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コードレス掃除機のメリット・デメリットまとめ

2000年代から徐々に普及し始め、現在ではコードのある掃除機と同程度、あるいはそれ以上に家電量販店の売り場で見かけるようになってきたコードレス掃除機。登場したばかりの頃は、その運転時間の短さと価格の割高さがネックとなり、導入に踏み切る人は少なかったようです。


例えば、2004年にスウェーデンのエレクトロラックス社が発売したスティック型のコードレス掃除機「エルゴラピード」の運転時間は、最長で15~20分程度であるのに対し、充電時間が12~16時間かかっていました。15分という運転時間は、ワンルームから2LDK程度の部屋であれば一度の充電で掃除が完了するかもしれませんが、戸建住宅のように掃除する面積が広い家では、家中を掃除し終わる前に電池が切れてしまう可能性があります。


ところが、現在様々なメーカーから発売されているスティック型のコードレス掃除機の運転時間は、軒並み30分を超えており、充電時間も3~5時間程度と、1日に複数回使えるレベルにまで到達しています。例えば、英国のダイソン社が2019年に発売した「Dyson v11」シリーズは、最長で60分間の運転時間と、3.5時間の充電時間を謳っています。


運転時間・充電時間だけを見れば、家のメインの掃除機をコードレス掃除機にしても大丈夫のように見えます。コードがないことで便利なイメージのあるコードレス掃除機。実際にどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。



目次[非表示]

  1. 1.コードレス掃除機のメリット
    1. 1.1.コードがないから時短になる
    2. 1.2.コンセントの無い場所でも掃除できる
    3. 1.3.掃除に対する精神的障壁の低下
  2. 2.コードレス掃除機のデメリット
    1. 2.1.価格が割高
    2. 2.2.カーペットでは吸引力がイマイチのものもある
    3. 2.3.あまりに広い家では電池切れになる可能性もある
  3. 3.今後も技術革新が続くことが期待される


コードレス掃除機のメリット


コードがないから時短になる

従来型のコードのある掃除機を使った掃除は、本体に格納されている電源コードをMAXまで引き出し、最寄りのコンセントに差し込む所からスタートします。コードを引き出すのにも、最寄りのコンセントまで差し込みに行くのにも、いちいち時間と手間がかかります。便利な位置にあるコンセントに他の家電の電源コードが刺さっていたら、いちいち取り外さなければなりません。また、消費電力の大きな家電を動かしている状態のコンセントに電源コードを差して掃除機をかけると、コンセントの電力の限界値を超えてしまいブレーカーが落ちるため、差し込むコンセントを選ぶ必要があります。


しかし、コードレス掃除機は、充電しているアダプターを外す、あるいは充電スタンドから掃除機を取り外すだけですぐに掃除に取りかかることができます。「電源コードを引き出す」、「コンセントを選んで差し込む」、「掃除機まで戻ってきて電源を入れる」という物理的なステップが省略されるため、大幅な時間短縮となります。一度コードレス掃除機の便利さを味わってしまうと、元に戻れないという人もいるほどの大きなメリットです。


コンセントの無い場所でも掃除できる

コードのある掃除機で掃除をしていて、コンセントの無い場所にコードが届かず、無理に掃除していたらコンセントからコードが外れてしまった…ということはありませんか?マンションなどではコンセントから掃除機のコードが届かないという場所は少ないかもしれませんが、戸建住宅の階段などでは、掃除するために延長コードを使わなければならないことも。


コードレスの掃除機はそのような悩みとは無縁です。階段のような電源を取れない場所はもちろん、車に持って行ってシートのホコリを吸い取ることだってできてしまうのです。


掃除に対する精神的障壁の低下

これは個人差が大きな部分ですが、コードがないことによるメリットを味わうと、コードのある掃除機に比べて掃除に対する面倒臭さが低下します。サッと取り出してすぐにどこでも掃除ができる、という手軽さは、コードレス掃除機の最大のメリットといえるかもしれません。


コードレス掃除機のデメリット


価格が割高

コードレス掃除機が一般化した現在でも、コードレス掃除機はコードのある掃除機よりも割高な傾向にあります。家庭でメインの掃除機として使用できるレベルであるとされるコードレス掃除機の値段は一般的に3万円以上。高級機種になると10万円程度のものもあります。長時間駆動する電池の搭載や軽量化を行なっているため、コストが上がってしまうのでしょう。


しかし、最新モデルではない型落ちの生産終了品であれば、最新のコード付きの掃除機とさほど変わらない値段で売られています。最新モデルにこだわらないのであれば、十分実用的である旧製品を検討するのも良いでしょう。


カーペットでは吸引力がイマイチのものもある

これは掃除機のメーカーによる差が激しい部分ですが、同じメーカー内で比較すると、一般的にコードレス掃除機はコード付きの掃除機よりも吸引力が落ちてしまうと言われています。特に、毛足の長い絨毯にこびりついたホコリやゴミを除去する際、吸引力の弱い機種では差が出てしまうようです。


しかし、ダイソンの掃除機を筆頭に、ブラシが回転してゴミを掻き出す方式のモーターヘッドを採用しているコードレス掃除機では、コード付きと遜色のないほどゴミを吸い取ることができるようです。


あまりに広い家では電池切れになる可能性もある

長いものでは運転時間が1時間という驚異的な進化を遂げているコードレス掃除機。一般的な広さの家であれば電池切れに悩まされることはほとんど無いでしょう。しかし、いくら運転時間が伸びているとはいえ、広い部屋がいくつもあるような大豪邸に住んでいる場合は、家の隅々まで掃除できない可能性があります。そのような大きめの家に住んでいるという裕福な方は、コードレス掃除機を複数台購入すると良いかもしれません。


今後も技術革新が続くことが期待される


コードレス掃除機が一般家庭にも浸透してきたのは2010年代に入ってからだといえます。2010年ごろには約15分程度だった最長運転時間も、各メーカーが様々な改良を行った結果、2019年現在60分になっています。わずか9年間の技術革新によりここまで変わったことを考えると、これから発売されるコードレス掃除機はさらに様々な改良が行われた商品となるでしょう。


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