
2018.11.22
かっこいい部屋に住みたい…けれど、方法が分からないあなたへ
インテリア
念願のマイホーム。新しい街で住むアパート。リフォームやリノベーション。
心機一転、新しい生活を始める時、できれば部屋のインテリアにもこだわりたいと感じたことはありませんか?
自分が気に入った家具を適当に配置すればそれで解決!…というセンスのある方がいれば、どうやったらすっきりとかっこいい部屋が作れるのか分からない、でも部屋をかっこよくしたい!という方もいます。
この記事では、部屋をかっこよくしたいという方のためのインテリアの豆知識をまとめました。
家具を置きすぎない

ハリウッド映画に登場するような広い家では、ソファーや本棚、キッチン収納、巨大な冷蔵庫などが美しく配置されています。
しかし、そのような広々とした感覚で現実の部屋の広さを考えずに家具を詰め込みすぎると、足の踏み場もないような狭い部屋になってしまいます。
部屋の広さを考慮して大きすぎる家具を置かず、何もないスペースを確保することが大切です。
また、家具屋のショールームのような広い空間に置かれた家具を見て、現物が届いたらその大きさに驚いたことはありませんか?
家具を買う前に、部屋と家具のサイズを確認しましょう。
すでに部屋が家具でぎゅうぎゅう詰めになっている場合は、不要な家具を処分することから始めましょう。
何年も使っていない食器を処分したら、食器棚が1つ不要になったという事例もあるようです。
背の高い家具は窓際ではなく壁側に

部屋の広さに合った量の家具を選んだら(あるいは処分したら)、次はその家具の配置換えを行いましょう。
背の高い家具は窓際やお部屋の中央ではなく、入口付近の壁側にまとめることで、窓からの光を取り込めるすっきりとしたお部屋に変わります。
窓際には光を妨げない背の低い家具を配置しましょう。
部屋の雰囲気を考えて家具を買い替える

ここからは予算に余裕のある方に向けた内容となりますが、家具のショールームなどを見て自分が目指している部屋の雰囲気を掴み、その雰囲気には合わない家具を買い替えてみましょう。
もちろん全てを買い替える必要はありませんが、たった一つの家具を買い替えただけで部屋の雰囲気はガラッと変わることでしょう。
照明や鏡などにもこだわる

家具の配置換えや買い替えによって、理想の部屋にグッと近づいたら、今度はその部屋を照らす照明にもこだわりましょう。
近年のシーリング式の照明はほとんどワンステップで取り替えられるようになっており、好みの照明器具を簡単に取り付けることができます。
また、蛍光灯色や白昼色、電球色など、光の色を好みに選べば、部屋の雰囲気はさらに変わります。
最近では光の色をスイッチやスマートフォンなどで変更できるスマート電球なども発売されており、自由自在に光の色をコントロールできるようになっています。
予算が許せば「床」にもこだわる

「床」も重要なインテリアの一つです。
プリントされたフェイクのフローリングや、好みではない柄のカーペットの上にいくら良い家具を置いても、心はどこか満たされないということがあります。
逆に、無垢材やヴィンテージ感のあるようなフローリングに変えるだけで、同じ家具がより良いものに見えることもあります。
インテリアの配色黄金比に沿ったレイアウトに

インテリアコーディネーターなどのプロが意識する「インテリアの黄金比」。
これを意識してコーディネートすれば、自然にバランスのとれたお部屋が作れるかもしれません。
インテリアの黄金比は「7:2.5:0.5」と言われ、左の7が「ベースカラー」、中央の2.5が「アソート・メインカラー」、右の0.5が「アクセントカラー」と呼ばれる色です。
ベースカラーとは?

黄金比の7割を占めるベースカラーとは、部屋の内装の色味です。
日本では多くの部屋が、白やベージュのような明るい壁にブラウン系のフローリング、といった構成になっているのではないでしょうか。
カーペット敷きや畳の場合はその色がベースカラーとなります。
メインカラーとは?

黄金比の2.5割を占めるメインカラーとは、テーブルやソファー、棚などの大きな家具の色味です。
これらの家具の色を全て統一することは難しいかもしれませんが、例えばブラウンのメインカラーに対してオレンジやレッド、黒のメインカラーに対してグレーなど、類似色を選べば、家具のまとまりがグッと増し、「プロが選んだような」部屋になるかもしれません。
アクセントカラーとは?

黄金比の0.5割を占めるアクセントカラーとは、その名の通り部屋のアクセントとなるような小さめのインテリアの色味を指します。
どの家具をアクセントカラーに選ぶかは自由ですが、例えばソファーのクッションや掛け時計、照明のランプシェードなどに鮮やかな色を入れると、部屋に入った時にスッと目に入る色となり、オシャレ感が増すことでしょう。
アクセントカラーを多用し、アクセントだらけの部屋になると、混沌としたまとまりのない部屋になってしまう可能性があるため、多用は禁物です。
それでもダメならプロの手を借りる
家を新築したり、リフォーム・リノベーションをしたりする際に、施工するメーカーにインテリアに関するアドバイスを求めることができるかもしれません。
自分ではどうしても決められない、時間がないという場合はプロの知恵を借りることも一つの方法でしょう。