2021.09.24

アイランドキッチンはどこがいいの?メリットとデメリットまとめ

建てる

ここ20年ほどで急速に人気が高まった「対面キッチン」。中でも、キッチンが完全に壁から離れて独立しているアイランドキッチンに憧れる人は多いと言われています。

今回は、アイランドキッチンの定義や、壁付キッチンと比較したメリット・デメリットを見ていきましょう。

アイランドキッチンとは?

アイランド(島)の名の通り、アイランドキッチンはシンクやコンロ、作業スペースが、壁から離れたテーブルのような状態になっているキッチンのこと。リビング・ダイニングにいる家族と会話ができるのは対面キッチンも同様ですが、キッチンに両サイドから出入りできるアイランドはより作業がしやすいと言われています。

アイランドキッチンのメリットとは?

メリット1. 開放的でおしゃれな空間で料理ができる

壁から独立しており、リビング・ダイニングの方を向いて料理ができるアイランドキッチン。左右どちらかが壁にくっついている対面キッチンや、リビング・ダイニングに背を向けて料理をすることになる壁付キッチンと比較すると、「キッチンに籠って料理をしている」という感覚を持つことなく開放的に料理ができます。

また、「開放感」は最近のおしゃれな家づくりの重要な要素。アイランドキッチンを導入することで、絵になるLDKを作ることができるでしょう。

メリット2. 複数人の作業がしやすい

アイランドキッチンは壁から独立しており、四方全てから調理に加わることができます。そのため、動線が重なりにくく、複数人が分担して料理を行いやすくなっています。壁に接している対面キッチンや壁付キッチンなどの従来型のキッチンは、動線が横一線で重なってしまうため、複数人が同時に作業を行うと他の人を避ける必要があり、やや効率が悪くなってしまいます。

また、リビング・ダイニングとの間にも壁長いため、完成した料理をスムーズにダイニングテーブルへと運んだり、食べ終わった食器をシンクや食器洗い乾燥機へと運ぶのもスムーズに行えます。

メリット3. リビングにいる家族と会話しやすい

壁付のキッチンだとリビング・ダイニングに背を向けて料理や洗い物を行うことになるため、キッチンで作業している人が他の家族と会話をすることが困難になります。アイランドキッチンと対面キッチンでは、向かい合った状態で作業をすることができるので、背を向けた状態よりもはるかに声を聞き取りやすく、コミュニケーションがとりやすくなります。

メリット4. カウンターを付けるなど、お部屋のレイアウトの自由度がUP

新築やリノベーションでキッチンをアイランドキッチンにする場合、壁付けのキッチンと比べるとお部屋のレイアウトの自由度が高くなるというメリットがあります。例えば、キッチンとダイニングテーブルを繋げた機能的なスタイルにしたり、シンクやコンロと反対側の部分をカウンターにしたりと、壁付けでは考えられないレイアウトを楽しむことができます。

従来のキッチンの方が良い部分もある

ここまで、アイランドキッチンのメリットを取り上げてきましたが、人によっては従来の対面キッチンや壁付キッチンの方が良い、と感じる部分もあります。ここからは、アイランドキッチンであるがゆえに、ある程度覚悟しておかなければならないデメリットを見ていきましょう。

デメリット1. キッチンが丸見えなので散らかっているとカッコ悪い

壁で隠された部分がなく開放的なアイランドキッチン。しかしそれは裏を返せば、リビング・ダイニングからキッチンの中身が丸見え、ということになります。

そのため、調味料のストックや調理器具を手に取りやすい場所に置いたままにしていると、一気に生活感が出てしまい、せっかくのスタイリッシュさが台無しに。足元の部分まで見えやすいので、床に置いたままうっかり片付けていない物や、床の汚れなども見えやすくなってしまいます。

いい意味でも悪い意味でも「見える」と言うことを意識して、整理整頓の行き届いたキッチンにする必要があります。

デメリット2. 水はね・油はねが見えやすく、油はねガードが必要な場合も

壁のないアイランドキッチンは、コンロの油はねやシンクの水はねが目立ちやすくなると言われています。綺麗でスタイリッシュな状態を維持するためには、コンロの前方に油はね対策のオイルガードを作ったり、シンクを水はねしにくいものにしたり、キッチンの床を油汚れにも強いタイルなどの素材にしたり、などの対策が必要かもしれません。

しかし、そのような対策をした上でもやはりこまめなお掃除は必須だと言えるでしょう。

デメリット3. 料理の匂いが広がりやすい

キッチンが個室になっていない限り、アイランドキッチン以外のキッチンでも当てはまることですが、開放的で壁に隠れる部分がない分、料理をするとその匂いがリビング・ダイニングまで伝わりやすくなります。料理の匂いが気になるという人は、パワフルな換気扇を導入するなどの対策が必要です。

デメリット4. 広いスペースが必要で価格が割高

アイランドキッチンは壁付のキッチンと比べるとスペースが必要になります。そのため、リビング・ダイニングの広さをしっかりと確保したい場合は、LDK全体の広さに余裕がなければ取り入れることは困難です。LDKのスペースに余裕がないにも関わらず、無理やりアイランドキッチンにしてしまうと、キッチン以外の生活空間が圧迫されることになります。

また、アイランドキッチンは壁付けキッチンと比較すると価格が割高になる傾向があります。限られた予算内で家づくりをする場合、キッチンに重点的にお金をかけるのか、他の部分にお金をかけるのかをよく検討する必要があるでしょう。

メリットも多いが注意も必要

開放的で、様々なメリットがあるアイランドキッチン。しかし、オープンタイプの見えるキッチンであるがゆえに注意しなければならないことも多いのが現実です。

家に住んでから、ほぼ毎日使うことになるキッチン。スタイリッシュで人気があるからと安易にアイランドキッチンを選ぶのではなく、ご自分の生活スタイルや、家のLDKスペースの広さなどを考慮しながら、どのキッチンが最適なのかを判断しましょう。