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注文住宅の間取り失敗例7つ + おまけ

注文住宅を建てた人が後悔する3大要素の一つと言われているのが、家の間取りの失敗。住宅系メディアサイト「フリーダムな暮らし」によるアンケートでは、新築を建てて間取りに不満を持っている人は実に4割もいるということがわかります。それ以外にも、ネット上には、注文住宅の間取りでこんな失敗をした…という体験談が溢れています。それを見て、注文住宅を建てることをためらってしまう方もいるかもしれません。


しかし、これだけ失敗例が報告されているのだから、裏を返せばその失敗例を攻略すれば大成功の間取りになるということ。失敗例を見てから慎重に計画すれば、間取りに満足している6割の中に入ることができるのです。この記事では間取りの失敗事例7つとおまけをご紹介しています。先人たちの貴重な実体験から糧を得て理想のマイホームを実現するため知っておきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.間取り失敗例「リビング」
    1. 1.1.失敗例1:リビング階段で冷暖房効率DOWN
    2. 1.2.失敗例2:吹き抜けで2階が狭くなる
    3. 1.3.失敗例3:広すぎるリビングで生活動線が長くなる場合も
  2. 2.間取り失敗例「音」
    1. 2.1.失敗例4:道路側に寝室
    2. 2.2.失敗例5:上下階の生活音を考えない
  3. 3.間取り失敗例「スイッチ・配線」
    1. 3.1.失敗例6:開いたドアに隠れる場所にスイッチ
    2. 3.2.失敗例7:リビング・ダイニングの四隅のみにコンセント
  4. 4.おまけ:間取り失敗例「キッチンのコンセント」
  5. 5.間取りの失敗は特殊な例もあるのでプロに相談が吉


間取り失敗例「リビング」


家族でくつろいだり、来客を迎え入れたりと、家の「顔」とも言えるリビング。失敗例として報告されているものには、お洒落さを追求するがゆえの弊害が多いようです。


失敗例1:リビング階段で冷暖房効率DOWN

リビングから上階へと続くリビング階段。海外の映画などでこのようなリビングを見て、お洒落でスタイリッシュだと感じてこんなリビングの家に住みたいと思う人も多いことでしょう。


しかし、リビング階段を作るということは、2階とリビングの間に階段という空気の通り道ができてしまうということになります。そのため冷暖房効率が落ち、夏場や冬場は電気代が高くなってしまうのです。まさに、「お洒落は我慢」を自分の家で実践することになります。


リビング階段を作りながらも冷暖房効率を確保したい場合は、2階の入口などに扉や引き戸をつけたり、ロールカーテンで仕切ったりすることで対処できます。しかし、リビングから仕切りなく2階に上がれる開放的な空間に魅力を感じている場合は、お洒落さと冷暖房効率のどちらを取るかを熟考しましょう。


失敗例2:吹き抜けで2階が狭くなる

注文住宅に限らず、近年の住宅のトレンドとも言えるのが、「開放的」な空間。その開放感をもたらす手段としてよく取り入れられているのが吹き抜けです。高い天井の上にシーリングファンが回っている、開放的で余裕を感じられる空間に憧れを抱く人は多いことでしょう。


しかし当然ながら、吹き抜けにする面積の分だけ2階の面積は狭くなります。家族の人数が多く、個室がたくさん必要である場合は、吹き抜けを検討している場合はその分床面積に余裕を持たせる、もしくは3階建にするなど、家の広さと相談して、無理のない計画を立てる必要があるでしょう。


失敗例3:広すぎるリビングで生活動線が長くなる場合も

広々としたリビングは、多くの人が憧れを感じるもの。特に、日本の家はアメリカなどと比べると狭いと言われ、マイホームを買うまで狭いリビングの賃貸住宅に住んでいた人ほど、マイホームのリビングは広くしたい…と感じるのは自然なことです(個人差があるため、すべての人がそうというわけではありません)。しかし、広すぎるリビングには広すぎるゆえの問題があるようです。


例えば、広々としたオフィスの一室の端の部分に自分のデスクがある様子を想像してみてください。オフィスのトイレやウォーターサーバー、個人用ロッカーなどが自分のデスクと真反対の端にあった場合、毎日広いオフィスを横切る必要があり、不便で仕方ないと感じることでしょう。


