2023.07.17
対面式キッチンで後悔?対面式キッチンのメリットデメリットまとめ
建てる
開放的でおしゃれな「対面式キッチン」は人気のキッチンスタイルです。今回は、対面式キッチンをお考えの方や気になる方に向けて、対面式キッチンのメリットデメリットをたっぷりご紹介します。後悔のないキッチンスタイルの参考にしてみてください!
対面式キッチンとは
対面式キッチンとはリビングやダイニングに対面して作業をするキッチンで、開放的なキッチンスタイルから「オープンキッチン」とも言います。
対面式キッチンには、キッチンを壁から離し、島のように独立したスタイルの「アイランドキッチン」やキッチンの片側の端が壁とつながって半島のようなスタイルの「ペニンシュラキッチン」があり、近年人気の高いキッチンデザインとなっています。
対面式キッチンのメリット
1. 作業しながら家族間のコミュニケーションが取れる
家族と顔と顔を合わせて作業をすることができる対面式キッチンは、家族とのコミュニケーションが取りやすいいのが特徴です。「今日一日何があったのか」、「料理中に家族が何をしているのか」など、情報交換や意思疎通を図りやすくなります。リビングのテレビを見ながらも作業ができるので、何かを楽しみながら調理や片付けをしたい方には特におすすめですね。
2. 収納を増やせる
対面式キッチンの場合、背後のスペースにカウンターやラックを置いて収納にしたり、壁面をキッチンクローゼットにしたりできるので収納力を上げることができます。
3. 空間を見渡せるので子育てしやすい
作業中、広い空間に目を向けやすくなるのも対面式キッチンのメリットです。キッチンで作業をしていても、リビングでお昼寝をしたり遊んだりする子どもの様子を見ることができるので、子育て世代にもおすすめです。
子どもが成長してからも、リビング学習を見守れるというメリットも。歩けるようになったら、子どもが足元に来れないようにするゲートが付けやすいのも特徴。子育てをする上で、「安全」と「子どもとのコミュニケーション」の両方を実現しやすくなります。
4. リビング側から手元が隠れる
カウンターに高さがあるのでキッチンの中だけでなく煩雑しがちな手元も隠れます。来客があっても手元を見られないので、視線を気にする必要がないのも対面式キッチンのメリットですね。
対面式キッチンのデメリット
1. 臭い・水ハネ・油ハネしやすい
対面式キッチンのデメリットと言えば、臭いが広がりやすいことがあげられます。コンロ上には換気扇が設置されていますが、特にIHの場合は室内に臭いがこもりやすい傾向も。
また、水ハネや油ハネがしやすいのも特徴です。キッチンカウンターに高さがないアイランドキッチンやペニンシュラキッチンでは特に気になるかもしれません。対面式キッチンでは、リビングダイニング側のお手入れも大切です。
2. ある程度の広さが必要
キッチンカウンター、通路、背面のカップボードなどのために広いスペースが必要となるのが対面式キッチン。壁付けキッチンのようにシンク、調理台、コンロだけのスペースがあればいいわけにはいかないので、間取りや広さによっては設置に工夫が必要だったり難しい場合があります。
3. 来客時に視線を感じることがある
オープンタイプの対面式キッチンでは、来客時に視線を感じることも。作業に集中したい人やあまり見られるのが好きではない人の場合は注意が必要です。
4. リビングが思ったより狭く感じてしまう
対面式キッチンにしたことで、リビングを狭く感じでしまうという方も少なくありません。図面上はLDKに十分なスペースがあると思っていても、いざ、生活してみたら「生活動線悪い…」「案外、圧迫感がある…」と後悔してしまうケースもあります。
実際にモデルハウスを見て判断してみよう!
今回は、対面式キッチンのメリットとデメリットを詳しくご紹介しました。開放的なデザインと機能性は暮らしを豊かにしてくれますが、正直使ってみないとわからない点は数多く存在するのも事実です。
イメージや憧れだけではなく、今回ご紹介したメリットデメリットをしっかりと理解したうえで、自分の暮らしにピッタリ合う対面式キッチンをつくってみてくださいね。