2019.08.22
お部屋をカビから守る!除湿機の効率的な使い方
暮らしのQ&A
梅雨から夏にかけて、とにかくジメジメした気候が続く日本。
湿度が高いと、体感温度が上がってしまうため、余計にエアコンを稼働することになります。
また、湿度60%を超えた状態が続くと、カビが繁殖しやすい環境となるため、放置すれば壁などにカビが発生してしまう可能性もあります。
湿度を上げないためには、窓を開けて風通しを良くする必要がありますが、マンションの中部屋など、風を通すのが難しい場合もあります。
そのような場合、除湿機やエアコンの除湿機能で空気中の水分を減らす必要があります。
しかし、除湿機を使って除湿しても、なかなかお部屋のジメジメした感じが取れない…と感じる人もいるようです。
このように感じる理由は、除湿機が故障しているというわけではなく、使い方によっては効率的に除湿が行えていない可能性があります。
実は、除湿機は稼働させる場所によってその効果が大きく異なるのです。
これから、除湿機の効果的な使い方について見ていきましょう。
部屋全体を除湿したいとき
部屋の中央部分に除湿機を設置
部屋全体の空気をカラッとしたいときは、除湿機を部屋の中央に置きましょう。
一般的な除湿機は、湿った空気を吸い込む吸気口と、乾いた空気を吐き出す排気口が反対側についていることが多いため、そのどちらも塞がれていない状態で置くことが原則です。
吸気口・排気口の側に壁や家具などの障害物があると効果が低くなってしまうため、開けた空間に置くように心がけましょう。
部屋の中央部分に除湿機を置くと、お部屋の中央部分の湿気から減っていきます。
空気中の湿気には、湿気の多いところから少ないところへと流れる性質があるため、四方の壁から平均的な距離の中央部分に設置することで、除湿の効率を上げることができます。
部屋の中で空気を循環させる
部屋の中央に除湿機を置くと、狭い部屋では湿気が中心部から減り、徐々に四隅の湿気も吸い込まれていきます。
しかし、広い部屋ではそれだけでは追いつかず、除湿機付近の空気は除湿されても、部屋の隅の方はまだジメジメしている可能性があります。
このため、エアコンやサーキュレーター、扇風機を使用して部屋の空気を循環させることで、除湿機の効率を上げることができます。
窓を開けない
ジメジメしている時期というのは、外では雨が降っていることが多く、窓を開けていると外から大量の湿気が入ってきてしまいます。
先ほども触れたように、湿気は多い場所から少ない場所に移動する性質があります。
除湿機で室内を除湿していても、窓を開けているならば、湿度が90%を超えるような雨天の外から、湿度が50%まで下がった室内に大量の湿気が入り込んでくることでしょう。
除湿機の働きをムダにしないためにも、外へ繋がるドアや窓を開けないようにしなければなりません。
部屋の一部分を除湿したいとき
部屋全体ではなく、キッチンや浴室などで発生した湿気を部分的に除湿したい場合は、わざわざ部屋の中央に除湿機を置かず、湿気の発生している場所にピンポイントで設置しましょう。
ただ、部屋の中央に置くときと同じように、吸気口と排気口の障害となるような壁や家具がないようにしましょう。
洗濯物を部屋干しするとき
洗濯物のすぐ下に設置
雨が続き、外に洗濯物を干すことができない日が続くと、洗濯物を部屋干しする必要があります。
効果的な乾かし方であれば約2時間で洗濯物を乾かすことができると言われる除湿機。
その効果的な乾かし方とは、可能であれば衣類を乾かしている真下に除湿機を置く、という方法です。
真下に置くことが不可能な場合は、排気口を塞がない程度に近くに寄せるようにしましょう。
衣類に含まれている水分は、重力によって衣類の下の方へと引き寄せられています。
その下に引き寄せられている湿気に、除湿機の乾いた風を当てることで、素早く乾かすことができる、という仕組みです。
洗濯物の部屋干しで悩ましいのが、生乾きの嫌な臭い。
この臭いは洗濯物を干してから5時間後に発生すると言われています。
機種によって時間は異なりますが、除湿機を効果的に使うと、洗濯物を乾かすまでにかかる時間は約2時間。
生乾きの臭いに悩まされる可能性はほとんどないと考えることができるでしょう。 もちろん、除湿機で洗濯物を乾かすときも、部屋全体の除湿の時と同様、窓を閉め切って外の湿気が入ってこないようにする必要があります。
効果的な使い方をしよう
何も知らず、効率の悪い方法で除湿機を使っていると、除湿機を使っているにも関わらずカビが生えてしまったり、洗濯物から生乾きの臭いがしてしまったりと、残念な事態になる可能性があります。
そんなことが続くと、せっかく除湿機を買ったのに!というフラストレーションもたまり、心までジメジメしてしまうことでしょう。
効率的な使い方をして、カラッと快適な夏を楽しみましょう。