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失敗例から学ぶ壁紙クロスをDIYで補修する方法

家に住み始めて数年が経過すると、湿気や熱によって壁紙クロスがたわんだり、剥がれてきてしまったりということはよくあるもの。剥がれかけた一部分のために、壁紙を全て張り替えるのはもったいないと感じたことはありませんか?


また、賃貸住宅に入居している場合、借主だけの意思で壁紙クロスの張り替えを行うことはできません。仮に張り替えが承認されたとしても、壁紙クロスがたわんだり剥がれたりした原因は入居者の過失と判断されると、自腹で行わなければならないかもしれません。


ここでは、「壁紙クロスを部分的に補修したい…。「のり」でくっつければ何とかならないだろうか?」そのように感じたSさんが、壁紙クロスを補修した実例を元に、壁紙クロスの補修の注意点を見ていきましょう。


壁紙クロスの補修には必ず専用の「壁紙補修用のり」を使う


賃貸住宅に入居しているSさん。家を借りる際に家賃の値切り交渉を行い、「美装を行わない」という条件で、3万円ほど家賃を値切りました。美装を行わないということは、入居する物件の剥がれかけている壁紙クロスの補修も行われていないということ。たわんだ壁紙クロスが気になる場合は、自分で補修しなければならなくなりました。


壁紙の補修に関して全く知識のなかったSさんは、壁紙補修用のりの存在を知らず、「瞬間接着剤で適当に補修すれば何とかなる」と考えたのです。すぐに固まり、接着箇所が白くなることの多い瞬間接着剤。壁紙クロスが剥がれたり、たわんだりしている部分全てをカバーする前に、入り口の部分だけが接着されて奥まで綺麗に接着できず、何とも見窄らしい壁紙クロスが完成しました。


ここまでのことをやってしまった後でようやく「壁紙専用の接着剤があるのでは」と思ったSさん。通販サイトで検索すると何種類も出てきた「壁紙補修用のり」を見て、自らの愚かさを嘆きました。


壁紙補修用のりは、ローラー付きを選ぼう


Sさんが購入した壁紙補修用のりは、ローラーなどが付属していない大容量お買い得タイプ。差込口も大きく、細かい剥がれには対応できないものでした。大容量タイプゆえに、のりが出すぎてちゃんと接着されなかったり、溢れ出たのりが壁を汚してしまったりと悲惨な状態になったのです。そこでSさんは壁紙補修用のりでも小さな差込口のタイプで、のりを均一に引き延ばすローラーが付いたものを新たに購入しました。ローラーによって引き伸ばされることにより、のりが奥まで届くようになり、Sさんの壁紙クロスの補修スキルは格段に向上したのです。


壁紙クロスがたわんでいる部分は、小さな穴を開けてのりを流し込む

壁紙クロスの端が剥がれているような部分ではなく、折れ目などが剥がれてたわみ、気泡ができているような部分を補修するには、壁紙クロスにのりの差込口が入るような小さめの穴を開けましょう。そこからのりを流し込み、ローラーでのりを引き延ばすと、穴はほとんど目立たなくなります。壁紙補修用のりを使用せず、壁紙クロスの剥がれた部分の入り口のみを接着して、たわみが残ったままになっていたSさんも、この方法で壁紙クロスを均一に貼り付けることができました。


天井の壁紙クロスを補修する際は要注意

Sさんの部屋は、壁だけではなく、湿気によって天井の壁紙クロスも大きく剥がれ、水ぶくれのようになっていました。Sさんは、重力の法則を考慮せず、破れた隙間から壁紙補修用のりを勢いよく流し込んだのです。


しかしそれは失敗でした。壁紙の剥がれている端から床のカーペットに、壁紙補修用のりが勢いよく滴り落ちたのです。壁紙を接着するどころの騒ぎではなくなったSさんは、急いで床に落ちたのりを拭き取りますが、水で拭いてもほとんどのりを除去できません。結局、のりはそのまま床で固まり、カーペットが硬くなってしまいました。天井の壁紙クロスを補修する際は、床にのりがしたたり落ちないよう最新の注意を払いましょう。


床にしたたり落ちたのりは「除光液」である程度落とせる


床に落ちて固まってしまった「壁紙用補修のり」。実は「除光液」で落とすことができます。除光液とは、爪に塗ったマニキュアを落とす際に使用されるアイテム。マニキュアを落とす除光液に入っている「アセトン」という物質は、のりやシールなどを溶かす効果があるのです。爪に優しい「アセトンフリー」の除光液は、のりには効果がないと言われているので、この用途で除光液を使う際は注意しましょう。


Sさんはカーペットの上で固まってしまったのりの上に除光液を塗ってしばらく放置し、のりが溶けたところをティッシュでふき取ってのりの跡をほとんどわからない程度に消すことに成功しました。「アセトン」は、のりだけではなく塗料も剥がしてしまう性質があります。のりが塗料の上についてしまった場合は、下の塗料も一緒に剥がれてしまう危険性があるので注意しましょう。


壁紙が部分的に痛んでいるという場合は、DIYがオススメ!

お部屋の壁紙の大部分は綺麗なのだけど、窓際の湿気の多い部分だけたわんだり、剥がれかけている…。という状況の時、その部分だけのために壁紙を張り替えるのは勿体ないと感じる方もいることでしょう。DIYによる壁紙の補修は、コツを掴めばかなり綺麗に行うことができます。壁紙補修のりやローラーを使い、諦めずに補修してみましょう。

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