2019.06.04

メゾネットタイプのお部屋のメリットとデメリット

暮らしのQ&A

マンションの物件探しをしていて、「メゾネットタイプ」という言葉と出会ったことはありませんか?

メゾネットタイプとは「マンションの1戸の住戸内が2階層に分かれている住戸」を指します。

わかりやすく言うと、マンションの一室に内階段があり、2階分の部屋がある物件のことです。

それに対し、通常のワンフロアのみのお部屋は「フラットタイプ」と呼ばれています。

マンションの中に住みながら、一戸建てのように2階の家に住むことのできるメゾネットタイプ。一体どのようなメリット、あるいはデメリットがあるのでしょうか。

2階建のアパートの1階と2階が繋がっていて1戸となっているタイプのアパートのこともメゾネットタイプと呼ばれていますが、ここでは3階建て以上のマンションのメゾネットタイプの物件について取り上げます。

メゾネットタイプのメリット

占有面積が広くなり、開放的な空間を作ることができる

メゾネットタイプの多くは、同じ物件のフラットタイプと同じ広さで2階分部屋があるという物件も多く、占有面積が100㎡を超える物件も多くあります。

フラットタイプの物件では個室、サニタリー、リビング・ダイニング、キッチンなどの要素をワンフロアに詰め込む必要があります。

しかし、メゾネットタイプの物件は、下階にはLDKやサニタリーがあり、上階に個室がある、という形式にできるため、リビング・ダイニングなど、個々のスペースを広く取ることができます。

吹き抜けやリビング階段のあるメゾネットタイプはラグジュアリーな雰囲気

メゾネットタイプの物件の中には、マンションでありながら吹き抜けやリビング階段がある、という物件もあります。

同じマンションに住んでいながら、他のフラットタイプの部屋とは一線を画するラグジュアリーな雰囲気を味わうことができるでしょう。

下階・上階にバルコニーがあることが多い

メゾネットタイプの物件のほとんどが、下階・上階にそれぞれバルコニーがあります。

採光面や通風面でフラットタイプのお部屋よりもぐっと有利になります。

また、バルコニーが2つあるということは、洗濯物を干すバルコニーと、プランターなどを置いてガーデニングを楽しむバルコニーを分けることができるということ。

マンションに住みながらまさに一戸建てに近い生活を送ることができるでしょう。

一戸建てよりも優れた眺望が期待できる

マンションに住みながら、一戸建てのような体験ができるメゾネットタイプは、マンションならではの魅力も持ち合わせています。

それは、地上に建つ一戸建てではありえない優れた眺望です。物件にもよりますが、高層階にあるメゾネットタイプのお部屋に住むならば、戸建てのような生活を楽しみながらマンションの眺望を楽しむことができます。

子どもやペットの足音も安心

マンションに住む場合、子どもやペットの足音を気にして1階の部屋を選ぶ方も多いようです。

しかし、メゾネットタイプの物件を選べば、上階に子ども部屋やペットの部屋を作れば、その足音の大半は自分の専有部分である下階に響くだけ。

ご近所に迷惑なってしまう可能性がぐっと下がることでしょう。

メゾネットタイプのデメリット

内階段の分のスペースが取られる

メゾネットタイプの物件には、フラットタイプの物件にはない内階段があります。

そのため、フラットタイプと同じスペースの部屋と言っても階段分の面積が必要になるため、ワンフロア当たりの面積はフラットタイプよりも狭くなってしまう可能性があります。

しかし、2つのフロアがあるメゾネットタイプの方が圧倒的に広い占有面積であることに変わりはありません。

住んでいる人の動線が長くなる

2つのフロアがあるメゾネットタイプ。

階が増えた分、フラットタイプの部屋よりも住民の動線が長くなってしまいます。

例えば、上階にある個室から浴室に行く場合、ほとんどのメゾネットタイプの部屋は下階に浴室があるため、廊下を歩いて階段を降り、また浴室までの廊下を歩くという必要が出てきます。

要するに、戸建てに住んでいるレベルの動線の長さになることを考慮しておく必要があるということです。

流通量が少なく価格も高い

メゾネットタイプの物件の多くが、ほとんどがフラットタイプのマンションの最上階部分などの限られた場所にあります。

全戸メゾネットタイプのマンションはほとんどないと言われています。

流通量の少ない特別な存在であることや、フラットタイプよりも占有面積が倍近くあることから価格も当然高くなっています。

階段があるためバリアフリー性が低い

内階段があるということは、健康な人には魅力的に感じられても、体が不自由な人にとってはデメリットとなってしまうことがあります。

フラットタイプの物件であれば、マンションのエレベーターで自宅まで登り、平らな部屋で生活することができますが、内階段のあるメゾネットタイプの場合、上階に行くのも一苦労することになる可能性があります。

メゾネットタイプの物件は「高層階にある一戸建て」

ここまで、メゾネットタイプの物件のメリットとデメリットを挙げてきましたが、お気付きのように、メゾネットタイプのメリット・デメリットは2階建の一戸建てに住んだ場合とほぼ同じです。

外壁や配管などの修繕をマンションの修繕積立金から出せたり、眺望が良かったりと言ったマンションならではのメリットを取るならば、メゾネットタイプの物件を探してみてはいかがでしょうか。