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理想の古民家ライフ!リノベーションしておしゃれで居心地よい家をつくる方法

ここ最近、日本の古き良き伝統様式を用いた古民家の良さに気づき古民家リノベーションをする人が増えています。先人の知恵が詰まった日本様式の古民家は、見た目にもおしゃれに、そして機能的にも優れている点がたくさんあります。和と洋がミックスされたおしゃれで居心地の良い古民家リノベーションを作る方法とは一体何なのでしょうか。


目次[非表示]

  1. 1.古民家リノベーションとは
  2. 2.おしゃれな古民家リノベーションにするには”既存の建具”を上手に活かすべし!
      1. 2.0.1.引き戸
      2. 2.0.2.空間の有効活用
      3. 2.0.3.夏は涼しい風を通す
      4. 2.0.4.瓦屋根
      5. 2.0.5.耐久性が強い
      6. 2.0.6.遮音性が高い
      7. 2.0.7.欄間(らんま)
      8. 2.0.8.
    1. 2.1.古民家リノベーションには更にこんなメリットも!
  3. 3.【場所ごとで見る】おすすめの古民家リノベーション・アイディアまとめ
      1. 3.0.1.玄関
      2. 3.0.2.廊下
      3. 3.0.3.寝室に障子を組み合わせる
      4. 3.0.4.設備整った水回りと北欧ダイニング
      5. 3.0.5.欄間をインテリアに活用
      6. 3.0.6.木を基調とした内装
  4. 4.古民家リノベーションの注意点とは
      1. 4.0.1.断熱性の確保
      2. 4.0.2.耐震性を補強する
      3. 4.0.3.費用と期間がかかることを前提に
  5. 5.暮らしにフィット!おしゃれな古民家リノベーション事例
  6. 6.理想の古民家に出会うには
  7. 7.おしゃれな古民家ライフを実現させるために


古民家リノベーションとは



古民家とは、 ”築50年以上の日本の伝統的な様式を用いた「伝統的建造物の住宅」”を指します。太くしっかりした梁や柱などの部材を用いて、交差する材木同士をつなぐ仕口(しぐち)や同じ材間でつなぐ継手(つぎて)などの接続部は必ず埋めるように密着させ堅木の木片を差し込んで固めます。現代の建物のように、金具でガチガチに固定するのではなく地震の揺れを摩擦に変えて揺れが吸震するような作りとなっています。


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古民家の魅力といえば、古い伝統の技法で作った伝統美と長い年月を経て生まれる独自の落ち着いた居心地の良さではないでしょうか。しかし、新築とは違いすでに築年数を経た古民家には当然ながら設備を整えるメンテナンスや、現在のライフスタイルに合った生活様式へとリノベーションする必要が生じてきます。


おしゃれな古民家リノベーションにするには”既存の建具”を上手に活かすべし!


おしゃれな雰囲気で味のある古民家リノベーションをするには、伝統的な既存の建具を活かすことがポイントとなります。昔ながらの建具には、それぞれが持つ日本の伝統美を感じられるだけではなく機能性も兼ね備えているものが多くあります。日本の四季に合った無駄の無い作りを上手に活用することでデザイン性ある心地の良い住空間が実現します。


引き戸


空間の有効活用

スライド式で空間の邪魔をしない引き戸は、開き戸のような前後の開閉スペースを無駄に作ることなくスペースを最大限に有効活用することができます。宅配便のような大きな物の出し入れや車椅子なども通りやすくなり、バリアフリー住宅にベストとされています。来客の際には、取り外すことで大人数にも対応できるのもいいところです。


夏は涼しい風を通す

夏は開けっ放しにして風通りを良くすることで真夏でも室内はかなり涼しくなります。実際にリノベーションした古民家に住む方は、夏場でもエアコンを使用せずに戸を開けて風通りを良くして天然クーラーで過ごされる方も多くいます。


瓦屋根


耐久性が強い

粘土を高温で焼いて作る瓦は、焼き物なので耐久年数は50年以上とされ経年変化による劣化に強いのが特徴です。近年では、様々なテイストの外観に合うようにデザインも豊富に作られています。


遮音性が高い

金属製の屋根の中では耐久性に優れ、見た目もスタイリッシュなことから最近若い住宅購入者層に人気なのが ”ガルバリウム鋼板屋根” です。しかし、音をよく通す鋼板は雨が降った時などテレビの音が聞こえにくくなるほど雨音が響いてしまいます。その反面、瓦屋根は粘土でできているため雨音を吸収し音を聞こえにくくしてくれます。


欄間(らんま)


