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土地探しで注意したい地盤について

日本は世界有数の地震大国です。日本で土地を探してマイホームを建てる際は、地震対策について考えるのが最早当たり前。2016年に発生した熊本地震では、通常の耐震等級の家よりも地震に対する強さが1.25倍の「耐震等級2」の家が倒壊(全壊)してしまうという事態も発生しました。


これからマイホームを建てる際には、家の耐震等級に気を使うことは必須になるでしょう。しかし、いくら耐震等級の高い家を建てたとしても、その家の建っている下の「地盤」が軟弱だと、強固な地盤の上に建っている同じ耐震等級の家よりも、必然的に被害が大きくなってしまうのです。


土地探しとは切っても切れない関係である「地盤」。強い地盤を探すポイントはあるのでしょうか。また、強くない地盤であった場合、強化する方法はあるのでしょうか。


地盤の強さを確認する方法

地盤に関して、誰でもできる確認方法には以下のような方法があります。


1. 古い地図を確認

現在は市街地や住宅街となっている場合でも、古い地図を確認すると昔は川が流れていた、という土地はよくあるようです。また、広島県広島市のように三角州の地形を持つ街では、その街がほんの数十年前に埋め立てによって誕生した街だった、というケースもあります。もともと川であった場所や埋立地は、地震の際に地盤沈下や液状化の影響を受けやすい土地だと言えます。このような土地に家を建てる場合は、地盤を強化する工事を行う必要があるでしょう。


2. 旧地名を確認

昔の地名には、その土地の特徴やその土地で起こった災害などが由来となっているものがたくさんあり、地盤の弱い土地を見分けるヒントになると言われています。


地盤が弱い可能性の高い旧地名


例えば、旧地名に 江、亀、沢、浦、浜、洲、港、潮、池、沢 などの水を連想させる漢字が入っている場合、その場所にはかつて水があった可能性が高いとされています。また、 田、野、稲、原、新開、泥 などの漢字を持つ土地は、かつて農耕地などで、泥の多い土地であった可能性が高いと言われています。


地盤が強い可能性の高い旧地名


例えば、 山、峰、岳 のような「山」を表す地名、 台、岡、丘、上、高 のような「高台」を表すような地名の場所は、比較的良好な地盤であることが期待できるとされています。


また、 森、林 などの漢字が入っている地名は、かつて森林が広がっており、樹木の根が張っている強い土地である可能性が高いと言われています。


3. ハザードマップを確認

古い地図や旧地名に加え、現代の情報を調べることも重要です。ハザードマップでは、地震についての情報はもちろん、河川の氾濫の際の浸水のしやすさなども確認することができます。ハザードマップに加え、避難経路や避難所、防災スピーカーの位置などをネットや図書館などで確認しておきましょう。


地盤調査をすればさらに安心


ここまで、地盤に関して自力で調べられることを挙げましたが、仮に旧地名や古い地図などの条件をクリアした場所であっても、現在の調査によって実は弱い地盤だった、と判明する可能性がないわけではありません。地盤調査を行えば、さらに安心感を得ることができるでしょう。


購入希望の土地の地盤が弱い場合は改良工事を行う


様々な条件がとても魅力的で、購入したい!と思った土地の地盤がもし軟弱であった場合、改良工事を行うことができます。しっかり工事を行えば、周りと同じ弱い地質であっても、不同沈下のリスクを抑えることがでます。


業者に任せきりにせず、自分でも調べることが重要

地震に加え、現代の日本では、豪雨や地盤沈下による災害のリスクを考えなければならなくなっています。会社にもよりますが、不動産業者、住宅メーカーは、どのような地盤であっても買ってくれれば良いと考えている場合があり、買う側が何も要望しない場合、地盤についてそこまで深く調べてくれない可能性もあります。業者に任せきりにせず、自分で調べられるところは自分で調べて、納得した上で土地を購入しましょう。


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家を建てる前に決めておきたい「耐震等級」について

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