2019.05.22

シンプルで使いやすいスマートロック「SESAME mini」アプリの設定方法

暮らしのQ&A

近年話題となっているスマートロック。自宅の鍵をオートロック化したり、スマートフォンで開錠・施錠が行えるようにしたりできるIoTで、国内外のメーカーが数種類の商品を販売しています。

スマートロックの詳細記事はこちら

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過去の記事「人気のスマートロック「SESAME mini」を使ってみてわかったこと」では、シンプルで使いやすいと評判のスマートロック、CANDY HOUSEの「SESAME mini」について、サムターンの上に「SESAME」本体を設置して、Wi-Fiアクセスポイントのセットアップを一通り終えるまでを取り上げましたが、ここではSESAMEアプリの設定方法を主に取り上げていきます。

SESAMEを操作できる公式アプリ「Sesame, by CANDY HOUSE」は、iOSのApp StoreとAndroidのGoogle Playの両方でダウンロード可能なアプリですが、ここではiOS版で解説します。

SESAMEアプリのダウンロードはこちら

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なお、この文章はSESAMEを設置し、本体とWi-Fiアクセスポイントの初期設定が終わった状態から解説します。本体の設置やWi-Fiアクセスポイントの設置・設定方法は以下の記事をご参照ください。

SESAME mini 本体の設置や初期設定の詳細記事はこちら

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SESAMEアプリの基本画面と基本操作

「Sesame, by CANDY HOUSE」の画面を起動すると、現在使用しているSESAMEの状態が表示されます。

SESAMEが施錠されていれば画面中央上の文字が「Locked」になっており、開錠されていれば「Unlocked」と表示されるようになっています。

サムターンの部分をタップするごとに施錠→開錠→施錠…と切り替えることができます。

SESAMEを複数台登録・利用している人は、左上のアイコンをタップすると、他のSESAMEへアクセスすることが可能です。(画像では1台のみ登録しています)

この画面の右上の歯車のアイコンをタップすると、「アカウント設定」の画面が開き、帰宅時にSESAMEを手ぶらで開錠できるように設定することができるようになっています。

また、iPhoneを持っている人のみ、iPhoneをコンコンとノックすると開錠するユニークな機能を利用できます。

管理画面で様々な設定が可能

SESAMEアプリのホーム画面から、左下の「管理」ボタンをタップして、開いた画面の左上部の「管理」タブを開くと、SESAMEがWi-Fiに接続されているかどうかや、SESAME本体のバッテリーの残量を確認することができます。

この画面から、「設定を変更」の文字をタップすると、「セサミの管理」の画面が開き、SESAMEの名前の設定や、オートロックの設定(何秒後に施錠するかを設定可能)、SESAMEが施錠・開錠されたことを知らせる通知機能のON/OFF、Google AssistantやAmazon Alexaなどとの連携のON/OFFの設定ができるようになっています。

一番下の「ロックの角度を再設定する」というボタンをタップすると、SESAMEのサムターンの角度が不十分である場合に再設定することができます。

iOS端末の場合、SiriでSESAMEの開錠・施錠・状態確認ができる

iPhoneなどのiOS端末を利用している場合、音声アシスタントSiriを使ってSESAMEに指令を出すことが可能です。

ここからはその設定方法を解説します。

1. iOSの「設定」をタップ

2. 「Siriと検索」をタップ

3. 「ショートカット候補」一覧の下の「すべてのショートカット」をタップ

4. SESAMEのアプリをインストールしていると「セサミ」の欄があるので、設定したい動作(開錠、施錠、状態を知るのいずれか)の右の「+」をタップする

5. 画面下の赤い録音ボタンをタップして、その動作を行うフレーズを録音する

開錠の合図を「開け、ゴマ!」とするなど、開錠・施錠・状態確認の合図を好きなフレーズに設定できます。

誰にもバレないユニークな言葉にするのも面白いかもしれません。

Siriの設定が完了すると、Siriを起動して設定したフレーズを言うだけでSESAMEを操作できるようになります。

何も知らない人の前でこの動作を行うと、魔法を使っているように見えることでしょう。

マンションの高層階に住んでいる場合は、手ぶら解錠よりもノック解錠がおすすめ?

実際にSESAMEを使っている方には、マンションに住んでいる場合は、手ぶら解錠よりもノック解錠の方が安心だという方がいます。

SESAMEの手ぶら解錠は、GPSによって携帯電話の位置を把握し、SESAMEを開くようになっています。

そのため、自室までエレベーターで上がっている間に手ぶら解錠が作動して、部屋に着いた頃にはオートロックにより鍵が閉まってしまう…と言う状態になることがあるためです。

集合住宅では、自分が部屋のドアの前に帰るまでに鍵が開いてしまうリスクを避けるためにも、ノック解錠を選んだ方が安全だと言えるでしょう。

シンプルな操作で使いやすいアプリ

SESAMEを実際に使ってみて、シンプルな操作ながら細かい設定ができるアプリの操作性の良さを実感しました。

アプリを起動したばかりの画面では、シンプルなサムターンのみの画面となり、誤操作で細かい設定が変わってしまわないような工夫が見られます。

今後もさらに機能の追加などが噂されているSESAME mini。手軽に導入できて使いやすいスマートロックで、未来を一足先に体感してみてはいかがでしょうか。

SESAMEシリーズのメーカーサイトはこちら

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