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府中町の北の3つの団地「城ヶ丘・清水ヶ丘・桜ヶ丘」【広島の街あるきVol.19】

2019年、全国で36番目に住みやすい自治体に選ばれた広島県安芸郡府中町(あきぐんふちゅうちょう)。今回ご紹介する府中町の街は府中町の北に位置する3つの団地、城ヶ丘(じょうがおか)、清水ヶ丘(しみずがおか)、桜ヶ丘(さくらがおか)。街の風景や交通アクセスなどを写真とともに見ていきましょう。


ピンクが城ヶ丘、青が清水ヶ丘、黄色が桜ヶ丘


平地へのアクセスが便利な城ヶ丘



城ヶ丘は、府中町の平地エリアの鶴江(つるえ)エリアの東隣に位置する高台エリア。鶴江と接する標高10m以下の地点から、最も標高の高い地点は標高60m程度になります。


石井城との境界線の幹線道路(左手が城ヶ丘)


鶴江との境界線の幹線道路(右手が城ヶ丘)


鶴江と接する部分、そして南の石井城(いしいじょう)エリアと接する部分は、片側一車線ではあるものの便利な幹線道路が走っています。西側の幹線道路を北方向に進むと、便利なショッピングセンターやスーパーなどが集中する広島市東区温品(ぬくしな)、中山(なかやま)エリアに行くことができます。


また、南側の幹線道路を西方向に進むと、鶴江や大須のスーパーや、中四国最大のショッピングモール「イオンモール広島府中」にアクセスすることができます。


広島市中心部へのバスが停車する「城ヶ丘入口」


鶴江との境界線にあたる幹線道路には、広島市の中心部である八丁堀(はっちょうぼり)・紙屋町(かみやちょう)を経由して広島市役所までを結ぶバスが通っています。広島の都心へ通勤する場合は乗り換えなしで通勤できます。


街の中に広島市東区との境界線がある

全く同じ団地に見えるが生活は大きく異なる


城ケ丘の北の、広島高速2号線が通っている近くの場所には、広島市東区温品町(ぬくしなちょう)との境界線があります。一見、温品町側の街並みも全く同じ団地に見えますが、道一本を挟むだけで自治体が変わってしまいます。同じ団地に生活しているつもりでも、ゴミの分別が違い、粗大ゴミの捨て方が異なってくるのです(府中町は粗大ゴミの回収が無料、広島市は有料)。



城ケ丘を見下ろす位置に建つ高速道路沿いの12階建のマンション「もみじマンション城ヶ丘」。マンション名に「城ヶ丘」と入っていますが、住所は広島市東区温品町です。なぜこのような複雑な境界線になったのかその経緯は不明ですが、安芸郡府中町の城ヶ丘と思って賃貸物件を借りたり、土地を取得したりしたら実は広島市の温品町だった、ということにもなりかねません。よく地図を確認する必要がありそうです。


団地に設置されたマップでも、温品町の部分(一番上の道よりも上側)は描かれていない


城ヶ丘第一児童遊園地には桜の木がたくさん植えられている


府中北小のある清水ヶ丘

清水ヶ丘から広島市方面を見る(手前の建物が府中町立府中北小学校)



清水ヶ丘は、安芸郡府中町みくまりの東に位置する団地エリアです。山を切り開いて造成された団地で、最高部分の標高は100mを超え、標高の高い場所からは、府中町や広島市の風景を一望できます。


レトロな家が立ち並ぶ清水ヶ丘


街並みはやや古めな戸建て住宅が中心ですが、東隣のみくまりとの境界が近いエリアでは建て替えによって新しい戸建て住宅も建っているようです。


戸建て住宅が棚田のように敷き詰められている印象が強い街並みのこの清水ヶ丘。しかし、エリアの中央北の部分には団地内唯一の公園・清水ヶ丘第二児童遊園地があります。砂場とベンチがあるのみ、というシンプルなこの公園。公園からは見晴らしの良い景色を楽しむことができます。かつてはこの砂場の上に滑り台があったようですが、訪れた時点では撤去されていました。


遊具は砂場しかないものの、子どもたちが元気に遊んでいた


団地の頂上部分には、清水ヶ丘第一遊園地という比較的大きな公園もありますが、2020年4月現在使用中止になっています。


立ち入り禁止となっている第一遊園地 令和2年4月30日まで工事中


3つの団地の中で最も標高の高い桜ヶ丘



清水ヶ丘の北、みくまりの東に位置する桜ヶ丘は、今回取り上げた3つの団地のうち最も標高の高い部分のある団地です。この団地も、清水ヶ丘と同じようにやや古い戸建て住宅が立ち並んでいます。


石垣の上に乗り出すようにバルコニーが作られている


府中浄水場


南の清水ヶ丘と接している部分には、府中浄水場があります。昭和40年5月から給水を開始した浄水場で、広島市水道局によると給水能力は1日あたり2万7,000立方メートルで、府中町のみならず、広島市東部地域へと給水を行なっています。


清水ヶ丘・桜ヶ丘は公共交通がやや不便

最寄りのバス停はコミュニティーバス「つばきバス」


清水ヶ丘と桜ヶ丘にやってくる公共交通は、府中町が運営する町営のコミュニティーバス「つばきバス」のみ。広島市の中心部までを結ぶ通常の路線バスまではかなりの距離があり、毎日の通勤に利用するには不向きと言えます。そのため、広島市中心部への公共交通での通勤を考えている場合は、つばきバスから路線バスに乗り換える必要があります。


つばきバスは、府中町内を周回しているバス路線で、右回り・左回りのルートがあります。2つの団地の最寄りの停留所の「桜ヶ丘・清水ヶ丘団地入口」からは、左回りのバスに乗って「本町四丁目」まで行って乗り換えるか、右回りのバスに乗って「みくまり峡入口」まで行って乗り換える必要があります。


団地の中の道は坂道でやや狭め

比較的平地に近い城ヶ丘の坂道


今回歩いた団地は3つ共、幹線道路から団地の中に入ると、団地の中の道はやや狭めという印象を受けました。もし、団地の中に住み、車ありの生活を考えているのであれば、狭い道路を運転する技術が必要になってくることでしょう。


自然が身近に感じられる街

どの団地にも桜の木がたくさん植えられていた


高台にあり、府中町北部の山林がすぐそこにあるこれらの3団地。清水ヶ丘と桜ヶ丘は、公共交通がやや不便という難点もありますが、木々の緑に囲まれて自然に癒される生活を送ることができそうです。


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