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リノベーションとリフォームの決定的な違い3点!あなたに必要なのはどっち?

最近、テレビ番組や広告などで「リノベーション」と言う言葉を聞くことが増えたな…と感じたことはありませんか?特にこれからマイホームを持つにあたり、中古住宅を改装して住みたいと考えている人にとって、「リフォーム」そして「リノベーション」という言葉はなおさら身近なものとなっていることでしょう。


一般的に、古い住宅を新しくする工事として認知されているリフォームとリノベーション。明確な基準がなく、定義が曖昧になっている2つの言葉ですが、両者には決定的な違いがあります。これからその違いを見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.リノベーションとリフォームの決定的な3つの違い
    1. 1.1.工事の方向性が違う
    2. 1.2.工事の規模が違う
    3. 1.3.満足度が違う
  2. 2.結局リノベーションとリフォームのどちらを選べばいい?
      1. 2.0.1.リノベーションにした方がいい場合
      2. 2.0.2.リフォームにした方がいい場合


リノベーションとリフォームの決定的な3つの違い

工事の方向性が違う

「リフォーム」は、古くなったり壊れたりしている住宅設備の修繕を行って、その建物の新築時と同じ状態に戻すための工事です。例えば、古くなっているトイレやお風呂などの水回りの設備の交換をしたり、汚れてしまった壁紙やささくれた畳を新しいものに張り替えたりといった工事がリフォームに当たります。賃貸マンション・アパートで、入居者が退去した後に行う原状回復も典型的なリフォームに当たります。


それに対して「リノベーション」は、住宅設備を新しくすることは共通しているものの、その建物の新築時の状態を目指すのではありません。その家やマンションの一室の新築時には存在しなかった新しい価値を加え、より住みよく快適に作り変える方向性で工事が行われるのです。内装や外装のデザインを一新したり、間取りの変更や水回りの移動を行ったりといったような、元々枠組みを大きく変えた住まいが出来上がるのがリノベーションです。


元の部屋(和室)には存在しなかった室内窓を用いた壁を新設 デザインを一新した開放的なベッドルーム


工事の規模が違う

前述の通り、リフォームは中古の家の枠組みや機能はそのままに、住宅設備や壁紙、畳、床材などを新品に取り替える工事が中心です。それに対して、リノベーションは既存の家の枠組みを大きく変えて、新しい価値を付与する工事が行われるため、リフォームよりも工事が大規模になります。


リノベーションの工事の手法として主流となりつつあるのが、元の家やマンションの一室の構造躯体だけを残して一旦解体し、内装や設備を一新する「スケルトンリノベーション」です。



一例として、鉄筋コンクリートの柱と梁が躯体となる「ラーメン構造」のマンションの一室をスケルトン状態にしている写真をご覧ください。マンションの共用部分である窓サッシや玄関ドアはそのまま残っているものの、室内の撤去できる壁を取り払い、壁紙や床材も全て剥がして工事を行っているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。


建物の構造が、コンクリートの壁で支えられている「壁式構造」だと、スケルトン状態にしても室内のコンクリートの壁を構造上の問題で取り払えず、間取りの大規模な変更ができない場合があります。しかしこのような場合でも、例えば和室とリビングを仕切っていた引き戸を撤去して一つの部屋にしたり、廊下部分を取り込んで玄関の土間を広く取ったりするなど、既存の構造を作り変える工事が多いため、工事の規模は大きくなります。


壁式構造であるものの引き戸を取り払い、一つの広いLDKに仕上げたリノベーション事例


満足度が違う


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モルタル調のクールな壁紙クロス(上)やカリフォルニアスタイル(下)など、住む人の強いこだわりを反映させられるのがリノベーションの醍醐味


間取りや住宅設備を一新し、住まいに新たな価値を与えるリノベーション。住む人たちが快適に過ごせる間取りや、こだわりの設備を選べるので、満足度は総合的に高いものとなります。


もちろん、リフォーム工事のみでも十分満足できるというケースもあります。しかし、それはあくまでも中古で購入した家やマンションの部屋のデザインや間取りがたまたま自分達にマッチしていたケースに限られるのではないでしょうか。


築年数が30年を超えるような中古の住宅の間取りは、多くがLDKが無いものであったり、浴室やトイレのスペースが現代の標準で考えるとやや狭めであったりと、間取りを変更できないが故に不自由さを感じてしまいがち。思い切ってリノベーションをして、古い4DKを3LDKにしたり、部屋を一つ減らしてウォークインクローゼットを新設したりして、自分好みにカスタマイズした方が理想の住まいへの近道と言えるのではないでしょうか。


つまり、リフォームの工事だけだと、「住む人が家に合わせる」という生活になり、リノベーション工事を行うと、「家を住む人に合わせる」ので、結果的にリノベーションの方が満足度の高い生活を送ることができると言えるのです。



結局リノベーションとリフォームのどちらを選べばいい?


ここまで、リノベーションとリフォームの3つの決定的な違いを見てきましたが、どちらを選ぶべきかはマイホームを持つ人が何を必要としているかによって変わってきます。リノベーションは、リフォームよりも自分たちにフィットした快適な住まいを作ることができる反面、一般的にリフォームよりも工事が大規模になって費用と時間がかかります。どちらを選ぶべきか判断する基準を参考までにまとめました。


リノベーションにした方がいい場合

・デザインや設備など、住まいへのこだわりが強い

・現在の標準の間取りがいい

・毎日が“心地いい”住まいに住みたい

・ありきたりな家では満足できない


リフォームにした方がいい場合

・住み慣れた間取りの今の家をそのまま綺麗にしたい

・費用を安く抑えたい

・家全体ではなく部分的に修繕したい箇所がある


マイホーム購入は、一生に一度の大イベント。自分が必要としている工事がリノベーションなのか、リフォームなのかをしっかりと見極めてから一歩を踏み出しましょう。


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