オフィスほどの規模ではないものの、広すぎるリビングではこれと同じような現象が起こります。リビングのソファーでくつろいでいる時に、トイレに行きたくなったり、喉が乾いてキッチンに飲み物を取りに行きたくなったりするとき、その度に広いリビングを歩いて横切らなければならなくなる可能性があるのです。


実際にそこで生活した時の生活動線を考え、広いながらも移動が楽なリビング・ダイニング・キッチンの配置を考えましょう。


間取り失敗例「音」


家に住みはじめてから後悔することが多い騒音の問題。騒音は毎日の睡眠にも影響を与え、健康を考える上でも失敗したくないポイントです。どのような間取りが失敗しやすいのでしょうか。


失敗例4:道路側に寝室

見晴らしや採光のよさを取り道路側に寝室を作ってしまうと、交通量の多い道路の場合はかなりの確率で寝苦しい夜を過ごすことになります。特に家の前の道路に段差やマンホールなどがあると、車がそこを通過するたびに不定期に音が聞こえ、睡眠を阻害することは避けられないでしょう。


交通量の多い道路沿いの場合は、寝室の位置を道路と反対側にするか、二重窓にするなどして防音対策をしっかりと取るようにしましょう。


失敗例5:上下階の生活音を考えない

例えば、フローリングの床の子ども部屋をリビングの上に作ることにより、子どもが走り回ったり飛び跳ねたりする場合はリビングに音がダイレクトに響いてしまいます。


反対に、夜間にキッチンの食洗機を使ったり、サニタリーの洗濯機を回したりすることがある時、真上に個室があるとその個室を使う家族は機械音に悩まされることになります。


このような問題は、家族構成や家族の年齢によって常に変化していくものなので、一概にこれが正解、と断言することは難しいかもしれませんが、家を建てる前に家族全員で話し合うべきことと言えるでしょう。


間取り失敗例「スイッチ・配線」


床や壁、窓などのデザインに気を取られて見落としがちな配線とスイッチ。生活動線を考えて計画しないと暮らしやすさを大きく左右する部分です。


失敗例6:開いたドアに隠れる場所にスイッチ

ドアを開いて部屋に入った時、開いたドアの裏側にスイッチがあると、いったんドアを閉じてからスイッチを押す必要があります。特にトイレやの玄関のスイッチをドアの裏側につけてしまうと、夜間に大変な苦労をすることになるでしょう。スイッチはドアに隠れない位置に作るよう心がけましょう。


失敗例7:リビング・ダイニングの四隅のみにコンセント

配線を目立たせたくないという理由で、リビング・ダイニングの四隅だけにコンセントを設けると、部屋の中心部分に何らかの家電やフロア照明を置きたくなった時に、長い延長コードで電源を持ってこなければならなくなります。配線を少なくしたいはずが、結局配線を目立たせてしまうことになりかねません。無意識に「四隅だけ」と決めるのではなく、実際の生活を思い描いてベストな位置にコンセントをつけるようにしましょう。


おまけ:間取り失敗例「キッチンのコンセント」


キッチンの家電はここ20年ほどで大幅に増えました。冷蔵庫や炊飯器といった古くからのキッチン家電に加え、オーブンレンジや食洗機、電気ケトルなど、キッチンのコンセントの需要は高まっています。


特に、電気ケトルのように消費電力の大きな家電は、コンセントにその家電だけを繋いだ状態で使用しないと、ブレーカーが落ちてしまったり、最悪の場合発火事故になってしまったりする事例もあります。自分がどのようなキッチン家電を使うかをよく考えて、十分な量のコンセントを確保するようにしましょう。


間取りの失敗は特殊な例もあるのでプロに相談が吉


ここで取り上げた失敗例は、建物の立地などに左右されない一般的な例です。例えば、隣家との距離がほとんどないような土地に家を建てる場合は、生活音が隣家に聞こえないような工夫を追加でする必要が出てくることでしょう。


ベストな間取りを考える時、想定できない問題が生じることもあります。家族でしっかりと相談した後は、プロの設計士の力を積極的に借りるようにすることも重要です。家は人生で最大のお買い物。実際に生活した時の満足度に関わってきますので、色々な間取りを参考にし満足のいく家づくりをおこないましょう。


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