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部屋の正しい換気方法ってあるの?部屋を正しく換気して空気を綺麗に保つためのコツ

近年の家は、高気密・高断熱になってきています。隙間風が吹き込むような古い家と比べると、冷暖房の効率が上がり、省エネになっています。しかし、気密性が高いということは、自分で換気をしないと部屋の空気が入れ替わりにくいということ。その高い気密性によって有害物質が外に漏れにくく、空気が汚れやすくなってしまいます。


気密性が高い限られた空間である室内。その中の空気には健康に悪影響を与える物質が漂っています。換気を行わずに放置していると汚れは増える一方で、いつしかアレルギーやシックハウス症候群となって身体に現れてしまうと言われています。


部屋の空気中に漂っている汚れには、アレルギー、喘息、アトピーの原因となるダニの死骸やフン、カビ、ホコリなどのハウスダストと、壁紙や合板の床や建具に含まれているホルムアルデヒドなどの化学物質があります。


空気中に漂うこれらの汚れは普通に生活しているだけで微量に増え続けるもの。こまめに掃除をしたり、換気をして外に排出したりしなければ、いつしか部屋の空気は健康に害があるほど汚れてしまうのです。適度に換気をして、きれいな空気の中で生活をするということは、健康を維持するためにはとても重要なことなのです。ここではお部屋の空気を綺麗なものに保つために必要な換気についてのコツをまとめました。


目次[非表示]

  1. 1.換気のコツ
    1. 1.1.2ヵ所の窓を対角線上になるように開け、空気の流れを作る
    2. 1.2.空気の入口を5~10cmほど開け、出口は全開
    3. 1.3.換気扇があれば併用
    4. 1.4.扇風機やサーキュレーターを使用
  2. 2.換気の頻度
  3. 3.換気の時間と時間帯
  4. 4.外の空気が汚れている場合
  5. 5.まとめ



換気のコツ

換気のために窓を開けても、なかなか空気の流れができず、換気にならない…という方は多いのではないでしょうか。換気をするためには空気の流れを作り、部屋の空気を効率よく外に押し出す必要があるのです。どのような方法があるかご紹介します。


2ヵ所の窓を対角線上になるように開け、空気の流れを作る


もし、部屋の両脇、もしくは2面の壁に外に通じる窓やドアがある場合、両方を開くことで空気の出入り口ができ、空気の流れが生まれて効率的に換気を行うことができます。空気を入れる窓と、空気を出す窓が対角線上になるように開けることができればベストです。窓がなくドアを開けなければならない場合、防犯のためにチェーンロックをしてドアストッパーを下ろしておくと良いでしょう。ドアストッパーがない場合は、新聞紙などをドアに挟んで隙間を開けましょう。



空気の入口を5~10cmほど開け、出口は全開

窓を開けて換気をする際、窓を全て全開にする必要はありません。空気の流れを確保していれば、空気を入れる側の窓を5cm~10cm程度空け、空気を出す側の窓を大きく開けることで風の通りがよくなります。


換気扇があれば併用


もし、換気のためにドアを開けるのが防犯的に気になる…という場合は、換気扇から離れた窓を10cmほど開けて換気扇を回すのも効果的。換気扇は、部屋の空気を外に排出するものなので、空気が外に出る分、窓から外の空気を取り入れることができ、空気の流れが生まれます。


扇風機やサーキュレーターを使用


窓が一つしかなく、換気扇もない…という部屋の換気はどのようにすれば効果的なのでしょうか。そのような部屋の場合は、扇風機やサーキュレーターを活用して換気を行うことができます。扇風機やサーキュレーターを窓に向けて設置すると、背面にある汚れた空気を窓に向けて送ってくれるため、部屋の空気を入れ替えることができます。


換気の頻度

理想的な換気の頻度は1日に4、5回であると言われています。一度の換気時間を長くするよりも、換気の回数を増やすことで効率的に換気できます。しかし、仕事などで日中家にいない場合は1日に4、5回換気を行うのは厳しいと言えます。しかし、少なくとも1日に1回換気を行なって、空気中の汚れを排出するように心がけましょう。


換気の時間と時間帯


1回の換気の時間の目安は、6畳から8畳程度の広さの部屋であれば、5分ほどであると言われています。10畳を超えるリビング・ダイニングなどは、もう少し時間が必要になります。


湿度の多い時間帯に換気を行うと、外の湿気を部屋の中に取り込んでしまう恐れがあるため、換気に適した時間帯は湿度が低めになるお昼の12~16時あたりが適していると言われています。しかし、その時間帯に家にいない人は、夜よりも朝に換気を行うと効果的です。これは、在宅している夜間に部屋の中にこもってしまった空気を入れ替えるためです。出勤前の朝方に新鮮な空気を吸って、1日を爽やかに始めましょう。


外の空気が汚れている場合


部屋の中に溜まったホコリなどの汚れを外に排出する換気。しかし、幹線道路沿いや工業地帯の家や、春に換気を行うと、外の空気に排気ガスやPM2.5、スギ・ヒノキなどの花粉が混ざっている可能性があります。部屋の汚れを排出しても外の汚れを取り込んでしまっては意味がありません。その場合は、空気清浄機を購入するなどして、有害物質を取り除きましょう。


注意点として、空気清浄機を使用しただけでは有害物質を取り除くことができるだけで換気にはなりません。空気清浄機を使うだけでなく、しっかりと換気も行いましょう。


まとめ

部屋の空気は想像以上に汚れており、部屋を換気することでシックハウス症候群やアレルギー、カビの発生を防ぐなどの効果があります。換気で大切なことは空気の通り道を作ることです。窓を全開にすればいいというわけではないので、空気の流れができるように工夫して効率よく換気を行いましょう。


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