテリアや注意点まとめ

インテリア

ICTを活用し、自宅やカフェなど、会社のオフィス以外の場所で仕事をする「テレワーク」。日本では政府が主導する働き方改革の一環として、徐々に進められてきたテレワークでしたが、2020年前半の新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請を機に、一気に一般化しようとしています。

多くのデスクワークの方々にとっては「STAY HOME」を実践するために持ってこいとも言えるテレワーク。しかし、多くの方がリラックスする場所である家の環境は、働く場所としては不向きな環境になっていることも少なくありません。

テレワークの仕事の能率を上げるには、まずテレワークをする部屋を「働くモード」の環境に変える必要があるのです。この記事では、テレワークをする方におすすめなインテリアや、仕事をする上で注意しておくべきことをご紹介します。

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長時間座っても大丈夫な「椅子」を選ぼう

オフィスで仕事をしている方の多くは、キャスターが付いて座面の昇降が可能なオフィスチェアで日頃から仕事をしているのではないでしょうか。しかし、このオフィスチェアを自宅に持っているという方は意外と少ないのではないでしょうか。

デスクワークをする方にとって、椅子は一日の大部分を過ごす場所。椅子の座り心地が悪く、腰やお尻が痛くなってしまうようなことになれば、仕事の効率が落ちてしまうのは目に見えています。椅子が体にちゃんとフィットしているかを考えて椅子を選びましょう。

また、見落としがちなのが椅子の座面とテーブルの高さが合っているかどうか、という点です。パソコン専用のデスクで作業をするにしても、ダイニングテーブルで作業するにしても、椅子・机・パソコンの高さが合っていないと姿勢が悪くなり、体に負担がかかってしまいます。可能であれば座面の昇降ができるタイプの椅子を選ぶと良いでしょう。

ビデオ会議がある場合は「シンプルかつオシャレな背景」を意識して

テレワークの形態によっては、パソコンのWebカメラ、マイク、スピーカーを使用したビデオ会議をする場合もあるでしょう。

カメラ越しに映し出された自分背景(部屋)が、生活感溢れる雑多な空間だと、それを見た相手には仕事には関係のない部分で悪い印象を与えてしまうかもしれません。できれば生活感を出さないシンプルかつオシャレな背景を意識したいものです。

背景は白やグレーなどの無地の壁であれば、会議に参加する人たち全員が集中できるため理想と言えます。しかし、机の配置を壁の前にすることが難しい、あるいはパソコンがデスクトップで移動できないなど、様々な理由で、無地の壁の前に移動することが難しい人もいるかもしれません。

その場合、パソコンのWebカメラに映る範囲には極力余計なものを置かないなどの工夫が必要になります。不要なものを隠せる「見えないタイプ」の収納棚を利用するのも良いかもしれません。

また、窓の近くや窓に背を向けて作業をしている場合、窓からの強い光によって顔の半分が影になってしまったり、逆光になって顔が見えなくなってしまったりすることがあります。その場合、ロールスクリーンやカーテン選びにこだわることで、シンプルかつオシャレな背景作りができることでしょう。

働きやすい「明かり」を工夫しよう

家でテレワークをする上で見落としがちなのが、お部屋の明るさ。ここで、普段働いているオフィスの明かりを想像してみてください。会社によって多少の違いはありますが、大抵のオフィスは白く明るい照明で照らされ、室内の隅々まで見渡せるようになっているのではないでしょうか。

白く明るい光は手元を明るく照らして作業の正確性を上げるだけではなく、脳を活性化させる働きがあるため、働く場所として特化したオフィスの照明はそのようになっているのです。

それに対し、家は仕事が終わったらリラックスする場所。人によっては、家の中を落ち着く暖色系の照明や優しい光の間接照明にしている人も多いことでしょう。しかし、日中からリラックスしてしまっていては仕事の能率が下がってしまうかもしれません。テレワークのために、仕事部屋の照明を蛍光灯色の青白い光に変えてしまうという方法もありますが、仕事が終わった後その場所を家族団欒やくつろぎの場所にする場合はそうはいきません。

この問題を解消するための解決策として、デスクライトで机をピンポイント明るくする、あるいは光の色味や明るさを調節できるスマート照明を導入するなどの方法があります。仕事とプライベートの環境をスイッチ一つで切り替えられるようにしておけば、テレワークもより一層はかどることでしょう。

「音」にこだわると集中力が上がることも

車の騒音や人の声などの雑音があったり、逆に部屋に一人きりで無音空間が苦しかったり、といった理由で、仕事に集中するために音楽をかけたいという方も多いのではないでしょうか。

公共の場であるオフィスとは異なり、テレワークをしていれば自分の好きな選曲でBGMを流すことができます。

おすすめなのはワイヤレススピーカーやスマートスピーカーのような、持ち運びできるスピーカー。作業場所に縛られず、好きな音楽に包まれながら集中して仕事ができるでしょう。近年は、室内の空間デザインに調和するようなコンパクトでシンプルなものが多く発売されています。

インテリア以外にも注意しておくべきこと

ここまで、テレワークのために自宅の環境を整えるインテリアについて見てきましたが、働きやすいテレワーク環境づくりにはその他の要素も必要です。

まず、テレワークは、インターネットがないと成り立ちません。そのため、家にインターネット環境は必須となり、家の中でも無線LANの電波状態が良い場所をテレワークのスペースとして選ぶ必要があります。 次に、家族や来客によって仕事が中断されないように注意すべきです。

仕事をしている時間帯は家族に部屋に入ってきたり声をかけたりしないように頼んでおきましょう。また宅配便などが来る場合は、可能であれば仕事をしていない家族に対応をお願いしたり、一人の場合は宅配は仕事時間外で届くように時間指定することをおすすめします。

環境次第で仕事の能率はUP

環境次第で仕事の能率が上がるのは、オフィスにいる時と全く同じ。

例えば、オフィスのデスクが平積みの書類や私物だらけでゴミ屋敷のようになっている人は、往々にして仕事が遅い…なんてことを思ったことはありませんか?

せっかく働く環境がガラリと変わるテレワーク。シンプルでおしゃれな環境づくりをして、オフィスにいる時以上の仕事の能率UPを目指しましょう。