2020.05.11

和室を洋室にリノベーション!メリットや費用などを押さえておこう

リノベする

古い物件をリノベーションする際に頻繁に行われるのが、畳の床に襖、障子などがある和室のお部屋を、現代的なフローリングの洋室に改装する工事です。

和室にも洋室にもそれぞれメリットがあり、好みの分かれるところではありますが、最近は若年層を中心に洋室の人気が圧倒的に高いのは事実。和室を洋室にリノベーションした際のメリットや費用の目安を見ていきましょう。

和室を洋室にリノベするメリット

家具・インテリアを合わせやすい

近年の家具やインテリアの人気の中心は、北欧風やミッドセンチュリー風といった欧米のデザインのもの。和のテイストを生かしたコーディネートが不可能なわけではありませんが、このような洋風のデザインの家具・インテリアにこだわりたい方ほど、部屋が畳に障子といった和のデザインだと、コーディネートの幅が狭まると感じるようです。

部屋をシンプルな洋室にリノベーションすれば、色々な種類の家具・インテリアを配置できるようになり、コーディネートの幅も広がることでしょう。

重い家具を設置しても跡が残りにくい

畳の上にベッドやソファのような重い家具、特に脚で支えるタイプの物を置くと、その部分がひどくめり込んでしまったり、酷い場合はささくれてしまったりして跡が残ります。お部屋の模様替えをしたらベッドやソファを置いていた場所が凹んでいて、かつてベッドやソファを置いていたことがありありと分かってしまう…

なんてことを体験したことがある方もおられるのではないでしょうか。 また、最近コロナウイルスの影響もあり、在宅で仕事をする「テレワーク」を始め、キャスターの付いたオフィスチェアを購入したと言う方も、畳の上でオフィスチェアを使う際は注意が必要です。キャスターで畳の上を移動すると、かなりの確率でささくれが発生し、畳を傷めてしまうことになりかねないのです。

床をフローリング(あるいは、あまり主流ではないもののカーペット)に替えることで、重い家具の設置によって跡が残ることはほとんどなくなります。家具の設置跡を気にせず頻繁にお部屋の模様替えができることでしょう。

掃除やメンテナンスが楽になる

ご存知の通り、畳には細かい隙間があります。この隙間があることによって湿気の多いときは湿気を取り込み、少ないときは放出してくれるので、天然の調湿機能が生まれると言うメリットがあるのですが、この隙間には暗くて湿気の多い場所を好むダニが入り込んでしまうのです。ダニは、掃除機で吸い取ろうとすると危険を感じて畳の奥へと逃げ込んでしまうため、なかなか駆除するのが難しいと言われています。

畳以外にも、和室の畳や襖は表面が和紙でできていることもあり、わずかな衝撃で破れてしまったり凹んでしまったりするため、綺麗に保つには小まめなメンテナンスが必要になります。

それに対して、フローリングの床は掃除機をかけるだけでダニやホコリを効率的に吸い取ることができます。そして、洋風の木の扉や布のカーテンはわずかな衝撃で破れたり凹んだりすることがなく、簡単に掃除できるため、メンテナンスが楽になります。

費用はどれくらいかかるのか

家具・インテリアを合わせやすかったり、掃除やメンテナンスが楽と言うメリットのある和室→洋室のリノベーション。どの程度の費用がかかるのか、パーツごとに見ていきましょう。

畳をフローリングに

畳をフローリングに変更する際、下地の構造が違うため、段差の解消や補強、遮音性を確保するなどの工事が必要になります。床の広さやフローリングの素材によって価格は大きく異なりますが、4畳半の部屋だとおよそ6万円代からとなっています。

畳からフローリングの費用相場(目安)

6万円~30万円

壁を洋風に

壁が和風の土壁、あるいはそれに似せた壁紙クロスだった場合、床をフローリングにしてもなんとなくちぐはぐ感が生まれてしまいがち。こちらも壁の素材や広さによって異なりますが、価格の相場は以下のようになっています。

壁を洋風にする費用相場(目安)

壁紙クロス:10万円~20万円
珪藻土・漆喰などの塗り壁:20万円~30万円
木材:25万円~35万円

押入れをクローゼットに

和室の押し入れは多くの場合2段構造になっています(漫画「ドラえもん」で、ドラえもんが押入れの2段目をベッドがわりにしているのを覚えている方もいるかもしれません)。

この構造は、布団や季節家電などを収納しておくには便利な構造になっていますが、コートやスーツなどを収納するには折りたたむ必要があり、衣類にとって良くありません。段を取り除き、衣類を吊り下げるハンガーパイプを取り付け、襖を洋風の引き戸や折れ戸に替えてクローゼットにした場合の費用は以下のようになっています。

押入れをクローゼットにする費用相場(目安)

15万円~25万円

出入り口を洋風の引き戸に

出入り口の引き戸が襖のままだとどうしても和のテイストが残ってしまい、洋風にリノベーションした他の部分の中で浮いてしまいます。洋風のデザインの引き戸に付け替えることで、お部屋全体のデザインを引き締めることができるでしょう。

部分的、あるいは全体的にガラスが使われている引き戸を選べば、近年のリノベーションの流行である「開放感」を演出することもできます。引き戸の種類によって価格は変わるものの、相場は以下のようになっています。

襖を洋風の引き戸にする費用相場(目安)

8万円~15万円

間取りの大規模な変更などを行うこともできる

ここまで、和室を洋室に変えるメリットと費用相場を見てきましたが、建物の構造によっては、リビングの隣の和室をリビングに取り込む(もちろん洋風に統一して)といった間取りの変更や、キッチン・お風呂・トイレなどの水回りの変更、玄関土間の拡張など、リノベーションでできることは単なる和室→洋室への変更のみにとどまりません。

どの程度の予算で、どのような規模のリノベーションが行えるかは、ホームページを見たりや業者に相談してイメージを膨らませてみましょう。