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半分平地で、半分高台「安芸郡府中町宮の町」【広島の街あるきVol.9】

2019年、全国で36番目に住みやすい自治体に選ばれた広島県安芸郡府中町(あきぐんふちゅうちょう)。この広島の街あるきシリーズでは、広島の様々なエリアを実際に歩き、その街のリアルな情報を発信していきます。


ピンクで示した部分が宮の町


今回歩く「宮の町(みやのまち)」は、府中町の町役場のある大通(おおどおり)、本町(ほんまち)エリアに隣接し、街の半分は平地です。しかし、宮の町の西側はやや高台になっており、府中町No.1の高台の団地瀬戸ハイム(せとはいむ)に接しています。


利便性の高い平地エリア


宮の町の平地エリアは、東に大通、北に本町という、府中町の中でも様々なお店や施設が集中しているエリアと接しています。そのため、平らな土地を歩くか自転車で移動すれば、スーパーマーケットやコンビニ、役場、公民館などにアクセスするのがとても便利になっています。宮の町エリア内にはスーパーマーケットはないものの、平地エリアからであれば徒歩圏にスーパーが3件あり、選択肢が豊富です。また、やや距離はあるものの、中四国最大のショッピングモール「イオンモール広島府中」までも平らな土地が続いているため、徒歩や自転車で行くことも可能です。


住宅街の中に本格派のインドカレー屋がある


宮の町の平地エリアにも飲食店が点在しており、本格派のインドカレーやお好み焼き、もつ鍋のお店などがあります。特に、お好み焼き屋は2件あり、好みのお好み焼きを食べることができそうです。


平地エリアは住宅地として人気

様々なタイプの住宅が立ち並ぶ宮の町の平地エリア



利便性が高いことから、平地エリアは住宅地として、ファミリー層や単身層から人気を集めています。2階建のタウンタイプの住宅が立ち並んでいたり、全戸ワンルームの11階建の高層マンションが建ったりしているなど、ファミリー向けから単身向けまでバラエティに富んだ家があります。


全戸ワンルームの11階建のマンション


本町、大通と接する道路沿いはやや賑やかなイメージのある平地エリアですが、住宅街の中に入ると車の音もさほど聞こえず、「閑静な住宅街」という言葉がぴったりの空間が広がっています。


ファミリータイプのアパートも豊富


たくさんの子供たちが遊ぶ下榊公園


街の西南部にある下榊(しもさかき)公園は、広々とした広場と遊具、公衆トイレもある万能型公園で、子どもたちを遊ばせたり、ちょっと休憩を取ったりするのにぴったりな公園です。


川沿いには見晴らしの良い歩道がある


川に向かって伸びる生き方を選んだ個性的な松


宮の町の北の本町との境界を流れる榎川(えのきがわ)沿いには、見晴らしが良い歩道が続いています。川沿いに植えられた木々の緑を見ながらここを歩くと気分も爽やかになることでしょう。


エリアの北と南にバス路線が走っている

県道272号線沿いのバス停


宮の町の北側を流れる榎川沿いを通る県道272号線(上宮町新地線)と、南側を通る県道84号線(東海田広島線)には、それぞれ広島市中心部の八丁堀(はっちょうぼり)や紙屋町(かみやちょう)方面まで通じるバス路線が通っています。どちらの路線を利用しても、バスの乗車時間が30分前後で終点の県庁前(紙屋町方面)まで行くことができます。平地エリアでも高台エリアでも、中心部への通勤・通学は便利になっていると言えるでしょう。


また、これらのバス路線は両方共、ショッピングモール「イオンモール広島府中」と、広島駅を経由します。ショッピングや新幹線への乗り換えも便利になっています。


緑が豊かに残る高台エリア

高台エリアの坂道 緑がいっぱいで散歩にはちょうど良さそう



便利な平地エリアから坂道を少し登ると、緑の豊かな高台エリアに入ります。高台エリアにも住宅は立ち並んでいるもののマンションやアパートが立ち並ぶ平地とは異なり、所々森や畑も残るのどかな空間が広がっています。



森と街並みを一望できる


高台の道の途中からは、雑木林の緑とともに府中町や広島市の風景を楽しむことができ、ちょっとしたハイキング気分を味わえます。休日は気軽に自然を満喫できることでしょう。


知られざる史跡「尾首の池」

画像はイメージです


宮の町の高台エリアの住宅街のただ中に、「尾首(おくび)の池」呼ばれる史跡があります。軽自動車でも入ることが困難な入り組んだ場所にあり、Googleレビューでも見つけにくいと書かれているほどの、知る人ぞ知る謎めいた史跡のようです。


府中町の教育委員会によって、「歴史の散歩道」にも選ばれているこの史跡。一体どんな池なのでしょうか。実際に訪れて、そのベールを紐解いてみたいと思います。


歴史的の散歩道に選ばれている尾首の池


残念ながらメンテナンス中のようでした(2020年3月現在)


この溜池には、戦国時代破れて自刃した郎党が首を洗って首塚を立てたという伝説があるようです。閑静な住宅街からは想像できないようなレアなこの史跡。歴史を身近に感じることができそうです。


道がやや狭いところもあるのが難点

幅が狭い道が多い


総合的に見て、平地エリアも高台エリアも利便性が高いと言える宮の町。しかし、あえて難点を挙げるとすれば、古い街並みが大規模な再開発もなくそのまま発展してきたことから、高台エリアを中心に道がやや狭いことでしょう。


徒歩や自転車で生活を送るのであれば道の多少の狭さは問題ないかもしれませんが、自家用車で街に出る時は高い運転技術が必要になりそうです。反対に、車なしで生活する場合も、狭い道を進んでくる車と接触しないように気をつける必要があります。


宮の町は府中町の縮図!?

都会と自然の距離が近い宮の町


利便性が高く、ファミリー層からも単身層からも人気を呼ぶ住宅街となっている平地エリア。自然が多く残り、都市部の眺望を楽しむことができる高台エリア。この2つの特徴は、府中町という町全体を表す表現として使ったとしても当てはまります。それらを兼ね備えた宮の町は、まさに府中町全体の良さがこの地域に凝縮している「府中町の縮図」と言えるかもしれません。


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