2020.07.21

家づくりで大切なお話・住宅を建築するときの流れや期間、ポイントとは?

建てる

人生で一番大きな買い物となる「住宅」。大きな買い物だけど考える機会が少ない分、 どんなことをどんな流れでどれくらいの期間をかけて進めていくのか想像がしにくいですよね。 自分たちの理想の住宅を建築するために、事前に流れや期間をおさえておけば気持ちに余裕を持って”理想の家づくり”を行うことができます。

住宅建築の計画スタート!完成までの3つの流れと期間

マイホームの購入を検討するとき、資金計画や各種手続き、建築の工事期間などさまざまな流れがあります。 全体の期間は土地のありなしや建物の間取りや素材のこだわり方でも大きく変わってきます。住宅完成までにかかる期間は大まかに7か月~ほどですが、 それよりもかなり短い方もいれば1年以上かかる方もいます。そんな住宅検討から住宅建築までの期間を3段階に分けてご紹介します。

期間の目安:3か月~ 相談・土地探し・見積もり

相談

住宅建築のファーストステップ、相談から見積もりまでの期間はおよそ3か月ほどです。理想の暮らしは十人十色。住宅を建築するにあたり、 土地のことやお金のこと、家のことなど不安や気になるポイントは人それぞれ違います。まずは、住宅会社やハウスメーカー、工務店に行き、 建てたいお家のイメージや要望をスタッフの方に相談してみることをおすすめします。相談は無料で行っているところが大半なので、土地のプロ、 設計士、お金のプロなどそれぞれに詳しい専門家にまずは聞いてみましょう。

土地探し・敷地調査

土地を探しているという人は自分の気になる土地情報をもとに土地探し・敷地調査が始まります。自分の希望条件を伝え、その希望に合った土地を紹介してもらいます。

プラン検討・見積り

希望の土地が見つかった方、元から土地がある方は自分の住宅の希望を伝えます。住宅会社のスタッフのアドバイスを聞きながらプランを作成してもらい、 プランの検討に入ります。納得のいく内容が決まったら見積もりをもらい、資金計画などもしてもらいます。

ここまでの流れは基本的に無料で行っている会社が多いです。家族としっかり話し合いながら予算や希望の優先順位などをじっくりと考え、 設計士や住宅のスタッフのアドバイスを受けて計画的に進めていきましょう。

期間の目安:2か月~ 仮契約・各種申請手続き・本契約 

見積もりが決まったらここからはおよそ2か月ほどかけて仮契約、ローン仮審査、本契約、各種申請手続きなどを行っていきます。

仮契約

見積もり後は具体的なプランニングに入る前に仮契約を結びます。本契約を結ぶ前のこのタイミングから”申込金”が発生するので、 自分たちが本当に家づくりを任せたい建築会社を絞り込んで仮契約を行いましょう。

仮契約の申込金は約5~10万円が相場と言われているので現金の用意が必要です。ここで支払った申込金は、 基本的には本契約時の手付金や請負代金の一部に充当されるケースがほとんどです。しかし、仮契約後に何からの理由でキャンセルすることになった場合も考慮し、 キャンセル料のことや手付金等への充当などの取り決め内容は事前に必ず確認をしておきましょう。

本見積もり

仮契約が終わると、その後は間取りや仕様などの詳細プランを決めていくために本見積もりを行います。ショールームやサンプルを見ながら仕様の詳細を考えていくのは、 世界に一つだけの自分たちの住宅づくりが実感できて楽しいものです。しかし、本契約後にプランを変更すると追加コストがかかってしまうので詳細が決まったらしっかりと 平面図や仕様書など抜けがないか確認しておきましょう。

また、本見積もりを行うタイミングで住宅ローンの仮審査を申し込みます。無理のない資金計画をもとに自分たちに合ったものを選ぶのがポイントです。

本契約

プランの詳細が決まり、本見積もりが完成したらいよいよ本契約を行います。契約書の締結前に必ず行われるのが「重要事項説明」です。契約に関する説明は、 専門用語が多く情報量もかなり多いので把握しきれず、契約後に言った言わないのトラブルが起きることも…。トラブルを回避できるポイントをまとめたサイトなど もあるので、自分たちがトラブルに巻き込まれることがないよう事前に基本的なポイントはおさえておきましょう。

何かとバタバタするこの期間は仕事をしながらの同時進行は大変だったりします。早めに段取りを把握し、家族でコミュニケーションを取りながら スケジューリングをしっかりと行い、気持ちと時間に余裕を持って取り組みましょう。

期間の目安:5か月~ 地鎮祭・上棟・現場打ち合わせ・建物完成

地鎮祭

住宅の建築工事から完成までの期間はおよそ5か月。まずは、着工前の打ち合わせを行ってその後に建築などの起工に先立ち、 その土地の神を祭り工事の無事を祈る儀式「地鎮祭」を行います。家づくりのスタートとなる地鎮祭は家族の思い出となる大きな記念行事となります。

上棟

柱や梁部分などの骨組みが出来上がると屋根の一番上にある梁を取り付ける上棟を行います。上棟式とは、無事住宅の基礎となる組み立てが完了したことを 喜ぶお祝いの儀式で、立ててくれた職人さんに感謝の気持ちをもってもてなすための式だと言われています。

現場打ち合わせ

大工工事が終われば次は現場打ち合わせです。図面上ではなかなかピンとこなかった電気配線や、造作棚、ニッチの奥行きやカウンターの 高さなどを現場でしっかりと最終の打ち合わせを行い、必要があれば微調整します。

住宅の建築が完了して引き渡しが行われる前に、金融機関とのローンの契約「金銭消費賃借契約」、略して金消契約(きんしょうけいやく)を締結することになります。 銀行との金消契約を締結すれば、あとは物件の引き渡しを待つのみです。

建物完成!引き渡し~

ついに念願の夢のマイホームが完成!しかしここでは建てた家を自分たちのものにするために物件の所有者を自分たちに移転する必要があります。 引き渡しの前に不具合・修理箇所が無いか再度チェックを行い、住宅ローンの手続き、住宅の鍵と保証書、確認検査機構による検査済証を受け取ります。

すべての検査や承認が終われば待ちに待ったお引渡しです!建築会社によっては、お引渡し式があり、新しい生活のスタートをより実感することができます。

家づくりで大切なこと…

皆さんいかがでしたでしょうか?人生においてビックイベントとなる家づくり。大切なのは、建築までの流れや期間をチェックし、 家族と細かなことを事前に話して準備をしておくことです。理想の住宅を叶えるための基礎知識として覚えておきましょう!