
2018.06.10
賃貸管理物件のリフォームでの失敗を防ぐ!リフォームの重要な3つのポイント
リノベする
「物件が古くなって入居者が減ってきたなぁ。リフォームして入居者を増やしたい」とお考えの方は多いですが、実際にどこをリフォームしたらいいのかわからない、どのようにしたらいいのかわからない。そんな方がほとんどです。
リフォームにもやり方や徹底して行う場所があります。以前は壁紙をカラークロスにするだけで他のマンションと差別化でき、入居者が増えるということもありましたが、現在はそんな簡単なことだけでは厳しい時代になってきています。 なぜなら他の会社も同じことを真似しているからです。入居者の中には自分に合った壁紙にしたいという入居者もおり、様々な要望が求められる時代になってきています。
考えなしにリフォームをしてしまうと、せっかくたくさん費用をかけたのに入居者が増えなかったというように失敗の元になってしまいます。費用をかけるからには結果に繋げたいと誰もが考えることです。ではリフォームをする上で大切なことはなんなのでしょうか。ここではリフォームを考えていく上で、基本的な事ですが重要となるポイントを説明していきます。
予算を決める

リフォームをする上で最も重要なものは「予算」です。自分がリフォームしたいところをすべてやると高額なお金になってしまうことも少なくありません。その為予め予算を決めておき、その予算に見合ったリフォームを進めていくことが必要となってきます。 一度リフォームをすると決めると「ここもリフォームしたい、あそこもリフォームしたい」と考えてしまいがちになりますが、しっかりと最初に決めた予算内に収めることが重要です。
予算を決める時点でリフォームの完成形もイメージしておいたほうが確実です。後になって追加でここもリフォームしたいと言い始めると追加費用がかかり、結局予算をオーバーしてしまったということになりかねません。 どこをどういう風にリフォームしたいのか理想の形を決めましょう。リフォームはレベルによって費用が変わってきますので、丸ごとリフォームするのか、部分的にリフォームするのか予算とよく相談しましょう。
見積もりをみて予算内に収める
次に見積もりが重要なポイントです。見積もりの時点で予算をオーバーしてしまう場合、もう1度よく考える必要が出てきます。部分的に見ていくことにより「こんなところでこんなにお金を使っている」ということを発見できる場合もありますので、しっかりと見積もりを見直すことをおすすめします。 リフォームプランを見直す時、予めリフォームの優先度を決めておくと見直しやすくなります。
「ここはお金を優先的にかけたい」、「ここはそこまで優先度が高くない」というように優先度を考えてリフォームプランを考えましょう。 見積もりをもらった業者にアイデアを聞くこともポイントです。自分で決められない箇所は提案をしてもらいましょう。場合によっては予算を業者へ伝えて、交渉してみるのも一つの方法です。 見積もりをする時に重要となるのは、複数の業者へ見積もりを依頼することです。複数依頼することで価格を比較することができますし、相場もだいたいわかってきます。
ただしあまりにも多くの業者へ依頼する場合、見積もりで時間が掛かりすぎて結局どこに依頼すればいいのかわからなくなってしまいます。なので見積もりを依頼する業者は2~3社程度に絞りましょう。
リフォーム業者選びの重要性
最終的に大事になってくるのは業者選びです。安くリフォームを行ってくれる業者も魅力的ですが、希望にそったリフォームをしている業者をおすすめします。結果的にリフォームしてよかったと思えるような業者を選ぶとリフォームした甲斐があったというものです。
管理物件をリフォームする場合、常に「リフォームをしたら入居者が増えるのか」という問題があります。業者からリフォームの提案をしてもらう場合、その提案内容は業者によって様々なものがあります。 複数の業者から提案をしてもらったが「どこの業者も言うことが違うから、結局どうすればいいのかわからない」ということも少なくはありません。その為一つの会社から複数の提案をもらい、検討するというのが一番理想的です。
まとめ
管理物件のリフォームに関しては、賃貸管理のプロ視点で見るとリフォームの勘どころというものがあります。例えばこの物件は壁紙や建具を入れ替えるより、水まわりに力を入れた方が入居者が決まりやすいといったようなことです。賃貸管理を知らないリフォーム業者などに依頼すると、見当違いなところに予算をかけてしまうといったことが起こりかねないので、注意が必要です。