2021.06.09

アイランドキッチンとは?メリットデメリットと人気の間取りを紹介!

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幅広い世代の方から人気のアイランドキッチン。その特徴とは一体どんなものなのでしょうか。アイランドキッチンのメリットデメリットのほか、サイズ感や収納スタイル、人気の間取りなどご紹介していきます!

アイランドキッチンとは

アイランドキッチンとは、アイランド(Island)=島という言葉の通り、シンクや調理スペースが壁から離れて島のように独立しているタイプのキッチンのことです。2人で並んで料理ができたり、両側から回りこめて動線が楽なことから2人暮らしのご夫婦から4人以上の家族の方まで幅広いニーズに対応している人気のキッチンです。

おうち時間が長くなる近年、キッチンに立つ時間も長くなりがちなことからアイランドキッチンに興味がある方は多いと思います。では、アイランドキッチンにはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

アイランドキッチンのメリット

1. 家事動線が良い

キッチンの左右に空間があることから、両側から回りこめて家事動線が楽なのがアイランドキッチンの長所です。実際に、キッチンを中心に設計を計画された方の中には、回遊できるアイランドキッチンにしたことで、家事動線が楽しく変化したという方もいます。

2. 複数人で料理を楽しめる

料理にこだわってみたり、家族でキッチンに立つことが増える昨今、みんなで一緒に料理がしやすいのもアイランドキッチンの魅力。周りに壁が無いことから、通常よりもスペースを広くとることできるからです。お子さんと一緒にお菓子作りをしたり、夫婦で調理したりとおうち時間が楽しくなりますね。

3. 家族で料理の配膳・片付けがしやすい

キッチン周りが解放されているので、家族で料理や片付けがしやすくなったという声も。家族で連携して準備などができるので、お子さんの食育や片付けの習慣づけにもなります。

4. オープンなコミュニケーションがとれる

リビングやダイニングを見渡せるアイランドキッチンは、家族との会話をしながら料理や後片付けができます。料理をしながら子どもを見守ったり、家族や来客とコミュニケーションしやすいだけでなく、テレビや窓の外を眺められるのもいいですね。

5. レイアウトの自由度が高い

アイランドキッチンが人気の理由の一つには、レイアウトの自由度が高いという点です。例えば、キッチンとダイニングテーブルをくっつけるスタイルや、キッチンの向かいにカウンターを設置するといったスタイルが楽しめます。 シンクの上に吊戸棚の収納を付けたり、背面に飾り棚を取り付けることもでき、おしゃれな工夫や収納力をプラスすることができます。

アイランドキッチンのデメリット

おしゃれで魅力たっぷりのアイランドキッチンですが、後悔した…という方も残念ながらいます。そのデメリットとは一体なんでしょうか。

1. 水はね・油跳ねがしやすい

オープンなキッチンは水はね・油はねが気になると言う方の意見が多くあります。なるべくキッチンに立ち上がりをつけるなどの工夫が大事ですが、その場合はキッチン側がカビないように注意が必要です。

2. キッチンが丸見えになる

急な来客や友人を招くときなど、なるべくキッチンは見られたくない場所です。しかし、オープンな対面式のアイランドキッチンは、料理中に散らかった手元が隠せなかったり、調理台やシンクがゲストから見えてしまいます。整理整頓を常にしておかなければ、すぐに散らかった印象のキッチンになってしまうのはデメリットだと言えます。

3. 匂いがリビングに流れやすい

リビングダイニング側の壁がないアイランドキッチンは、料理の匂いが広がりやすいというデメリットがあります。また、アイランドキッチンには防火の観点からIHクッキングヒーターをとり入れているものが多いのですが、ガスに比べて上昇気流が弱く、換気扇を回しても匂いをうまく吸い取ってくれないという弱点があります。

4. スペースをとる

例えば、一般的な対面キッチンの場合は幅3.3m×奥行2.1mの4.5畳ほどの広さがあればいいとされています。しかし、アイランドキッチンとなると両サイドに通路を作る都合などもあり、5~6畳ほどの寸法が必要となってきます。 キッチンに幅を取りすぎると、他の空間が窮屈になってしまう場合もあるので間取りを考えるときには工夫が必要です。

5. 比較的価格が高い

アイランドキッチンは、キッチンを壁付けしないことから4面すべてに化粧パネルが必要になります。その分、部材がいるので通常よりも価格が高くなってしまいます。

アイランドキッチン・人気の間取り

アイランドキッチンがある間取りでは、パントリーのような収納のある間取りと通り抜けできる回遊性のある間取りの組み合わせが人気です。

キッチンがセパレートタイプのアイランドキッチンは、シンク部分とコンロ部分を分け、壁付け側と対面側とで収納プランやレイアウトを楽しむことができます。 充実したパントリー収納が魅力の間取りは、LDKが広々と使えるほか、上に吊戸棚がない分、スッキリとしたおしゃれなキッチンに。ウォークスルーのような回遊性の工夫を施すことで、LDK側と寝室側で使うものの割合を変えれて便利です。

収納の工夫

アイランドキッチンは収納量を確保する工夫がいるため、間取りを計画する際には、細かな部分まで入念に考えたいもの。収納スペースを確保する方法は、カウンターを設置してカウンター下に収納棚をつくったり、背面収納やパントリーで収納力をつけるなどといったプランがよくあります。

まずは、どのくらいの量の物を持っているかを確認したうえで、どこに何があったら動線がラクなのかを計画していきましょう。

通路のサイズ感を知る

アイランドキッチンは出入りが2か所あって人の出入りが多くなるので、周囲には十分なゆとりが必要です。キッチンに立つ人の体型にもよりますが、キッチン周りには最低70cmの通路幅を確保したいもの。大人2人でキッチンに立つ場合や通路を2人ですれ違う場合が多ければ、最低でも100cmはあったほうが安心です。 

間取りは平屋や縦長、マンションなど新築住宅のカタチによって変わってくるので、自分の家の通路幅が狭すぎず、広すぎない程度になる事が大切です。また、取手のでっぱりや開け閉めのある冷蔵庫は通路間隔に影響するので寸法は事前に確認して置くことをお勧めします。

快適なキッチン空間のために

料理中でも家族の様子が分かりやすく、自然とコミュニケーションを取りやすいアイランドキッチンは、キッチンプランを重要視する方にとってはとても魅力的なキッチンです。しかし、金額が高い・スペースをとるといったデメリットもあるので、家族でしっかり話し合いながらプランを計画的に立てていきましょう。