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広島のタワーマンションまとめ

2019年時点で人口120万人に迫る、中四国地方最大の都市・広島。東京・大阪などの巨大都市圏と比較すると数は少ないものの、近年「タワーマンション」と呼ばれるような超高層マンションが増えてきました。


広島のタワーマンションの歴史

タワーマンションの一般的な定義は、高さ60m以上、階数で20階以上と言われています。日本初のタワーマンションと呼ばれるマンションは、1974年に埼玉県に建設された高さ66m、21階建の分譲マンション 「与野ハウス」だと言われています。


それでは、広島の街にいわゆる「タワー」と呼べる高さのマンションが建ち始めたのは、いつ頃なのでしょうか。これから、広島の主要な超高層マンションを完成年順に取り上げ、その歴史を見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.広島のタワーマンションの歴史
    1. 1.1.1989年 「スカイプラザ横川」(高さ81.0m、23階建)
    2. 1.2.1994年 「A.CITYタワーズ」(高さ100.7m、31階建)
    3. 1.3.2003年 「緑井スカイステージ」(高さ91.1m、28階建)
    4. 1.4.2004年 「アーバンビューグランドタワー」(高さ166.6m、43階建)
    5. 1.5.2005年 「アーバンビュー渚ガーデン タワーヴィレッジ2番館」(高さ87.1m、28階建)
    6. 1.6.2009年 「ひろしまガーデン ガーデンノースタワー」(高さ100.2m、32階建)
    7. 1.7.2010年 「ザ・広島タワー」(高さ109.8m、33階建)
    8. 1.8.2015年 「ザ・パークハウス 広島タワー」(高さ90.52m、26階建)
    9. 1.9.2015年 「広島ガーデンシティ 白島城北 ウエストタワー」(高さ87.3m、28階建)
    10. 1.10.2016年 「グランクロスタワー広島」(高さ167.9m、46階建)
    11. 1.11.2016年 「シティタワー広島」(高さ197.5m、52階建)
  2. 2.今後も増える予定のタワーマンション


1989年 「スカイプラザ横川」(高さ81.0m、23階建)


1989(平成元)年に、JR横川駅から約200mという便利なロケーションに建設された「スカイプラザ横川」。高さ、階数から考えると、実質このマンションが広島初の「タワーマンション」と言えます(1972年完成の市営基町高層アパートも、高さ64.0mの20階建ですが、「アパート」という名のために除外しています)。


建物は横幅が広い形状なので、パッと見た印象では昨今スタンダートとなっているタワーマンションの形状とは少し異なっていますが、23階という超高層建築と言って良い高さ、駅近の便利な場所に立地していることなど、現在のタワーマンションに通じる要素を持ち合わせているマンションだと言えます。広島のタワーマンションの歴史は平成とともに始まったと言えるでしょう。


1994年 「A.CITYタワーズ」(高さ100.7m、31階建)


広島の佐伯区から安佐南区にかけての山間部、「西風新都(せいふうしんと)」に建設された、31階建のツインタワーマンションです。1994年のアジア大会開催を機に建設され、大会期間中は選手村として使用されていました。広島市の中心部までは、丘のふもとにあるアストラムラインの駅「広域公園前」から終点「本通(ほんどおり)」まで約40分。山間部ゆえ、中心部までのアクセスは便利ではありません。


山間部に立っているため、最上階からは広島市の山々や、近隣の団地などの雄大な眺めを楽しむことができます。しかし、都市部の夜景を見たい、という場合はこのマンションでは難しいと言えます。


2003年 「緑井スカイステージ」(高さ91.1m、28階建)


山陽自動車道の広島ICの北側にそびえるタワーマンション。JR可部線(かべせん)の「緑井駅(みどりいえき)」から徒歩圏内です。映画館もあるショッピングモール「フジグラン緑井」や、家電の「コジマ×ビックカメラ広島インター緑井店」同じ建物内にあり、買い物もとても便利になっています。南側の窓からは、広島の平野部が見渡せるようになっており、夜には美しい夜景が見られることでしょう。


2004年 「アーバンビューグランドタワー」(高さ166.6m、43階建)


広島の中心部、上八丁掘(かみはっちょうぼり)に2004年に完成したタワーマンション。地上166.6m、43階建という、当時広島県で一番高いビルとして話題になりました。2016年に広島駅前の「シティタワー広島」と「グランクロスタワー広島」に抜かされるまで、12年に渡って1位の座を守り続けた超高層マンションです。


