
2019.05.08
都心に近いのにレトロな街並み!広島市西区にある「己斐」
広島の街
広島市西区にある「己斐(こい)」エリアは、広島の都市圏の中心エリアにほど近い場所にありながら、古いレトロな街並みが残っている味わい深いエリアです。
公共交通の重要な拠点

己斐エリアには、JR山陽本線の「西広島駅」、広島電鉄の「西広島駅」があります。
2つの路線の駅があるため、JR広島駅や、広島市の中心部である紙屋町(かみやちょう)・八丁堀(はっちょうぼり)に行くのにも便利な場所です。
広島の街のトレードマークとも言える、広島電鉄の「路面電車」は、この己斐の「西広島駅」が路面部分の西端となっています。
この西広島駅を境に、広島電鉄は「路面」ではなくなり、普通の線路を走る電車となって、宮島口までを結んでいます。

また、西広島駅前には、近隣のイトーピア、フジハイツ、もみじが丘、共立ハイツ、五月が丘、己斐団地、高須台など、様々な団地に向かうバスが停車し、広島でも有数のバスターミナルとなっています。
レトロな雰囲気の商店が立ち並ぶ駅前


西広島駅のバスターミナルの北側には、歴史を感じさせるようなレトロな雰囲気の商店が立ち並んでいます。
小さいながらも趣のある喫茶店やデザートショップ、弁当屋などが軒を連ねています。

商店街を進むと、スーパーマーケットの「ゆめマート己斐」があり、食料品や日用品を買うこともできます。
ゆめマートには広島が生んだ大手100円ショップ「ザ・ダイソー」、生地、布地の専門店「ハッピークロス」がテナントとして入居しており、食料品以外にも雑貨や布などを購入することができます。
ヴィンテージ感のある物件も豊富


古くから交通の要所として栄えてきた己斐エリア。
己斐本町には、ただ古いだけではなく、ヴィンテージ感の漂う物件があります。己斐本町にある「京急西広島マンション」は、傾斜した手すりのデザインがおしゃれなバルコニーなど、近年のマンションにはない味わい深さがあります。
築44年となっているため、内装をフルリノベーションして販売されている部屋もあります。ヴィンテージ感が漂う外観や、交通の便利さが魅力となり、人気となっているようです。
海や夜景が望める山の上の団地

西広島駅から北方向の山沿いに広がる己斐東の団地の頂上付近からは、広島市と瀬戸内海を一望できます。
大都市・広島の夜景と海を見られる絶好のロケーションから、高級住宅街として人気を呼び、地元の球団広島東洋カープの歴代の選手の中にもこの地に住んでいた方もいたようです。
レトロな街にも再開発の波がやってくる

2022年度の完成を目標に、西広島駅前に建つ雑居ビル「ひろでん会館」を解体し、100mを超えるタワーマンションや商業施設に再開発を行うという計画があるようです。
ひろでん会館は築50年を超え、老朽化しており、周囲にも空き店舗が多くシャッターストリート化しているのが理由のようです。
さらに、2030年ごろを目標に、新交通システム「アストラムライン」が西広島駅まで延伸する計画があり、現在の西広島駅の南口駅前広場の上空にアストラムラインの駅が建設される計画です。
このアストラムラインは、西広島駅まで延伸した後、広島市の中区本通りまで再延伸する計画もあるようです。
遠い将来のことになるかもしれませんが、アストラムラインが環状線化すれば、己斐エリアから広島市の中心部までのアクセスは今以上に便利になることでしょう。
2020年から2030年を目途に大きく姿を変える予定の西広島駅前。レトロな雰囲気の商店街がどの程度残るのかはわかりませんが、この再開発が終われば、昭和・平成そして令和の3つの時代を感じることのできる街になることでしょう。



