
2019.03.20
スマホ一つで家中の照明を操作できるスマート照明・スマート電球とは
暮らしのQ&A
「リモコン機能の付いた照明器具」はもはや珍しいものではなくなりました。
寝室のベッドサイドに置いてあるリモコンを操作して照明を点灯、消灯しているという方も多いのではないでしょうか。
近年、照明のリモート操作がさらに進化した「スマート照明」または「スマート電球」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
このスマート照明の多くは、母体となる照明器具ではなく「電球」の方に受信装置が組み込まれており、スマートフォン、スマートスピーカー、もしくはリモコンを利用して、家中の照明をコントロールできるようになっています。
スマート照明をスマートフォンから操作するためには無線LAN環境が必須ですが、「HUB」と呼ばれる機器が必要なものや不要なものなど、様々な商品が登場しています。
スマート照明を家に導入する際のメリットとデメリットをまとめました。
スマート照明のメリット

家中の照明をスマートフォン、スマートスピーカーでON・OFFできる
スマート照明をスマートフォン、スマートスピーカーで操作すると、電源のON・OFFなどの操作が遠隔でできるようになります。
リビングにいながら寝室やお風呂、玄関などの照明を点灯させたり、消したりといったことができるようになります。
家の無線LANにスマート照明のシステムが接続されているので、家の中だけではなく外出先からの操作も可能です。
例えば、帰宅する前に玄関の照明を点灯させたり、外出した後に消し忘れた照明を消したりといった操作が可能になるのです。
スマートフォン、スマートスピーカーで照明の明るさ、色などが変えられる
スマート照明・電球の多くが、照明の明るさや色が変えられるようになっています。
電球によって調光(明るさ)のみ対応したものや、特定の色(蛍光灯色、電球色、昼白色など)の調節ができるもの、RGBWと呼ばれ、光の色をフルカラーに変えることができるものなど、性能が異なっています。
明るさや色などをスマートフォン、スマートスピーカーでお好みに調節できるので、就寝前のリラックスしたい時や集中した作業をする時などで部屋の明かりを使い分けることができます。
RGBW対応のスマート照明・電球を購入すると、部屋を鮮やかなピンクやブルーなどで照らすことができ、非日常的な空間を作り出せるかもしれません。
スマート照明のデメリット

価格が割高
スマート照明のほとんどがLEDなので、当然白熱灯や蛍光灯よりも価格が高くなります。
また、同じLED電球で比較しても、スマート照明・スマート電球には無線LANや、調光・調色など、高度な機能が搭載されているため、割高です。
メーカーにもよりますが、スマートLED電球一つにつき、通常のLED電球の4倍程度の値段がすると言われています。
しかし、リーズナブルな家具で人気を呼ぶ家具屋「IKEA」が、比較的手頃な価格でスマート電球のシリーズを発売するなど、スマート照明関連の商品も手頃になってきています。
まれに起こる誤作動により、思い通りに操作できないこと
精密機器であるスマート照明も、まれに一部の電球が点灯しないなどの誤作動が起こることがあります。
誤作動が起こった場合は元のスイッチを切ったり、スマートフォン、リモコンとのペアリングをし直したりと、手間な作業を行う必要があるようです。
動作の正確性のみで評価するならば、不便ではあるものの明かりをつける部屋まで行き、直接スイッチを押す方が現状では優れていると言えます。
設定が難しい
スマート照明、スマート電球は、別売りのHUBと呼ばれる無線LANルーターや、スマートフォンと連携をしなければならないことが大半です。
ただの電球に、いちいちそのような設定をするのが面倒だと感じる人は導入しない方が良いかもしれません。設定が終わればスマートな照明を楽しむことができますが、電球の寿命が切れたり買い足したりした場合はその都度設定しなければなりません。
現時点ではスマートではない照明の方が簡単

スマートフォン、スマートスピーカーで照明・電球を操作できる!
と言われたら、未来を体験できる気がしてワクワクするかもしれません。しかし、電気は毎日何度も点けたり消したりするものです。
スマート照明を導入してはみたものの、結局スマート電球付属のリモコンを使ったり、壁にあるスイッチを押したりしている方もいるようです。
しかし、この10年でスマート照明は著しい進歩を遂げました。今後の技術の発展により、よりスマートに利用できるようになっていくことでしょう。


