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エアコンが設置できない部屋で温度を下げるには?

35度を超える猛暑日は最早珍しくなくなった近年の日本の夏。エアコンのない状態で生活していると、熱中症になって緊急搬送され・最悪の場合亡くなる方が毎年後を絶ちません。しかし、部屋の間取りや屋外のスペースの関係などでエアコンを取り付けることができない部屋も存在します。どのような部屋でエアコンが取り付けられない場合があるのでしょうか。また、そのような部屋で涼を取るにはどのような方法があるのでしょうか。これから見ていきましょう。


このような部屋にはエアコンが取り付けられない


1. マンションの中部屋の窓無し個室


一戸建て住宅で窓のない部屋はほとんどないのに対し、マンション、アパートのような集合住宅の中部屋には、「全く窓がなく、外と繋がっていない」という部屋が存在します。通路側とバルコニー側の側面のみが外に繋がっているような中部屋の3LDK以上の部屋では、リビングと隣接している部屋に窓が全くないといったことはよくあります。


最近建てられたマンションでは、窓のない部屋まで壁裏や屋根裏などを通る隠ぺい配管という配管があり、窓のない部屋でもエアコンが取り付けられるようになっている場合もあります。しかし、築年数の多い古い物件では、窓のない部屋にエアコンを取り付けることができない場合がほとんどです。


2. 窓はあるがバルコニーがない個室


エアコンは室内機はもちろん、室外機を設置するスペースが必要になります。バルコニーがある場合はそこに室外機を設置することができますが、バルコニーなしで2階以上にある部屋にエアコンを設置することは難しいと言えます。室外機を天吊や壁面取り付けなどで設置する方法もありますが、マンションの場合、外壁部分は共用部分となるため、その工事が管理規約に違反しないか確認する必要があります。


エアコンが取り付けらない部屋で涼を取るには

窓があるかないかで方法は変わってきますが、エアコンが取り付けられない部屋で涼を取るには、どのような方法があるのでしょうか。


1. 窓型エアコン

窓のある部屋の場合、窓型エアコンを取り付けることができます。窓型エアコンは室外機を取り付ける必要がないため、バルコニーのない部屋にも取り付け可能です。しかし、窓型エアコンはエアコンを取り付けた場所の窓をずっと開けておく必要があるため、エアコンを切るとすぐに室温が元に戻ってしまうでしょう。


2. 冷風扇

冷風扇は、水が蒸発した際の気化熱を利用して冷たい風を出します。エアコンほど強力ではないものの、扇風機よりも涼しい風が出ると言われています。エアコンとは異なり部屋全体を冷やすものではないため、眠っているベッドにピンポイントで風を送るようにするなど、工夫が必要です。


3. エアコンとサーキュレーターで空気を循環

夏場、エアコンのない部屋はエアコンのある部屋と比べてどうしても冷えにくくなります。冷風扇でしのぐといっても限度がある場合があります。そんな時は、リビングなど、エアコンのある部屋からエアコンのない部屋に空気を送るようにしましょう。エアコンのある部屋の空気を冷やしてエアコンのない部屋のドアを開け、サーキュレーターで風を送りましょう。


この方法を使えば、ある程度部屋の温度を下げることができます。また、換気をすることで湿度も下がり、同じ温度であっても暑さを感じにくくなるでしょう。しかし、ドアを開けなければならないため、個室のプライバシーがなくなってしまうのは覚悟しなくてはなりません。同居している人が家族ならばまだ良いかもしれませんが、ルームシェアしているなどの場合はこの方法を使うのは抵抗があるかもしれません。


エアコンの設置できない部屋は寝室にしない方が良い


エアコンの設置できない部屋を寝室にすると、夏場の熱帯夜となるような時期には寝苦しく不快な思いをするかもしれません。休息が十分に取れないと、夏風邪などの体調不良の原因となります。エアコンの取り付けられない部屋は、夏場は戸を開けてリビングの続きとして使用するなど、工夫して使うようにしましょう。


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