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狭小地の住宅の間取りはどうする?狭くても開放感を持たせる5つの法則

予算は限られているものの、通勤に便利な都心で一軒家に住みたい。そんな願いを持っている方も多いのではないでしょうか。


利便性が高い都心は、当然土地価格が高くなっており、広い土地を取得しようとすると土地だけで莫大な費用がかかってしまいます。また、広い土地が空いていることもさほど多くありません。


そのため、ごく一部の裕福な人の家を除き、多くの「都心の一軒家」は「狭小地」に建てられた狭い家になりがち。


狭小地とは、一般的に15~20坪くらいの狭い土地のこと。元の土地が狭い分、土地いっぱいに家を建てたとしても、郊外の家のような広さは望めません。


しかし、元が狭い家であっても、間取りなどを工夫することで開放感を与えることができます。今回はそんな狭小住宅のための間取りの5つの法則を見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.法則1:間仕切りの少ないオープンプラン
  2. 2.法則2:スキップフロアを活用
  3. 3.法則3:錯覚を利用
    1. 3.1.視線を抜く窓
    2. 3.2.ガラスや鏡の戸
  4. 4.法則4:扉は引き戸が省スペース
  5. 5.法則5:大きな収納はロフトを活用
  6. 6.狭いならではのメリットもある


法則1:間仕切りの少ないオープンプラン


そもそもの面積が狭い狭小地の住宅。広い家と同じように壁で個室を仕切っていたら、一気に空間が狭く圧迫感が出てしまいます。


寝室や個室などは無闇に壁で仕切るのではなく、引き戸を活用して隠したいときだけ隠せるようにして、日常的にはオープンにしておけば、家の中の圧迫感が軽減されることでしょう。


また、洗面室のような狭くなりがちな部分は戸や壁にガラスを取り入れることで、明るく開放的な空間を演出できます。


法則2:スキップフロアを活用


スキップフロアとは、通常の1階、2階、3階といったフロアの間に、床の高さを半階ずらして新たなフロアを作る建て方のこと。うまく活用すれば、通常の2階建や3階建よりも生活空間を増やすことができます。


スキップフロアの下部のスペースは、本棚やクローゼットなどの収納として使ったり、テレビなどを置く場所として活用することで、部屋の面積を効率的に広く取ることができます。


法則3:錯覚を利用

実際の広さを変えることができなくても、人間の「錯覚」をうまく利用することで広さや開放感を演出することができます。


視線を抜く窓

全く同じ広さの部屋でも、窓が天井いっぱいまであると開放感が出る


窓から外の風景へ視線が抜けると、人は開放感を感じ、その部屋を実際の広さよりも広く感じると言われています。多くの場合、たくさんの建物が隣接していて見晴らしの悪いことが多い狭小地ですが、窓の位置は、道路側など極力見晴らしの良い位置に設置すると良いでしょう。


また、窓を天井いっぱいまで広げて、壁を作らないようにすればより効果的です。日中はたくさんの光を取り込むことができ、お部屋の中も明るくなることでしょう。


ガラスや鏡の戸


部屋の仕切りや収納部分の戸を、ガラスや鏡を使ったものにするのも、開放感を生む手法の一つ。時々仕切りが必要になるものの、ある程度部屋の中が見えても大丈夫というスペースには、ガラスや曇りガラスの引き戸を使えば、部屋のスペースは変わらなくても広さを感じさせることができます。


クローゼットの引き戸が鏡になっている例 存在しないはずの空間を錯覚する


クローゼットのようなあまり中身を見せたくないスペースの戸を鏡張りにするのも、錯覚によって開放感を生むのに効果的な方法です。戸の向こうは実際にはクローゼットという狭い空間でも、まるで戸の向こうまで部屋が続いているような錯覚を生んでくれます。


法則4:扉は引き戸が省スペース

引き戸は開け放ったままでも自然


個室の扉は、開閉のためにある程度スペースが必要なドアではなく、引き戸にすることで省スペース化が可能。引き戸を設置することができる場合は積極的に引き戸を導入しましょう。


省スペースなるだけでなく、引き戸は開けたままにしておいても違和感がない点も魅力です。ドアは開けたままにしておくと、ストッパーが付いていたとしてもやはり「普段は閉まっているものを臨時で開けている」という印象を与えがち。それに対し、引き戸は開けたままにしていても景観に自然と溶け込んでくれます。


また、前述のように引き戸をガラスにすることで開放感をプラスすることも可能です。


法則5:大きな収納はロフトを活用


横向きのスペースを確保することができない狭小地の住宅。居住空間を広げるには縦にスペースを広げていくしかありません。


スキップフロアと同じような容量で、最上階の天井などに大きなものを収納するためのロフトを作れば、狭小地の住宅の課題である「収納不足」を解消することができます。


狭小地の戸建て住宅だけではなく、単身者用のワンルームマンションでもロフトがある部屋を見たことがある方も多いことでしょう。高さに限界があるマンションのロフトとは異なり、戸建のロフトは基本的に自分で高さを決められます。ロフトを丸ごとウォークインクローゼットにしたり、ベッドを置いて寝室にしたりと、活用方法が広がります。


狭いならではのメリットもある


ここまで、狭いスペースながらも開放感を持たせる方法を考えてきました。しかし、やはり物理的な広さを変えることはできないため、今までの家が広かったという人はある程度の慣れが必要でしょう。


しかし、狭小地の住宅は狭いならではのメリットもあるのです。住宅一戸あたりの面積が200平方メートル以下であれば「小規模住宅用地」というカテゴリに分類され、固定資産税が価格に1/6をかけたものに軽減されるのです。


200平方メートル以上の「一般住宅用地」になると、税額は価格の1/3となるので、都心の高い土地に家を建てるという場合は嬉しいメリットと言えるでしょう。


元々の土地は狭くても、空間を広く見える工夫をうまく取り入れる取り入れることで、利便性の高い都心での生活を満喫できることでしょう。


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