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賃貸なのにリモコン式の温水洗浄便座を購入してしまったら

築年数の古いマンションやアパートの一室を借りると、トイレが温水洗浄便座ではないことがあります。しかし、現代、温水洗浄便座がないトイレはもはや苦痛であるという方も少なくないでしょう。そんな時は、不動産会社を通して大家さんに掛け合えば、取り付けてもらえる可能性があります。


もし、大家さんの負担で取り付けてもらうことはできなくても、実費で取り付けるならば構わないと言われる可能性があります。今回は、実際に実費で温水洗浄便座の取り付けを許可されたIさんが、とある困難にぶつかりながらも温水洗浄便座を取り付けるまでを見ていきましょう。賃貸住宅での温水洗浄便座の取り付けに関しては、こちらの記事もご参照ください。


>> 賃貸住宅に、自前のウォシュレット・温水洗浄便座は取り付けられる?


ろくな知識もなく商品を選んだIさん


「最近の温水洗浄便座は、説明書を読めば自力で取り付けられる。」という、出所不明の曖昧な情報を元に通販サイトで適当に温水洗浄便座を選んだIさん。せっかく自分で購入するのだからと、上位機種を購入することにしました。まるで温水洗浄便座ではないようなスッキリとしたデザインで、センサーが入室を感知して便器の蓋を自動開閉してくれるという機種です。この上位機種を選んだことが、後に悩みのタネとなることをIさんは知りませんでした。


壁に取り付けるリモコン


商品の到着後、Iさんは驚愕の事実を知ることになります。何とこの機種は温水洗浄便座本体横に操作ボタンが付いているものではなく、壁に取り付けるリモコンを使って操作するタイプだったのです。便座の横にボタンがついていないため、Iさんが気に入った「スッキリとしたデザイン」が可能になっていたのでした。


リモコンは、ベースとなるハンガーパーツを壁に取り付け、その上に引っ掛ける形式のもので、ねじ釘を壁に打ち込んで固定する形式。かなり長さがある専用のねじ釘が同封されていました。しかし、Iさんの家は賃貸住宅。壁にねじ釘の穴を開けると、退去時に敷金から修繕費用を引かれてしまいます。


賃貸住宅で、壁に穴を開けても修繕費用を取られないラインは、画鋲程度の穴まで。(賃貸住宅の掲示物やフックに関しては以下の記事をご参照ください。)


>> どこまでなら許される?賃貸住宅の掲示物・フックの壁掛け事情について


しかし、当然ながらそれなりの重量があり、毎日ボタンを押すリモコンを支えるには、画鋲では耐久性にやや不安が残ります。そこで、Iさんは画鋲のような小さい跡しか残らないにも関わらず、対荷重7kgまで支えることができる商品「ハイパーフックかけまくり」のピンを使い、耐久性を上げることにしました。


この「ハイパーフックかけまくり」は、石膏ボードの壁に押し込んで刺すと、2本の細い針が石膏ボード内でクロスすることで、優れた耐久性を実現する商品です。重たい額縁の絵画や時計などもかけることができる優れもの。ピン2つで対荷重7kgなので、温水洗浄便座のリモコン程度の重さは余裕で支えられる計算です。実際にIさんは、ボタンを押して使用してもグラつかず、リモコンが落下する様子もなく快適に使えているようです。


今回はたまたま「ハイパーフックかけまくり」で留めることができましたが、リモコンのハンガーパーツの留め穴の形状がメーカーにより異なっているため、全てのメーカーのリモコンで取り付けできるわけではありません。ハンガーパーツの穴の形状をよく調べてから取り付けましょう。


賃貸住宅ではリモコン式はNG


賃貸住宅に温水洗浄便座を取り付ける際は、デザインがスッキリしているからといってリモコン式の機種を選ばない方が良いでしょう。本体横にボタンがついている機種であれば、壁に小さな穴だけでリモコンを取り付けるために「ハイパーフックかけまくり」のような商品を別途に購入する必要もありません。


特に、ネットの通販サイトでは、便座本体の画像がメインに表示されているため、リモコン式であることがわかりづらいこともあります。これから購入しようとしている機種が本体にボタンが付いているのか、リモコン式なのかよく調べて購入しましょう。


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