障子や襖の上にある鴨居から天井までの間の開口部にある欄間は、外からの光や風を通し、装飾を施した小さな窓のような役割をします。ここから採光をとり入れることで部屋の奥まで日が入り、時間帯によって違った表情の光を楽しむことができます。


夏の蒸し暑い日は、上昇した温かい空気をここから逃がしてくれ、さらに心地よい風を通し室内を涼しく保ってくれます。また、部屋と廊下の境や部屋と部屋との境目にあることでどこからでも装飾を見ることができるだけでなく、最近ではその高いデザイン性からインテリアとしても重宝されています。



“庇”(ひさし)とは多くの古民家の窓や出入り口など、開口部の上に取り付けられている小型の屋根を指します。真上から照り付ける日光を遮ってくれるだけではなく、雨が降った時もその下の空間に開放感を与えてくれることで天気に関係なく快適に過ごすことができます。そんな庇は外壁や窓を雨や汚れから守ってくれる働きもあるため一石二鳥。夏の季節には風鈴を取り付けて季節感を味わうのも庇の楽しみ方の一つです。


古民家リノベーションには更にこんなメリットも!

・固定資産税が軽減できる

固定資産税の税額は建物の築年数で決まります。新たに建て替える新築物件よりも税額を抑えることができます。


・天然の建材で健康に良い住宅

化学物質を含まず自然素材や無垢材を使用した古民家は、化学物質の有毒なガスが主な原因となるシックハウス症候群になりにくい家なのです。


【場所ごとで見る】おすすめの古民家リノベーション・アイディアまとめ


古民家リノベーションの魅力は、"独自のデザインを生み出せること"も挙げられます。伝統的な既存建具は、味のあるビンテージ感が独特の落ち着いた印象を部屋に与えてくれます。ダイニングには北欧スタイルや西海岸スタイルの家具を置いても和のインテリアと相性抜群です。和洋折衷のおしゃれな古民家リノベーションのイメージにつながるようなアイディアをご紹介します。


玄関


家の顔となる玄関。古民家の場合は大抵が引き戸で作られています。純和風のデザインガラスから光を玄関にたくさん取り込んでくれます。さらに古民家の玄関の特長としては、広々とした土間があることです。まるで旅館のような土間空間に、アンティーク調の棚やおしゃれなインテリア雑貨を置くだけでも他にはない独自の玄関となり、来客にも喜んでもらえそうですね。



廊下


玄関から各部屋の引き戸と繋がっている長い廊下は古民家ならでは。長い年月を掛けて住人が歩いたその廊下は、落ち着いたトーンの木の色合いと艶感が出ていて新築にはない素敵な風合いがあります。しかしながら、毎日歩く場所なので老朽化が進んでいるケースが多くリノベーションの必要性が高いところでもあります。リノベーションの際には、他の部屋やインテリアとの相性なども考えて好みの無垢材に張り替えるのも楽しいでしょう。


寝室に障子を組み合わせる


障子を寝室に再利用することで、外からの柔らかな光を取り入れたり、間接照明の優しい光で室内を落ち着いた雰囲気にしてくれます。障子の淵で使用されている木とベッドフレームのカラーを合わせるとより統一感が生まれます。障子から差し込む柔らかな光でストレスを感じることなく気持ちよく朝を迎えれそうですね。


設備整った水回りと北欧ダイニング


水回り設備の老朽化が進んでいる古民家は、現代仕様のキッチンへとリノベーションする必要があります。既存建具を上手く残しつつ、毎日の家事をするキッチンは使い勝手の良いリノベーションを行いましょう。日本様式の空間には、天然素材を使用した北欧家具やブルックリンスタイルのようなヴィンテージ感あるインテリアもマッチするので、和と洋の両方のデザイン性を取り入れることでよりおしゃれなダイニングへと生まれ変わります。


欄間をインテリアに活用


もともと、採光や風を通すために障子や襖の上に取り付けられた欄間は、古民家によって違った組子や彫りがなされています。他にはない装飾をインテリアとして壁に取り入れることでオリジナリティが生まれます。ほのかな灯りが情緒あるキレイな影を作り独特の空間演出をしてくれます。



家の奥にある部屋や、窓のない部屋の壁に欄間を取りつけることで光が入り室内に優しい光を届けてくれる採光の役割もしてくれます。リノベーションで新調した快適な洗面所の壁などに設置すると和モダンでおしゃれな印象を与えてくれます。


木を基調とした内装


古民家に入ったときにまず目に入る立派な柱や大きな梁には、天然木がふんだんに使用され室内全体が温かみのある木を基調とした作りとなっています。床や扉など、あらゆるところに無垢材が使用されていることで吸湿性と通気性に優れた過ごしやすい家となります。自然素材で作られている古民家は健康に優しく赤ちゃんも安心して過ごすことができます。


