2019.08.06

坂道が多くて大変?高台の家のメリットとデメリット

建てる

昔から都市部などで人気を呼んでいる高台にある家。

日当たりや眺望が良い高台の家での暮らしに憧れを抱いている方も多いことでしょう。

また、2011年の東日本大震災では、津波により沿岸部の地域が大きな被害を受ける中、津波の届かない高台の家に安全面で大きな注目が集まりました。

高台の土地に家を建てて実際に住むことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

高台の家のメリット

眺望が良い

多くの場合、高台の家は町全体を見渡せるような場所に建てられています。都心の高層マンションの最上階と同じ程度の高さがありながら、周りには司会を遮るような高層建築物がないため、素晴らしい眺望を楽しめます。

立地によっては自然が多い

コンクリートジャングルと言われる都心とは異なり、高台には周りに緑地があることが多いというメリットがあります。木々に住む野鳥のさえずりとともに迎える朝を体験できるかもしれません。

海沿いの場合はまるでリゾート地

街を見下ろす高台ではなく、海辺の高台に家を建てるならば、まるでリゾート地のような景観を楽しむことができます。広々とした海と空を日常の風景にすることで、小さな悩みなども吹き飛ぶほどの癒しを得られるかもしれません。

地盤が比較的安定している

山を削って造成された高台は、比較的地盤が安定していると言われています。地震大国・日本において、地盤がしっかりしていることは大きなメリット。しかし、盛り土をした高台の土地は地震・土砂災害に弱いと言われているため、土地探しの際は注意が必要です。

高台の家のデメリット

坂道が多い

高台と坂道は切っても切り離せない関係。低地から家に帰宅するときや、ご近所を散歩する場合でも坂道を通る必要があるでしょう。場合によっては坂道を苦しいと感じてしまう可能性があります。

特に、高齢になると足腰が弱まってしまうため、高台に土地を買う場合は年齢を重ねても生活できるかどうかよく考えましょう。また、現役世代であっても、ベビーカーを押したり、大量の買い物の荷物を運んだりするときは、坂道は平らな道よりも厳しいと言えます。体力的に耐えられるかどうか見極めることが重要です。

高台を降りないと生活できないことが多い

鉄道の駅やスーパーマーケットなどの商店、病院などは、高台よりも低地に集中していることが多いと言われています。これらの施設を利用するには、高台を降りなければなりません。

いくら眺めが良くても日常生活に支障が出るほど不便では意味がないため、土地を買う前によく下調べを行いましょう。

高台の下への道が少ない

全ての高台がそうであるというわけではありませんが、高台から高台の下の道路へ通じる道の数はさほど多くありません。中には、下の道路に通じる道が2本ほどしかない高台の住宅街もあります。

このような場合、朝夕のラッシュ時には下へ通じる道路が渋滞し、なかなか下に降りることができない、という現象が発生します。

雪の日の自動車での移動は要注意

雪が降った日、坂道の多い高台は平らな土地よりも車のタイヤがスリップする確率が高くなると言えます。スタッドレスタイヤやチェーンを活用して、スリップしないように気をつける必要があるでしょう。

公共交通網と買い物の便利さを抑えれば高台は魅力的

高台に住む際は、最低でもバス停や電車の駅などへのアクセスが不便ではないかという点と、買い物に行きやすいかという点を抑えておく必要があります。

昭和の高度成長期に山間部の高台に造成された「ニュータウン」と呼ばれるような住宅街では、人口の減少により団地の中のスーパーマーケットが撤退し、買い物が不便となっている場所もあるようです。

その高台が将来的に見ても快適に生活することが可能かどうかという点を抑えておけば、高台は住むのにとても魅力的な場所だと言えるでしょう。