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知らないと大後悔!?無垢材の床を選ぶならデメリットも知っておこう!

注文住宅を建てたり、リノベーションをしたりする際、床は無垢材のフローリングにしたい…そんな希望を持っている方もおられるのではないでしょうか。無垢材は、天然の木の丸太からそのまま切り出しただけの自然の状態の木材のこと。自然の状態のままのため、木の本来の木目や温かみ、香り、質感を楽しめます。


また、化学物質を極力使用しない「自然素材」の一つでもあるため、健康志向の高い人たちの間では人気となっている床材でもあります。


しかし無垢材には、天然の木を使用しているが故の特性があります。集成材を使った複合フローリングやクッションフロアの床と比較するとデメリットと感じるかもしれない部分について、これから見ていきましょう。


目次[非表示]

  1. 1.品質が安定していない
  2. 2.膨張と収縮がある
  3. 3.傷がつきやすい
  4. 4.水に弱い
  5. 5.時が経つと変色する
  6. 6.床暖房との相性が最悪
  7. 7.集成材か無垢材かはバランスを考えよう


品質が安定していない


前述の通り、無垢の床材は天然の木の丸太からそのまま切り出して作られています。天然の木を使用しているため、当然ながら木によって品質にばらつきがあります。


いわば、無垢材は生育環境や正確に個体差がある生き物と同じと言えるのです。断面寸法の小さい木材を接着剤で貼り合わせて作る集成材やクッションフロアのような均一的な品質ではないということを認識しておきましょう。


膨張と収縮がある


無垢材は、湿度が高いときには水を吸収し、低い時には水を放出してくれる「調湿効果」があります。ジメジメとする梅雨のシーズンに湿度を下げ、乾燥する冬に湿度を上げてくれるこの天然の調湿機能は無垢材の床のメリットでもあります。しかし、この水分の吸放出の際、木材は膨張と収縮を起こし、床材の間に隙間が生まれたり、反りが出たりすることがあるのです。


対策としては、床材の含水率が12%以下のフローリング材を選び、張り替える部屋に数日間置いて環境に馴染ませることで膨張と収縮のリスクを下げることができると言われています。しかし、木材をそのまま使うという性質上、無垢材の床は膨張と収縮を起こしやすいということを覚えておきましょう。


傷がつきやすい


無垢材は天然の木をそのまま切り出した素材のため、傷の付きやすさは木と同じ。無垢材の中でも比較的硬く、傷に強いと言われるナラ材(オーク材)であっても、クッションフロアと比較すると傷が付きやすいことは否めません。


無垢材の中でも、杉材やパイン材のように柔らかい素材は、重たいものを落とすと凹んでしまったりする可能性もあります。しかし、無垢材は天然の木。傷の程度にもよりますが、無塗装の場合は水分を含ませて凹みを膨らませて修復したり、全体を薄く削って引っ掻き傷などを消すことも可能です。集成材の床ではこのようなことはできません。


捉え方にもよりますが、本物の木を使う無垢材だからこそ、生活に支障をきたさないような小さな傷を「味」として楽しむこともできるでしょう。


水に弱い


無垢材は、集成材やクッションフロアと比較して水に弱いというデメリットもあります。オイル塗装や自然塗装を施せば耐水性を改善できますが、基本的に長時間濡らしたままにしておくのは厳禁です。ムラやシミになって残る恐れがあるため、早めに乾拭きをして乾燥させましょう。


また、濡らしたまま放置していると、木を腐らせる腐朽菌が増殖してしまう恐れがあります。ただし、通常の生活を送っていれば、床が濡れたまま換気をせずに長時間放置するという状況は考えにくいため、木が腐ってしまうリスクに関しては過度に恐る必要はないでしょう。


時が経つと変色する


無垢材は時が経つと変色します。この変色するという特徴を、時を経て味わいが出ると捉える方も多く、その場合は無垢材を選ぶメリットと言えます。しかし、新築時の時の色を長期間維持したいと考えている場合は、好みの色からそうでない色に変色してしまったことに不満を覚えることになるでしょう。


無垢材の樹種によっても木の色の変化は異なるため、無垢材の床を導入する前に、どの木が将来的にどのような色になっていくのかを、施工業者によく確認を取っておきましょう。


床暖房との相性が最悪


寒い冬場でも足元からお部屋をぽかぽかと暖めてくれる文明の利器・床暖房。しかし、床材に無垢材を選ぶと、対応している無垢材が少なく、対応していても低音タイプのものまで、という壁にぶつかります。そしてさらに、無垢材で長時間床暖房を使い続けると、床材の反りの原因になってしまうこともあるのです。マイホームに床暖房の導入を考えている場合は、無垢材の床を選ぶのは避けた方が無難でしょう。


床暖房との相性は悪いものの、天然の木である無垢材は熱伝導率が低く、寒い日にも意外と足裏がヒヤッとしないという長所があります。火にかけているフライパンの鉄の部分は熱くて火傷するほどの温度でも、木でできている持ち手の部分は持つことができるという状態をイメージしていただくと、その熱伝導率の低さがお分かりいただけるのではないでしょうか。


集成材か無垢材かはバランスを考えよう


ここまで無垢材の床の弱点を列挙してきましたが、冒頭でも述べた通り、木の本来の質感や香り、自然素材ゆえの安全性は、接着剤で貼り合わせた集成材やクッションフロアのフローリングにはない特徴です。このような特徴に魅力を感じる人にとって、無垢材の床は数々のデメリットを考慮しても、大いに選ぶ価値がある床材と言えます。


それに対し、耐水性が高かったり、反りとはほぼ無縁であったり、床暖房に対応しているなど、機能面を重要視するのであれば、集成材を使った複合フローリングやクッションフロアなどを検討しましょう。


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