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環境だけでなく人にも優しい。エコ住宅ってどんな住宅?

自動車や家電などが続々と省エネに力を入れ、「エコ」に対する意識が高まっている現在その流れは住宅までやってきています。2019年10月の消費増税の際に行われる「次世代住宅ポイント制度」も、「断熱等級4または一時エネ等級4を満たす」新築のエコ住宅と、開口部や屋根などの断熱改修、エコ住宅設備の設置といった、エコを重視したリフォームに対して、ポイントを発行することが決定しています。


平成20年ごろから徐々に広まっていったエコ住宅、令和の時代には「エコ住宅」であることが当たり前の世の中になっていくことでしょう。それでは、エコ住宅とはどのような住宅なのでしょうか。すでに住宅に住んでいる場合、どのようなリフォームを行えば自宅を「エコ住宅」にできるのでしょうか。


エコ住宅の特徴


エコ住宅の一般的な特徴として挙げられるのは、


・高気密高断熱であること

・オール電化であること

・太陽光発電システムがあること


であると言われています。


高気密高断熱


高気密高断熱であることにより得られる最大の「エコ」なメリットは、冷暖房による消費エネルギーを減少することができる点です。窓サッシを断熱性に優れた樹脂サッシにしたり、天井や壁、床に断熱材を入れたりすれば、外気温に左右されにくい家となります。


エアコンに使われる電気、ストーブに使われるガス、石油はいずれも使用することによって二酸化炭素ガスを発生させます。これらの冷暖房器具の使用が減ることで、二酸化炭素の発生を抑制でき、「エコ」に貢献できるのです。


また、高気密高断熱であることには、地球環境に優しいだけではなく、冷暖房費を抑えられるので、お財布にも優しいというメリットもあります。


オール電化


オール電化住宅にすると、キッチンのコンロやお風呂の給湯でガスを使わなくなるので、ガス代が全くかからなくなります。ガスは燃焼する際にどうしても二酸化炭素を発生させてしまいます。それに対し、日本の電力の約14.5%は、水力、再生可能エネルギー(風力、地熱、太陽光など)による電力です。(2016年時点。出典:経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー白書


これからの令和の時代、二酸化炭素の排出量が多く、環境や資源への負荷が大きい石炭・石油・ガスによる火力発電の比重が増えることは考えにくいと言えます。今後、水力や再生可能エネルギーの発電量が増加すれば、電気を使って料理をしたりお風呂を沸かしたりすることはより「エコ」なエネルギーを使っているということになるでしょう。


また、オール電化にすると、深夜電力が安くなる制度があるため、夜の安い電力を使ってお湯を作ると、ガスと比較して安くなると言われています。オール電化も、「エコ」に加えてお財布に優しい設備だと言えるでしょう。


太陽光発電システム


自宅の屋根に太陽光発電システムを備えていると、自宅で使用する電力の一部を自家発電によって賄うことができるため、電気代をさらに削減できます。さらに、余剰の電力を売電することで収入を得ることもできます。設置費用が安くはないため、導入する際は慎重に検討しましょう。


環境に優しいだけではなく、結局住む人にも優しいエコ住宅


エコ住宅は、エネルギーの消費を低くして、それに伴う二酸化炭素の排出量を抑える「環境に優しい」家。しかし、結果として光熱費を削減できるので、住む人にもとても優しい家なのです。仮に月の光熱費が1,000円安くなったとすれば、その家に40年間住み続けた場合の差額はトータルで48万円。月々にすると僅かであっても、トータルで見るとかなりの差です。


また、高断熱であることにより、近年続く猛暑による熱中症のリスクも下げられます。また、オール電化で太陽光発電システムを備えている場合、災害時に停電が起こっても太陽が出ていれば自家発電を行なって電気を使うことができるかもしれません。初期費用がかかるものの、住宅を「エコ住宅」にすることによって得られるメリットは計り知れないものがあるのです。


エコ住宅の新築・リフォームを検討しているなら、「次世代住宅ポイント制度」を利用しよう

令和元年10月に予定されている消費税増税に伴って実施される「次世代住宅エコポイント」。エコ住宅やバリアフリー住宅を新築したり、既存の住宅にエコ住宅設備を取り付けるリフォームをしたりすれば、ポイントをもらうことができます。この制度の期限は2020年の3月末まで。増税後に家を建てたり、リフォームを行ったりする場合は、忘れずに利用しましょう。

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