2022.10.11

ラグなし生活で暮らしはどう変わる?冬は寒い?

暮らしのQ&A

お部屋をおしゃれにしてくれるデザイン豊富なラグ。そんなラグをあえて置かない「ラグなし生活」に魅了される人が増えています。でも、冬場は寒そうだしなんだかお部屋も味気なくなるのでは?という方も多いはず。今回はそんなラグなし生活の5つのメリットと3つのデメリットをご紹介します。

リビングにはラグを敷くという固定概念を捨てて、是非、インテリアの参考にご覧ください♪

ラグを敷かないという選択

多種多様でおしゃれなラグをインテリアとして敷く習慣がついている方は多くいらっしゃると思います。しかし、今回はあえてラグを「敷かない」という選択。

床の面積が多く見えることでお部屋がすっきりシンプルな印象に変化するだけでなく、いつでもお掃除しやすいのも嬉しいポイント!SNSでもよく見かけるおしゃれな「スッキリとした暮らし」を作りやすくなります。

ラグなし生活5つのメリット

「スッキリとしたお部屋にしたい」「掃除を楽にしたい」など、お部屋にはさまざまな悩みが付きもの…。そんな悩みも解決できるかもしれないラグなし生活で得れる5つのメリットをご紹介します。

ラグなし生活のメリット1. 掃除がラク

掃除機やコロコロを使ってラグを掃除しても、無限にゴミが出てくる…。

それはラグの表面についたゴミしか取れていないから。奥に入ったゴミまでは取れていないのが現実です。飲み物食べ物をこぼした時はすぐに拭き掃除をしないとシミの原因にも。その反面、フローリングならすぐに拭けるし、フロアモップなどで掃除が簡単で楽!

ラグなし生活のメリット2. ラグの掃除や洗濯の手間がない

ラグを敷くともちろんラグ自体の掃除もしなくてはいけなくなり家事が増えてしまうので、面倒くさがりの方にはメンテナンスが面倒に感じるはず。フローリングならその手間がないので楽チン!「掃除をしなければ…」という気持ちがなくリラックスして過ごせます。

ラグなし生活のメリット3. リビングがスッキリ見える

ラグがあるとおしゃれだけど、色や形、大きさなどによっては狭く落ち着かない印象になる場合も。一方、ラグがなければ床の面積が広く、圧迫感もないのでスッキリとした印象に◎。

ラグなし生活のメリット4. 汚れを溜めこまないので清潔

前述したように、掃除機やコロコロはラグの表面のみを掃除しているので、中に入り込んでしまった汚れやゴミがとり切れていません。そうすると、ダニやカビの増殖が進み、ハウスダストアレルギーを引き起こす原因にも。その点、フローリングならそういった汚れがなく、汚れがあってもすぐに気付きやすいのでササっと吹けばOK。いつも清潔でいられます。

ラグなし生活のメリット5. 夏はフローリングが気持ちいい

フローリングだと足元が涼しく冷たくて、夏場は特に心地いいのもラグなし生活のメリット。ついついスリッパを脱ぎ捨てる回数が増えるはずです!

ラグなし生活3つのデメリット

さまざまなメリットがあるラグなし生活ですが、良いことばかりではないのも事実。ここからはラグなし生活の3つのデメリットもご紹介します。

ラグなし生活のデメリット1. 冬は寒い

冷気は床から伝わるため、寒い冬は足元がひんやりとします。さらに、暖かい空気は上に上がるので暖房をつけても寒く感じるので、ラグを敷かない場合は足元を暖かくする工夫が必要です。

ラグなし生活のデメリット2. 床に傷がつきやすい

ラグがない場合、家具の移動や家具がずれてしまう時、物を落としたりするとどうしても床に傷がついてしまうデメリットがあります。その点ラグがあるとクッション材の役割となってキズが付きにくくなります。

ラグなし生活のデメリット3. 音が響きやすい

ラグは音を吸収してくれるので、ラグがない場合だと足音や物を落としたり動かしたりする音が響いてしまいます。特に、お子さんのいるご家庭やマンション暮らしの方は下の階の人が騒音で迷惑していないか気になるかもしれません。

特に夜は大きな音を出さないようにしたりとなるべく音に気をつけるよう注意が必要です。

冬場の寒さ対策

冬でも椅子に座ったりソファに座ったりするならそこまで寒くない方もいますが、床に座ることが多い方は寒いはず。冬場はラグの代わりにクッションを置いたり常に暖かい素材のスリッパを履いたりするのがおすすめ。

他にも、ひざ掛けや温かい生地の靴下を履いたり、エアコンではなくオイルヒーターを使用するのも効果的です。オイルヒーターは輻射熱で部屋を暖めるので、エアコンよりも足元が温まりやすく、乾燥しにくいというメリットも◎。

最後に

今回は、ラグなし生活のメリットデメリット、冬場の寒さ対策などをご紹介しました。何気なくインテリアの一部となっていたラグを敷かないだけで、より暮らしやすくなることもあります。

「ラグなしにしようか迷う…」という方の参考になれば嬉しいです!固定概念にとらわれず、自分らしい暮らしのインテリアを叶えてみましょう♪