2019.08.01

その安さには理由があるかも…土地が安くなる8つの理由

建てる

マイホームを建てる上で、避けて通れないのが土地探し。

せっかく良い家を建てても、通勤に不便だったり、災害の被害を受けやすかったりする土地では、家を建てる意味がないと言えます。

土地探しをしていて、周辺の相場よりも明らかに安い値段の土地を発見することがあるかもしれません。

もちろん、何の変哲も無いただお得な土地である、という場合もあるかもしれませんが、大抵安いものには理由があるもの。

具体的に、どのような理由で土地が安くなることが多いのか、その理由を見ていきましょう。

1. いびつな形の土地

家を建てる土地の多くは正方形や長方形に近い形をしています。

しかし、中には三角形だったり、極端に細長かったりする土地もあります。

同じエリアで、土地の広さが同じであるにも関わらず価格が安くなっている場合、このようないびつな形の土地である可能性があります。

2. 旗竿地

旗竿地とは、土地が文字通り旗のような形をしている土地。

四方がほとんど他の家や土地に囲まれ、旗のポールの部分に当たる細い土地のみが道路に接している土地。

道路に接している旗のポールのような土地の接道部分が2m以下の狭い土地だと、新たに家を建てたり、再建築で家を建てたりすることが建築基準法で禁止されているため、マイホームを建てることは不可能です。

旗竿地に関する詳しい記事はこちら

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3. 傾斜のある土地

土地の形がいびつではなく、旗竿地でもない場合でも、土地に傾斜がある場合は土地価格が安くなっている場合があります。

土地が全体的に傾斜している場合や、一部分のみが傾斜している場合など、傾斜の度合いは様々ですが、傾斜のある土地に家を建てる場合は崖を削ったり盛り土をしたりする必要があるため、値段が安く設定されていることが多いようです。

4. 地盤が弱い土地

地盤が弱い土地は、地盤のしっかりしている土地と比べて、地震や豪雨などの災害時に液状化や土砂災害に遭うリスクが高いため、安くなっていることが多いようです。

購入する際は、地盤改良工事を行ったり、ハザードマップをよく確認したりするなど、防災対策を行いましょう。

5. 周りよりも低い土地

形がいびつでもなく、旗竿地でもなく、傾斜もなく、しっかりとした地盤であっても、周囲よりも低い場所にある土地は価格が安くなっている場合があります。

大雨の際、水がその土地に流れ込んでくることが考えられるため、安くなっていることが多いようです。

また、大雨だけではなく、その土地に流れ込んでくることも考えられ、湿気が多い可能性もあります。

しっかりと排水機構が整っているならば大丈夫かもしれませんが、水はけが悪いならば避けたほうが土地でしょう。

6. 接道がない、あるいは狭い土地

建築基準法では、幅4m以上の道路に2m以上接している土地でなければ、建物を建てることが認められていません。

接道がない場合は、自分の敷地内に道路を用意して繋げる必要があるため、家に当てられる面積が狭くなってしまいます。

また、接道の幅が4m以下の場合は、自分の敷地にセットバック部分を取らなければならないため、この場合も家に当てられる面積が狭くなってしまうのです。このような理由で価格が安く設定されていることがあります。

7. すぐ目の前の道路に消火栓がある土地

土地のすぐ前の接道に消火栓がある場合、消火栓から5メートル以内には車を駐車できないため、土地価格が安くなっていることがあります。

土地の接道部分の広さにもよりますが、場合によっては自宅に車庫を作れないこともあるため、注意が必要です。

おまけ 実は交通が不便な土地

土地勘がない人には一見便利そうなエリアに見える場所でも、道路のルートが不便で実は生活しにくい、という土地があります。

特に、高台に新しく作られた団地では、高台の下につながる道路が一本しかなく、たとえ家の裏に駅やスーパーがあったとしてもその道路を経由しなければ団地から出られないため、大幅に遠回りをする必要があった、ということもあるようです。

広域の地図で見たら便利そうな土地でも、実際に生活したら不便であるような土地は、価格が安くなっていることがあります。

土地を見に行く際、駅やスーパーまでのルートをよく確認しておきましょう。

安い理由の中には挽回できるものもある

様々な理由で、周辺よりも安い値段になっている土地。しかし、いくつかの欠点は挽回できる可能性があります。

例えば、地盤があまり良くない場合は、地盤改良工事を行えば家を建てることは可能です。

いびつな形の土地でも、接道に問題がなければ、いびつな部分を駐車場や駐輪スペースにして活用することができるかもしれません。

傾斜がある場合は土地を整備さえ行えば魅力的な土地だという場合もあります。

そのエリアが魅力的で、住みたい気持ちが強いならば、様々な方法を試してみる価値はあるでしょう。