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広島県を代表する港湾都市『呉』について知っておきたいこと

広島県の海沿いの都市・呉(くれ)市は、人口22万人を数える、広島県の主要都市です。広島市から南西の方角に約20kmの位置に位置し、広島市とは「JR呉線」や、クレアラインの愛称で親しまれる高速道路「広島呉道路」、国道31号線などで結ばれています。交通の便の良さや、海沿いの港の美しい風景を楽しめることが魅力となり、人気を呼んでいます。


気候が温暖な港町

年間を通して穏やかな瀬戸内海式気候


呉市は、「日本の地中海」と呼ばれる穏やかな海「瀬戸内海」沿いにある港町。梅雨の時期を除いた降雨日数が年間を通じて少なく、晴れの日が多いと言われる瀬戸内海式気候のエリアなので、年間を通して穏やかな天気の日が多く、冬場も比較的温暖な気候です。


過ごしやすい気候であることは、毎日の生活においてとても重要なことと言えます。年間を通じて雲が多く、雨や雪が多い地域では、ちょっとした用事で外出するにもストレスを感じてしまうかもしれません。また、休日も穏やかに晴れていることが多いため、レジャーも楽しむことができるでしょう。


呉市は昔から広島を代表する港町として栄え、かつては日本史上最大級の戦艦「大和」を建造した日本一の海軍工廠でした。現在でも、海上自衛隊の基地「呉基地」が所在するなど、優れた港として現在も使用されています。


戦艦大和など、港町・呉の歴史と、造船・製鋼をはじめとした各種の科学技術を紹介する博物館「大和ミュージアム」は、呉の主要な観光スポットとして有名になっています。軍港以外の用途としても、数多くのフェリーが停泊し、広島や松山など、瀬戸内海沿岸の主要都市に船で行くことができるようになっています。また、美しい港町が広がり、港を眺めながらコーヒーを飲めるおしゃれなカフェも多いようです。


広島市などへの交通が便利

呉市から広島市までは、JR呉線でおよそ33分で行くことができます。通勤を考えた場合でも十分現実的な移動時間だと言えます。また、クレアライン(広島呉道路)を利用して車で通勤することも可能です。この高速道路を通る高速バスも運行されており、広島市へのアクセスは良好であると言えます。


また、広島市とは反対側の、広島県の東の地域に移動するのも、呉市は絶妙な位置にあると言えます。呉線を利用すれば、牡蠣いかだやジャガイモ畑が有名な町・安芸津(あきつ)や、NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった日本ウイスキーの父、竹鶴政孝の生まれ故郷・竹原市(たけはら)にも気軽に行くことができます。休日、ちょっとした観光気分で外出してみるのも良いかもしれません。


美しい夜景も有名

ひらがなの「くれ」が読めたカップルは結ばれるという都市伝説もあるとか


日本を代表する港町、横浜、函館と同様、呉の夜景も美しいと評判です。呉市にある標高737mの灰ヶ峰(はいがみね)には、車で登ることができるようになっており、上からは呉の街並みを一望できるようになっています。地元の方たちによると、夜景の光の形が、ひらがなで「くれ」と書かれているように見えるそうです。


移住希望者住宅取得支援の制度がある

平成28年度から、呉市は「移住希望者住宅取得支援」の制度を導入し、積極的に移住する人を募っています。呉市が取り入れた「移住希望者住宅取得支援」とは、呉市外からの移住者が呉市の中古一戸建て住宅を購入した際、住宅購入補助金として最大で100万円が受け取れるという制度です。


対象となるのは、

・平成28年4月1日以降に呉市に転入し、定住するために中古一戸建て住宅を購入する人

・過去3年間、呉市の住民台帳に記録がない人

となっています。


中古住宅とは言え、家を買うにはお金がかかります。自治体から最大で100万円が受け取れるというのは、大きなメリットといえるのではないでしょうか。さらに、呉市は広島市と比べて土地の価格が安いため、この補助金を利用すれば、住宅購入のハードルが大きく下がることは間違い無いでしょう。


新婚・子育て世帯の定住を支援する制度もある


すでに呉市に住んでいる方でも、新婚あるいは子育て中の世帯に対して、中古住宅を補助する制度があります。補助金の額は基本30万円ですが、親世帯の近くに住むならばさらに10万円が加算されるという親切ぶりを発揮しています。衣・食・住の中でもっともお金がかかる「住」に対する手厚い支援があることは、生活水準を左右する大きなメリットと言えます。


豪雨災害を経て、クレアラインが4車線化の候補箇所に選定

2018年7月の「西日本豪雨」によって、土砂災害や道路の寸断などの大きな被害を受けた呉市。災害直後にはクレアラインや国道などの道路、JR呉線が寸断され、20万人以上が孤立してしまうという事態に陥りました。


このような災害を経て、呉市と広島市を結ぶクレアライン(広島呉道路)の一部が、国の「防災・減災,国土強靱化のための3か年緊急対策」の一環として4車線化の候補となりました。道路寸断のリスクが低いとされる4車線化が実現すれば、災害時に孤立するリスクは減らすことができるでしょう。


風光明媚で便利な上に住みやすい街

ここまで、呉市の位置・気候・歴史・様々な住民向けの制度を取り上げてきましたが、まとめると、呉市は「風光明媚で便利な上に住みやすい街」だと言えます。昨年の豪雨災害で大きな被害を受けた分、防災対策にも力を入れていると言われている呉市。将来的には今以上に全ての人にとって住みやすい街へと変わっていくでしょう。


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