2021.04.30

ベランダに家庭菜園は作れる?初心者でも育てやすい野菜5選

暮らしのQ&A

2020年から流行の続いている新型コロナウイルス感染症。感染拡大を防ぐためになるべく不要不急の外出を控え、家にいる時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。この度のコロナ禍で増えた「おうち時間」の活用法として静かなブームを呼んでいるのが、自宅の庭で野菜を育てて収穫する「家庭菜園」

外出機会が減る中、野菜の成長中は自然の緑を楽しんだり、収穫の喜びを味わうことができる家庭菜園。家庭菜園は土の庭のある戸建住宅の方が作りやすいのは想像に難くない事実ですが、マンションやアパートのベランダでプランターを使って行う方法でも、野菜を育てることは可能なのです。この記事では、ベランダで家庭菜園を行うための準備や注意点と、ベランダでも育てやすいと言われている野菜5つを見ていきましょう。

ベランダ家庭菜園のために必要な5つのアイテム

土のないベランダで家庭菜園を始めるには、次の5つのアイテムが必要になります。虫除けネットや肥料など、育てているうちに必要になるアイテムはありますが、とりあえず始めるためにはこの5つを揃える必要があります。ホームセンターや100円ショップなどでも手に入れることができるアイテムになっています。

プランター

ベランダで家庭菜園を行う場合、直接土を敷くわけには行きません。プランターは、土を入れて種を植え付けるための容器です。肥料をたっぷりと与えて大きめの野菜を収穫するためには、プランターの大きさと深さがとても重要になります。「ちょっと大きいかな」と感じる程度の余裕のあるプランターを選ぶと良いでしょう。

野菜を育てる土づくりは、家庭菜園を成功させる上で非常に大切になってきます。上級者であれば、育てる野菜ごとに土を変えるということもあるようですが、初心者の場合は基本的な栄養素が全て混ざった万能タイプの土「培養土」を選ぶのがおすすめです。

鉢底石(はちぞこいし)

鉢底石はプランターの底(土の下)に敷いて、プランターの水はけや通気をよくするための石です。土の中で野菜の根が腐ってしまうのを防止する効果があります。

スコップ

種を植えたり、雑草を引き抜いた後の土を整えたりと、家庭菜園には欠かせないのがスコップです。プランターの大きさに対してスコップの大きさが小さいと、土を耕すのが大変になり、逆に大きすぎると細かい作業ができなくなってしまうため、スコップはプランターの大きさに応じた作業しやすいサイズのものを選びましょう。

ジョウロ

野菜に水をやるジョウロ。先端に穴のたくさん空いたシャワーのような形状のものを選べば、満遍なく水やりができ、水のやりすぎを防ぐことができるためおすすめです。

初心者でも育てやすい野菜5選

トマト

サラダとして食べる他、さまざまな料理に使えるので、家庭菜園をする人々には人気のトマト。栄養たっぷりで甘く美味しいトマトは、プランターでも比較的簡単に栽培できる野菜として有名です。植え付けの時期は4月〜6月にかけて、収穫の時期は5月〜8月となっており、今から夏にかけて収穫が楽しめる野菜です。

リーフレタス

味のクセが少なく、サラダの主役として活躍してくれるリーフレタス。種の状態から2ヶ月程度で収穫できるため、家庭菜園入門の野菜に適していると言われています。リーフレタスは春(4月、5月)と秋(9月、10月)に植えることができ、年に2度収穫を楽しむことができます。

ナス

トマトと同様、和食から洋食まで幅広い用途に使えるナスも、初心者が育てやすい野菜として有名です。大きく育つため、大量に収穫できるのがメリットのナス。植え付けは4月〜6月まで、収穫時期は6〜10月までとなっており、秋まで収穫を楽しむことができます。

葉ネギ

味噌汁や豆腐などの薬味として、和食に欠かせない野菜である葉ネギ。プランターで育てる場合、スーパーマーケットで目にするようなものと比較すると小ぶりにはなるものの、薬味としてしっかりと活躍してくれます。また、乾燥に強くそこまで水やりが必要でないこと、春と秋に種を蒔けば冬を除いて一年中収穫が可能なことなど、初心者にはとても育てやすい野菜と言われています。

ラディッシュ

サラダや漬物として食べられるラディッシュは、二十日大根(はつかだいこん)とも呼ばれている根菜。種を植えてから収穫までが最短で20日程度という短さで、すぐに収穫してみたいという方にはおすすめの野菜です。7月〜11月の植え付けがおすすめではあるものの、真夏と真冬を除いて一年中栽培ができる優れものです。

近隣への迷惑に注意して楽しもう

ここまで、ベランダで家庭菜園を始める方法や、育てやすい野菜を取り上げてきましたが、都会のベランダであっても、野菜には虫が多くやってくる可能性があります。虫が増えすぎると、近隣の迷惑になるため、必要であれば防虫ネットを購入するなどして対応しましょう。プランターにネギやニラなどを混植しておくと、害虫の生育を阻害する効果があると言われています。

また、ベランダのプランターへの水やりも注意が必要です。階下の洗濯物や布団に水がかかってしまった…ということになると、階下の人とのトラブルになりかねません。ベランダはそのマンションやアパートの共用部のため、家庭菜園の管理には念入りな注意が必要なことを覚えておきましょう。

ベランダで自然を手軽に味わえる上、収穫した野菜も味わうことができる家庭菜園。コロナ禍が長引く今年の夏に向けて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。