
2019.07.16
意外と大変!?マンションの最上階に住むメリットとデメリット
暮らしのQ&A
一般的に、マンションは上階の部屋になるほど価格が高く設定される傾向があります。
特に、最上階は下の階では得られない眺望と開放感のため、昔から人気を呼んでいます。
しかし、メリットも多いものの、実際住んでみると意外なデメリットも多い最上階。どのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
最上階のメリット
見晴らしが良く開放感がある
物件の大きさや立地にもよりますが、マンションの最上階は建物などで眺望が遮られにくくなっており、開放的な眺望が望めます。
近年流行しているタワーマンションの最上階や、やや高層のマンションの最上階からは、周囲の景色を一望することができるでしょう。
このメリットのために最上階は昔から人気を呼び、マンションの最上階に住むことには一定のステータスがあるとされてきました。
上からの物音がしない
マンションに住む際、最も悩む方が多いのが、上階からの足音などによる騒音。
特に、エネルギーに満ち溢れる育ち盛りの子どもたちがいる家族が上階に住めば、走る音などが大きく響く可能性もあります。男の子の場合、父親と相撲ごっこなどを行うこともあるでしょう。
しかし、最上階であればそのようなストレスとは無縁です。上階からの騒音に悩まされることがないのは最上階だけの特権と言えます。
日当たりや風通しがGood

周りに遮るものがない最上階。つまり、日光も風もダイレクトにお部屋に届きます。天気の良い日は厚手の洗濯物も短時間で乾くことでしょう。また、風通しが良いため部屋の換気をしやすく、湿度が上がりすぎるのを防ぐことができます。
虫が入りにくい
例外はあるものの、一般的に、6階を超えた辺りから蚊やハエ、蛾、ゴキブリ、ムカデなどの害虫が部屋に入る確率が減ると言われています。害虫に遭遇する機会をなるべく減らしたい人にとってこのメリットは大きなものとなるでしょう。
人気が高いため売却が容易
最上階の部屋は人気があるため、他の部屋よりも資産価値があると言われています。そのため、引越しで部屋を手放すことになっても高値で売ることができる可能性が高くなります。また、人気が高いため、次の買い手も比較的早く見つかるようです。
最上階のデメリット

地上に降りるのが大変
ある程度の高さのあるマンションの最上階に住む場合、地上に降りるまでエレベーターを利用することになるでしょう。
しかし、朝の通勤時など、混雑する時間帯に最上階からエレベーターに乗ると、世帯数の多いマンションの場合かなりの確率で途中の階から人が乗ってきます。特にタワーマンションなどでは止まる回数も増えるため、地上に降りるのに時間がかかってしまうでしょう。
万が一部屋に忘れ物をしようものなら、その苦痛を再度味わうことになるため、極力忘れ物をしないようにする必要があります。
例え駅直結で徒歩1分と謳っている物件であっても、地上に降りるまでの時間を考慮して行動しなければなりません。
冷房が効きにくい
上階がない最上階は、日当たりが良い反面、夏場は強烈な日光をダイレクトに受けてしまいます。
上階が天然の断熱材となる下の階の部屋と比較して、断熱材そのものになっている最上階は冷房が効きにくい傾向にあるようです。
エレベーターが止まったら大変
混雑時にエレベーターで地上に降りるのも大変なことですが、ある程度高さのあるマンションの最上階の場合、地震や故障などでエレベーターが止まってしまうと更に大変です。
特に20階以上のタワーマンションに住んでいる場合、エレベーターが復旧しない限り階段で上り下りしなければなりません。
緊急の事態ではないときは自室に待機することができるかもしれませんが、災害時などは避難のため、覚悟を決めて階段を降りなければならないでしょう。
購入時の価格が割高
最上階は人気があるため、他の階よりも価格が割高となっている傾向があります。特にタワーマンションの最上階などは、一般的な収入の方が手を出せる範囲にあるとは言えません。
そこまで極端でなくとも、割高であることは変わりません。
最上階は人気のため、争奪戦となり時間的な余裕があまりないかもしれませんが、その差額を払ってまで住む価値があるかをじっくり考えましょう。
眺望やステータスか、生活の便利さか

マンションの最上階を購入することを検討する際は、この記事で挙げたメリットである眺望、日当たりなどのメリットや、人気が高く希少価値の高い最上階に住むことによって得られるステータスを選ぶか、実生活の便利さを選ぶかで決定を下す必要があります。
しかし、最上階の最大のデメリットと言えるエレベーター渋滞は、集合住宅では1階や2階を除いて、すべての人がある程度我慢しなければならないことです。
自分が何に重点を置いて生活しているかを考えてから決断を下しましょう。