「都心に立地し、夜景を楽しむことができる」、「ラグジュアリーな施設」という、広島で「タワーマンションらしさ」を備えた初めてのマンションだと言われ、新築時には広島の富裕層による高層階の争奪戦が起こりました。都心に位置しながら、近隣には庭園の「縮景園(しゅっけいえん)」や広島城など、緑の多い地域でもあります。


2005年 「アーバンビュー渚ガーデン タワーヴィレッジ2番館」(高さ87.1m、28階建)


2005年、広島市の郊外地域「五日市(いつかいち)」の海沿いに建った超高層マンションです。さほど高層ビルのない住宅街の海辺に突然そびえ立つ28階建は非常に目立っています。広島市の中心部からは離れているため、ビル群の夜景を間近で楽しむことはできませんが、瀬戸内海や遠くの街の夜景などを楽しむことができるでしょう。


2009年 「ひろしまガーデン ガーデンノースタワー」(高さ100.2m、32階建)

広島市中区の東千田町(ひがしせんだまち)に建つ高層マンション群「ひろしまガーデン」の中で、最も高いノースタワー。広島市の中心部の紙屋町・八丁堀と、海の中間に位置するタワーマンションです。移転した地元の国立大学「広島大学」の跡地の再開発によって誕生しました。部屋の向きにもよりますが、高層階からは夜景と海を両方楽しめることでしょう。


2010年 「ザ・広島タワー」(高さ109.8m、33階建)


広島駅の北口の再開発プロジェクトの一部として生まれた「ザ・広島タワー」。6年後、南口にこのマンションよりも50m〜90mほど高い「シティタワー広島」と「グランクロスタワー広島」が建設されるまで、広島駅前の主役とも言えるマンションでした。広島初の「広島駅直結型マンション」。マンションから続く歩道橋を渡って広島駅まで行くことができます。広島東洋カープの元エース投手だった前田健太投手がこのマンションの高層階に住んでいたことでも有名な物件です。


2015年 「ザ・パークハウス 広島タワー」(高さ90.52m、26階建)


2015年、上八丁掘の「アーバンビューグランドタワー」(高さ166.6m、43階建)の南側の道向かいに完成したタワーマンション。通勤に便利な上八丁掘エリアは、このタワーマンション以外にも近年たくさんの高層マンションが建設されています。


2015年 「広島ガーデンシティ 白島城北 ウエストタワー」(高さ87.3m、28階建)


2015年、広島市中区白島の城北エリアに建ったタワーマンション。広島城や、紙屋町・八丁堀エリアを一望できる抜群のロケーションに立地しています。道を挟んだ隣には「白島小学校」があるため、子どもの通学には絶好の場所です。また、近隣には大型の病院「広島逓信病院」もあり、急病の際も安心だと言えるでしょう。また、アストラムラインの「城北駅」やJRとアストラムラインが交差する「新白島駅」までも徒歩圏内と、交通も便利なようです。


2016年 「グランクロスタワー広島」(高さ167.9m、46階建)


2016年、広島駅南口の再開発により、ショッピングモール「エキシティ・ヒロシマ」と共に建設されたタワーマンション。近年、TSUTAYAの新業態店舗として注目されている「蔦屋家電」と直結している便利なマンションです。2004年から「広島一の超高層ビル」の座を守っていた「アーバンビューグランドタワー」の高さを超えたマンションです。


グランクロスタワー 14階ロビーからの眺め


2016年 「シティタワー広島」(高さ197.5m、52階建)


こちらも広島駅南口の再開発によって建設されたタワーマンション。2019年時点で、中・四国・九州地方で最も高い超高層ビルです。住居エリアの下には大型テナント(ビックカメラ広島駅前店、パチンコ店、もみじ銀行など)が入居しています。広島駅には地下街で直結しており、通勤・通学などがとても便利です。再開発前の街をそのまま取り込んだような賑やかなテナントが入居しているため、その雰囲気を許容できる方には最高の物件と言えるでしょう。


今後も増える予定のタワーマンション

地下鉄がなく、環状線もなく、未だに路面電車が主要な公共交通として残っている広島市。郊外にマイホームを買うよりも、通勤に便利な都心に回帰する流れが強まっています。2020年に中区千田町に完成予定の「hitoto 広島The Tower(高さ178.08m、52階建)」など、今後も新しいタワーマンションが建っていくことでしょう。


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