古民家リノベーションの注意点とは


古民家物件は、経年変化から生まれる味わいある落ち着いた雰囲気が人気の一つです。しかし、すでにある程度の築年数が過ぎた建物にはさまざまなデメリットも存在します。おしゃれな古民家にすることだけを考えるのではなく、家全体の快適性を高めることにも注意が必要です。ここでは、古民家リノベーションをするときに押さえておきたいリノベーションの注意すべき点をご紹介します。


断熱性の確保


古民家のデメリットとして挙げられるのがその "断熱性の低さ” です。昔の日本の夏は蒸し暑く過ごしにくかったため、先人の知恵は、夏をいかに涼しく過ごすかということを中心に家づくりが行われています。古民家で過ごす冬は寒く快適さに欠けるので "断熱リフォーム" を行い断熱性を高める必要があります。


断熱のリフォームで注意したいのが「湿気」です。寒い冬は暖房器具を過剰に使いがち。そのときに結露が生まれ、カビや部材の腐食の原因となってしまいます。最近は、古民家のリノベーションをDIYで考える方も多いですが、こういった断熱リフォームなどは、専門的な知識が必要となってくるので断熱リフォームを手掛ける業者にまずは相談して依頼することをおすすめします。


耐震性を補強する


古民家の構造は壁が少なく広々とした間取りが特徴的です。現代の建物と違い、壁が少ないということはその分支える面が少なくなり耐震性が低くなってしまいます。そのため、家の強度をあげるためにも耐震補強をする必要性が出てきます。


古民家の耐震性を上げるため、必要な箇所を金具で固定しコンクリート基礎を打つために鉄筋を配置します。こうして耐震補強のリノベーションを行うことで大きな震災に備えることができます。


費用と期間がかかることを前提に


このように、築年数が増した古民家には寒さに備える断熱と耐震強度を補うリノベーションが必要となります。魅力的な古民家は築年数が100~200年以上の物件も存在します。やっとみつけた理想の古民家でも、大掛かりなリノベーションが必要となり想像以上に時間と費用がかかる可能性があることを注意しておきましょう。リノベーションを行う際には、期間中の仮住まいの場所も探す必要があることも念頭に置いておくほうがいいかもしれません。


>> 忘れないでおきたい建て替え・リノベーションの際の仮住まい


暮らしにフィット!おしゃれな古民家リノベーション事例


こちらはバイク好きの施主様がリノベーションした古民家の様子です。趣味のバイクが木製の引き戸の倉庫に収納され和空間に違和感なく溶け込んでいます。倉庫前にスロープを作ったことで、天気のいい日のツーリングや雨の日の収納もスムーズに行えます。施主様の暮らしに寄り添ったリノベーションのカタチです。



リビング際の階段を上ると作業スペースに繋がっています。室内を邪魔することなくすっぽりと空間が収まり、スペースを最大限に利用した無駄の無い作りです。あえて作業スペースには壁を作らず空間を見せることで抜け感が生まれています。



お子さまと一緒に暮らす家では、家事がしやすいように動線が作られ、水回りも使い勝手が良いように工夫してリノベーションがされています。ダイニングには北欧風の家具や照明を使用し、リビングでは子どもたちが遊べたり大人が寛げるよう畳やちゃぶ台を置いた昭和レトロのような落ち着いた空間になっています。和と洋のバランスがとれた独自のおしゃれ感と居心地の良さがうかがえます。



大きな窓からはたくさんの日の光が入り室内を明るく照らしてくれます。もともとあった天井の材木を利用して落ち着いた雰囲気にしつつ、室内はきれいにリノベーションをしてすっきりとした空間となっています。全体的にまとまりある趣味部屋となっています。


理想の古民家に出会うには


理想のおしゃれ古民家ライフを実現させるために、まずはどの地域にどういった古民家物件があるのか知ることが大切です。地域によっては、ほとんど古民家が残っていない場合もあるので、古民家リノベーションが気になる方は、理想的な古民家をみつけるためにも時間があるときに物件をいろいろと見ておくのもいいでしょう。


>> 古民家リノベーションを目指す人が知っておきたい3つの物件の探し方


おしゃれな古民家ライフを実現させるために


今回は、古民家をリノベーションしておしゃれな古民家ライフを送るためのポイントをお送りしました。新築やマンション、賃貸物件などさまざまな住まいの選択がありますが、古民家リノベーションには、古民家ならではの心落ち着く独特の魅力があります。この機会に、今後の住まいのオプションとして古民家リノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。



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