2019.05.16
家を買う時に知っておきたいメリットとデメリット
建てる
ある程度収入が増える、あるいは結婚して家族を持ったため、マイホームの購入を検討している方。
一般的に35年も続くローンの支払いができるのか心配になったり、その負担が「重荷」だと感じたりすることも多いはず。
そこで、実際に家を買うことによってどのようなメリットがあるのか、またどのようなデメリットがあるのかをまとめました。
家を「買う」メリット
賃貸では得られない「プライベート性」
賃貸住宅は、長年住み続けても「借り物」です。
自分の土地であり、自分の建物であるマイホームは、まさに自分のプライベートゾーン。
好きな時に好きなようにリフォームを行い、DIYで改造することができます。
また、子どもの誕生や独立などによるライフステージの変化に伴い、大規模なリノベーションも自由に行うことができます。
それに対して賃貸住宅は、原則居住者の意思でリフォーム・リノベーションを行うことはできません。
また、壁にビスなどで大きな穴を開けて絵画などを飾ることすらできません。
家を買うと、賃貸では到底味わうことのできないプライベート性を存分に味わうことができるのです。
資産として残る
マイホームは、当然自分の資産として残ります。
マイホームを購入すれば、自分の意思で売却することもできますし、転勤などで長期間家を開けることになれば、マイホームを賃貸住宅として貸し出し、不労所得を得ることもできます。
マイホームは、売っても良し、貸しても良しな、活用できる資産なのです。 また、自分の代でこの「資産」を活用することもできますが、我が子が将来的にこの資産を相続することにより、世代を超えた資産となることもあります。
それに対し、賃貸住宅は何年経っても大家さんの資産。自分のものとして残るものは何もありません。
老後の住居費が安くなる
一般的な住宅ローンは35年。ローンを払い終わった後は、当然住宅費が安くなります。
それに対し、賃貸住宅は大家さんが家賃を下げてくれない限り、一定の額を支払い続ける必要があります。
元気に働けるうちはそれでも良いかもしれませんが、退職後も現役時代と同じ家賃を払い続けるのが困難になる人は少なからずいることでしょう。
将来、家賃を支払うことが困難になり、滞納してしまうと、最悪の場合家を出なければならなくなってしまいます。
マイホームを買うということは、退職後の安定した住まいを買うことになると言えます。
家を買うデメリット
メンテナンス費用と税金
この世に存在する限り、すべてのものは老朽化し、適切なメンテナンスを行わないと壊れ、うまく機能しなくなってしまいます。それは家も同じ。
ローンを支払う35年の間もその後も、家のメンテナンスは必要になってきます。
外壁の窓のサッシの劣化に伴う修繕・交換や、給湯器の故障による交換、水回りの劣化、破損。
家を買うと、すべて自己負担で修繕しなければなりません。
当然、その費用は住宅ローンとは別に支払わなければなりません。 また、マイホームを所有することにより固定資産税と都市計画税を定期的に支払い続ける必要があります。
住宅ローンを組む際は、このメンテナンス費用と税金のことを考えて資金計画を立てましょう。
災害のリスク
地震や台風、豪雨、土砂災害など、近年の日本では大規模な災害が発生しています。
せっかく買ったマイホームがその災害に巻き込まれてしまう可能性は、残念ながら否定できません。
自治体が発表しているハザードマップを調べ、災害が想定されていない土地を選ぶことで、災害による被害のリスクを下げることはできます。
しかし、自治体が想定している以上の災害に見舞われ、家の大規模な修繕が必要になってしまうかもしれません。
自然災害により被害を受けた際の国の補償などを、日頃から確認しておきましょう。
また、火災保険、地震保険など、万が一に備えて保険に加入しておくことも重要であると言えます。
「買う」か「借りる」かは、他のモノと同じ感覚
家を買うことによるメリットとデメリットは、その規模が大きいだけで、他の様々なものを買ったり、レンタルしたりすることと同じ感覚だと考えればわかりやすいと言えます。
レンタルは購入よりも気軽に行うことができますが、レンタルしたものを完全に自由に扱うことはできません。
レンタカーを自分好みにカスタムしたら、おそらく賠償を請求されてしまうでしょう。
しかし、その車を「購入」すれば、法律の範囲内であればどのようにカスタムしようとも、誰からも何も言われません。
家を「買う」ことの最大のメリットをシンプルに言うと、「自由」であると言えるでしょう。