2019.08.02

通勤が便利で住みやすい!広島屈指の郊外エリア「西原」

広島の街

近年、広島市のファミリー層に人気を呼び、広島屈指の郊外エリアへと発展している安佐南区西原(にしはら)。

安佐南区の南部に位置し、川向かいは東区牛田(うした)という位置にある郊外エリアです。

広島市中心部や広島駅など、広島の拠点へのアクセスが便利なことや、平らな土地であることから人気が出てきており、新築マンションは完成前から完売状態だと言います。

今、広島で最も熱いかもしれない郊外エリア「西原」の魅力を見ていきましょう。

車で中心部まで行きやすい国道

西原地区には、国道54号線と、「可部街道(かべかいどう)」の名を持つ国道183号線が通っており、これらの道を南に向かうだけで広島の中心部へと出ることができます。

また、北へ向かうと可部や八木(やぎ)、県北方面、山陽自動車道の広島インターチェンジなどへのアクセスできます。

通勤に便利なアストラムライン

広島市の新交通システム・アストラムラインは、西原地区を縦断しており、西原エリア内には南北に2つのアストラムライン駅「西原」、「祇園新橋北(ぎおんしんばしきた)」があります。

2つの駅のうち、広島市中心部から遠い方の北の駅「西原」から広島市の中心部・紙屋町(かみやちょう)の駅「県庁前」までの所要時間は約12分。

信号や渋滞がないアストラムラインは、通勤にはとても便利な公共交通機関なので、紙屋町方面へ通勤するという人には西原は住むのにとても良い場所であると言えます。

東隣の祇園にはJR可部線の駅

西原のすぐ東隣の祇園には、横川(よこがわ)や広島駅方面へのアクセスが便利なJR可部線の駅が2つあります。

北の駅「古市橋(ふるいちばし)」、南の「下祇園(しもぎおん)」ともに、西原から徒歩や自転車で行ける距離にあります。

市の中心部へのアクセスが便利なアストラムラインと合わせて、西原は広島の郊外地域の中では公共交通機関の便利さに最も恵まれている場所の一つと言えるでしょう。

スーパーやショッピングモールもある

西原エリア内や、すぐ東隣の祇園エリアには、スーパーやショッピングモールもあり、買い物もとても便利になっています。

エリアの中心部にある「ゆめタウン祇園」では、生鮮食品や生活用品などを一通り揃えることができるでしょう。

また、隣の祇園にある「イオンモール広島祇園」は、商業施設面積57,000平方メートルの大型ショッピングモール。

都心に行かないと目にすることができないようなセレクトショップやブランドショップが入居しており、わざわざ市の中心部に繰り出さなくても大抵の物は買えるようになっています。

駐車場は無料で、臨時駐車場も含めると2,579台まで駐車できるようになっています。休日に家族と車で訪れるのにも便利になっています。

土地が平らなので移動がラク!

西原は、太田川沿いの平らな土地。険しい坂道がほとんどないため、徒歩や自転車での移動も楽々です。

従って、買い物に行くのも自転車で行けるため、通勤をアストラムラインや可部線ですることになった場合、車を持たないでも生活できてしまうかもしれません。

一般的に、車を持たずに生活できる郊外エリアはなかなかありません。西原は、そのような可能性も秘めた街なのです。

川沿いには開放的な遊歩道

西原の東側は、太田川(おおたがわ)と安川(やすかわ)という大きな川が流れています。

川沿いには所々木が植えられた美しい遊歩道があり、散歩やジョギングには打って付けです。仕事終わりや休日、緑と川に癒されながら散歩やジョギングを楽しむのも良いかもしれません。

高さ約143mの電波塔が印象的なラジオ送信所

西原の南部には、143mの電波塔が印象的な「NHK祇園ラジオ送信所」があります。

広島県内の広範囲にNHKラジオの電波を届けています。かつて「原ラジオ放送所」という名前だったこの施設は、昭和20年8月6日の原子爆弾投下によって、当時広島の中心部の上流川町にあった広島中央放送局が壊滅した際も被害を免れ、生存していた職員が翌8月7日から放送を開始した、という歴史が残っています。

広島の歴史を振り返る上で非常に重要な施設です。

比較的治安も良く、理想の郊外地域の一つ

道路や公共交通、買い物が便利な西原エリア。広島市中心部と比較すると治安も良く、ファミリー層に選ばれる理由が揃っています。

市街地のすぐ外に山が迫っているため、郊外といえば山間部を切り開いて造成した団地が多い広島市付近。西原のように便利で平らな土地にあるエリアは、広島の理想の郊外地域の一つと言えるでしょう。