2021.05.28

家の購入で後悔しないために、後悔の理由と5つの対策ポイント

暮らしのQ&A

「家を購入して後悔した…」快適なマイホーム暮らしをしている方もいれば、残念ながら家の購入を後悔する方もたくさんいらっしゃいます。その後悔の理由とは?そして、後悔を未然に防ぐには?!ここではそんな疑問に対し、5つの対策をご紹介します。

家の購入で後悔した理由とは

家を購入して満足している方もいれば、悲しいかな、「家を買うんじゃなかった…」と後悔する方もいます。その主な理由としては、土地・建物・生活・お金の4つに大きく分かれます。では、具体的には一体どのような内容なのでしょうか。

土地のケース

立地の利便性が悪くて後悔

まず、土地が後悔の原因となる理由として利便性の悪さがあります。最寄りの駅まで歩いて20分以上かかる、まわりにスーパーが無い、車が無いと不便すぎるなど、日々生活する中で利便性の悪さは煩わしさが溜まってしまいます。

周辺環境が気に入らず後悔

住む前はあまり気にしていなかった周辺環境も、なかなか馴染むことができなければストレスに。例えば、窓を開けたら直ぐそばを電車が通る、高圧電線が近すぎるなど、毎日目にすればするほど気が滅入ってしまうことに。

想像以上に騒音が気になる

交通量の多い通りのそばや幹線道路のそばであれば、ある程度の騒音は予想できますが、昼間は静かだが夜になると騒がしい、学校が近くイベントや放送の音に悩まされるというケースもあります。

建物

間取りの使いにくさ・手狭な広さに後悔

大開口の掃き出し窓があるLDKは、広々として開放的なのが好きだったけど、実際に住んでいると、空調が効きづらく暖かい空気が逃げてしまう、柱があるためにせっかくお気に入りの家具が置けない…そんな間取りに後悔してしまうケースがあるようです。

また、今までは二人暮らしで広々使っていた広さでも、お子さんが生まれたことで思いのほか部屋の広さが足りなくなってしまい、「もっと広くしておけばよかった。」と後悔してしまうこともよくあります。

部屋の仕様が十分でなく後悔

部屋の仕様でよくあるのがコンセントの数不足です。時短家電や便利な電子機器が普及していることで、家で使うコンセントの数は思いのほかたくさんあったりします。また、家で暮らしていく中で、「ここにコンセントがあったらラクなのに…」と気づかなかった使いやすいコンセントの場所というのも見えてきます。

家を購入した後にコンセントを付け足すのはなかなか大変なことなので、購入前に暮らしをしっかりとイメージしておくことをおすすめします。

目隠しがなく、プライバシーが気になって後悔

道路や隣地との境に塀やフェンスを設置しないオープン外構の家は、「開放的」「比較手に安価」ということから最近人気の仕様です。しかし、家族が集まるリビング側に道路が面していると外からの視線が思いのほか気になってしまい、後悔したという人もいます。

郊外のように家と家の間の距離があればまた別ですが、利便性の良い土地や住宅街となるとなかなかそうはいかず、セキュリティの低さから後悔してしまうこともあります。

生活

近隣トラブルで後悔

住んでみないとわからないのが「ご近所付き合い」です。地域のルールや騒音、ゴミ捨てなどを守らない方に悩まされたり、精神的に疲弊してしまう方もいます。また、家を購入したらトラブルがあってもなかなか移り住むことはできないので、町内会のイベントや朝の清掃の手伝うなど、忙しくても集まりに行かなければいけなくなり、困る方もいます。

急な転勤・子どもの進学で後悔

マイホームの購入という、人生で一番の大きな買い物をしたにもかかわらず、無情にも会社から転勤を言い渡され、家の購入に後悔してしまったという方もいます。また、共働きのため、小さい子どもをどうしても保育園に入れたいけどなかなか決まるところがない、子どもに行かせたい学校が学区外で通わせれなかったと後悔する方も。

お金

頭金を多く入れすぎ後悔

契約の際に、金利が下がるリスクを減らすために自己資金で頭金をたくさん入れたら生活に必要な家具や家電など、欲しいものが買えず後悔してしまったというケースも。月々の住宅ローンの返済、光熱費など家計が赤字となってしまう方もいます。

早く買いすぎて後悔

家は早くに購入すれば住宅ローンを短期間で組めるし、早く完済できると思い、早くに手をする方も。しかし、定年するころにはリフォームや大がかりな修繕が必要になった、思いのほかお金が貯めれなかったと後悔する場合がいます。

家の購入で後悔しない5つの対策

理想の家を購入するには、ただ家や土地、環境を見て満足するだけでは不十分です。せっかく家を購入するなら後悔のないように、事前に以下の対策を行なっておきましょう。

対策その1 土地購入は下見に2~3回は必須!

「他の人に購入される前に土地購入しておこっと!」そんな勢いで購入してみたものの、実は将来的に資産価値の下がる場所だったということも少なくありません。将来売却する際に損をしないためにも、まずは、接道義務を満たしているか、スーパーや最寄り駅からの利便性などを総合的に確認しておくことがかなり重要です。

土地や周辺環境は時間帯によって違ってくるので、下見には日時や天候を変えて2~3回は見ておくことで正しい判断がとれることができます。

対策その2 ファイナンシャルプランナーに相談してみる

家を購入すると住宅ローンの返済や家具の購入など金銭的負担がのしかかります。さらに、家の引き渡し後に生活環境が大きく変わることも少なくないので、お金の面で後悔しないためにも購入前にお金のプロに相談しておきましょう。

今は家の購入を考えていなくても、ファイナンシャルプランナーに自分たちにあった資金繰りを相談しておけば、資産を増やす方法や家計に無理なく家を購入できるプランを一緒に考えてくれるので、長期的目線で資産運用の対策もとることができます

対策その3 近隣トラブルに関する情報をチェック

近隣トラブルは当事者同士での解決が難しい場合も。家を購入して後悔しないためにも、事前に地域の掲示板に近隣トラブルに関する注意喚起の張り紙がされていないか、ゴミ捨て場はきちんと整理されているかを確認するのも一つの手です。

また、万が一のために地域の相談場所を確認しておきましょう。市役所(町役場・区役所)には、暮らしに関する困りごとを相談できる「生活課」があります。基本的には、ゴミや騒音、悪臭に関する相談がメインですが、個人的な問題でも専門家を紹介してくれることもあります。

対策その4 数年住んだ人から聞く

最近は、住宅会社で家を建てたオーナーさんのお家見学会というイベントを開催しているところが多くあります。数年そこで暮らしたオーナーさんのお家を訪問し、率直な意見や建てるうえでのアドバイスをもらう貴重な機会です。家づくりのリアルなヒントがもらえるので、積極的に参加してみることをおすすめします。

対策その5 構造見学会に行く

家が完成してからでは決して見ることのできない家の構造。ハウスメーカーや工務店では構造見学会を開催しているケースが少なくありません。建築中の家で基礎や柱、梁、断熱材といった家の安全性や快適性能、強度に関わることを自分の目で確認することができます。

理想の家と暮らしを守るために

家の購入で後悔しないためにも、まずは自分たちで動いて土地や住宅会社、近隣の下調べをしておくことをおすすめします。しかし、家の購入にあたっては情報量も多く専門的な知識も必要な場面があるので、専門家を積極的に活用してみるのもいいでしょう!