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自然素材ってどんな家?自然素材の家のメリットとデメリット

自然由来のものは体に優しい。きっと多くの方がそう思っていることでしょう。文明が高度化し、今では化学物質に囲まれている人類も、かつては自然に囲まれて暮らしていました。従って、自然素材が人に良い影響を与えるのは当然と言えます。


近年、食品や日用雑貨の分野で、人工的な化学物質を使用していない商品が人気を集めています。健康と地球環境に関して意識の高い生活を送るライフスタイル「LOHAS(ロハス)」も、2000年代ごろから存在感を増してきています。


社会の自然素材への関心が高まる中、現在注目を集めつつあるのが、自然素材の家。自然素材の家とはどのような家なのか、どのようなメリットがあるのか、これから見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.自然素材の家とは
  2. 2.自然素材の家のメリット
    1. 2.1.健康に優しい
    2. 2.2.リラックス効果
    3. 2.3.調湿機能
    4. 2.4.自然素材ならではの「本物」の風合い
  3. 3.自然素材のデメリット


自然素材の家とは


自然素材の家という言葉には明確な定義はありませんが、一般的に、人工的な化学物質を含まない素材を使用して建てられる家のことを指します。代表的な建材として挙げられるのが、無垢の木材を使用したフローリングや建具や柱、そして漆喰や珪藻土などを使用した壁です。


ここ日本では、戦後の高度経済成長期に、「安く・早く」家を建てる必要があったため、化学物質を含む接着剤を使った合板や壁紙クロスを多用した家が増え、現在もその工法が主流となっています。自然素材の家と聞くと、「こだわりのある人が建てる何となく敷居の高い家」と言うイメージを持っておられる方も多いのではないでしょうか。


しかし、この世に化学物質が出回る前の時代について考えてみてください。日本のみならず、世界中の人々は、誰もが自然素材の家に住んでいたのです。人類の長い歴史を俯瞰すると、むしろ自然素材の家の方が主流であると言えるのです。


自然素材の家のメリット

健康に優しい


新築の家に住むと、謎の頭痛や咳などに襲われ、家を出ると症状がおさまると言う、シックハウス症候群という言葉を耳にしたことはありませんか?このシックハウス症候群の原因は、化学物質を使用した建築素材に含まれるホルムアルデヒドなどが機密性の高まった最近の住宅の室内に充満し、それを吸い込んでしまう機会が増えたことであると言われています。このシックハウス症候群と思われる症例は、1980年代ごろから報告されており、化学物質を含む建築素材が多用されるようになった時代と重なっているのです。


人が生活する空間である室内の建築素材を、化学物質を含まない漆喰の壁や無垢材の床といった自然素材に変え、化学物質による室内空気の汚染を抑えれば、シックハウス症候群を予防・抑制できる可能性があるのです。


リラックス効果


日本の伝統的な建築素材である杉や檜には、「セドロール」や「フィトンチッド」といった、人にリラックス効果や眠りを促す効果をもたらす天然の成分が含まれています。森の中を歩いた時、かすかな木の香りを嗅いだことがあるという方は多いことでしょう。その木の香りの成分がセドロールやフィトンチッドなのです。これらの成分は、木が伐採され建築素材となった後も引き続き持続すると言われています。


調湿機能

無垢のフローリング、そして漆喰や珪藻土の壁には、どちらも天然の調湿機能が備えられています。湿度の高い時は湿気を吸収して湿度を下げ、湿度の低い時は湿気を放出して湿度を上げることにより、お部屋の湿度を快適に保ってくれるのです。特に梅雨の時期を中心に、高温・多湿となる日本の夏の強い味方と言えるでしょう。


さらに木材は鉄やコンクリートと比べて熱伝導率が低いため、外気温の高い夏や低い冬も他の素材よりも室温の安定を助ける働きがあると言われているのです。


自然素材ならではの「本物」の風合い


天然の無垢材や漆喰などを使用した自然素材の家は、化学物質を使用した素材で作った床や壁では出すことのできない「本物」ならではの風合いがあります。体に優しく心地よい肌触りや、経年による美しい変化など、自然素材の家は日々の生活に潤いを与えてくれるのです。


自然素材の家はメンテナンスが大変だというイメージがありますが、実際は自然素材だからと言って特別に大変なわけではありません。例えば、無垢材のフローリングは水に対する弱さがあるものの、掃除機・ホウキなどで水を使わずに掃除したり、水拭きした後すぐに乾拭きをしていれば痛むことはありません。


反対に、合成素材で作られたクッションフロアにゴム製品を置いたままにしているとシミができてしまう「ゴム汚染」は、いくら掃除をしても汚れを落とすことができません。つまり、それぞれの素材ごとに適切なお手入れ方法が違っているだけということなのです。


自然素材のデメリット


人の健康に優しい自然素材。しかし化学物質を多用してコストカットを行なった家と比較すると、どうしても時間、手間、コストがかかってしまいます。例えば、壁を漆喰にする場合には、養生、下塗り、仕上げ塗りの3工程があるため、貼るだけのクロスに比べて時間と手間がかかります。時間と手間がかかった分、当然人件費というコストもかかってしまうというわけです。


しかし、そんなデメリットを覆すほど、良いものができる自然素材の家。費やした時間、手間、コストは、「住み心地の良さ、健康」という極上のメリットとなって、そこに住む人に返ってくることでしょう。


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