Original

不動産を高く売りたいとき押さえておきたいポイントまとめ

マイホームや土地、アパートなどを売却したい時、なるべく高く売り損失を少なくしたいと思うのは当然のことでしょう。予想外の理由で急な債務を抱えて早急にお金が必要になるなどの場合は、そんなことを言っている余裕はないかもしれません。しかし、そのような特殊な理由以外で物件を売却する際は、売却の時期を慎重に見計らって売却すれば、多くの利益を得ることができます


不動産の値段は外的な要因に大きく左右されると言えます。では一般的にどのような要因で不動産価格が上がるのでしょうか。


大規模なイベントによる価格上昇


オリンピックや万博といった、国を挙げた大イベントが開催される時、その開催地エリアの不動産価格は大抵の場合上昇すると言われています。現に来年オリンピックを控えた東京の不動産価格は上昇傾向にあると言われ、湾岸エリアや公共交通機関が充実している場所の不動産価格が特に好調のようです。さらに、昨年の11月に2025年の万博開催が決定した大阪でも、同様の不動産価格の上昇が起こっているようです。


このような大規模イベントによる不動産価格の上昇の理由は、観光客の増加を見込んで民泊にする目的で購入したり、投資目的で購入したりする動きが活発になるためと言われています。つまり、イベントのある場所に居住する目的で購入するわけではありません。


自分でそこに居住する場合、駅から多少遠くても周辺の環境などが良ければその不動産を購入するかもしれませんが、観光客にとって重要な点は周辺環境よりも観光名所へのアクセスの良さです。そのため、公共交通機関の充実したエリアの価格上昇が顕著な一方、一般的な住宅地の不動産価格はさほど盛り上がっていないようです。


大規模なイベントによる価格上昇は、一般的にイベント直前の時期が一番高値を付けると言われています。反対に、イベントが終了してしまうと一気に値段が下がってしまうことが多いため、イベントの直前の時期が売り時であると言えます。


地域の再開発による価格上昇


物件のあるエリアや近隣のエリアが再開発され、便利な施設が建設されることで不動産価格が上がる可能性があります。ではどのような施設が作られると価格が上がりやすいのでしょうか。


1. 商業施設

大型のショッピングモール、アウトレットモールなどが新たに建設されると、買い物が格段に便利になり、都市圏から離れていても生活を成り立たせることが可能となるため、周辺地域も含めて上昇する傾向があるようです。ただ、その商業施設の魅力や人気によって価格が左右されることがあるので、建設が終わった後も価格が上がり続けるか見極める必要があります。


滋賀県のとある大型商業施設は、オープン当初200店舗あったテナントが、客足の減少に伴い一時は4店舗のみになるなど、経営の危機に陥ったことがあり、それでも営業を続けたため、「明るい廃墟」と揶揄されるまでになったようです。現在はオーナー企業が変更され持ち直しているようですが、当然テナントが減った時点では周辺の不動産価格は下落したことでしょう。


2. 駅

地域の大動脈である電車の路線が通っているが、駅がないというエリアはたくさんあります。そのようなエリアに新駅が建設されることが決定したら、通勤・通学の利便性が劇的に変わるため、不動産価格は上昇するでしょう。


広島県広島市では、JRの路線と新交通システム(AGT)の路線が交差している地点に、なぜか乗り換え駅がない状態が長年続いていました。新交通システム開業から実に21年後の2015年、ついにその交差している部分に乗り換え駅が完成し、周辺の不動産地価が上昇したのです。路線の便利さにもよるものの、新駅の建設による地価の上昇は商業施設よりも安定的であると言えます。


3. 大学

様々な理由により、都心から離れた田舎に大学のキャンパスが移転することがあります。それまで特に魅力的な要素がなかった土地ほど、大学のキャンパスが移転することにより劇的に不動産価格が上昇するでしょう。


大学が移転してくるということは、学生が住むためのアパートや、学生が買い物をするスーパーや商店などが新規に建設される可能性が高いため、土地や家に対する需要が急激に高まります。しかし、大学もショッピングモールと同様、人気によって大きく左右されるため、売り時を慎重に見極める必要があるでしょう。


経済的な要因による上昇


株価や長期金利、海外からの投資などによっても不動産価格は変動します。株価が上昇傾向にある時は、一般的に見て日本全体の景気がいい時。それに連動して不動産価格も高くなる可能性があります。また、長期金利が下がると、低い金利に惹かれて不動産を購入しようとする動きが活発になるため、不動産価格は上昇しやすいと言われています。


さらに、日本は政治・経済が安定し、テロのリスクも比較的少ない国なので、海外からの投資も増えていると言われています。現状では主に、オリンピック・万博の開催される周辺地域の投資が増えていると言われていますが、近年の観光客の増加は日本全土に及んでいるため、地方の土地であっても海外からの投資がある可能性も出てくることでしょう。


​​​​​​​東京・大阪・名古屋のような大都市圏とは異なり、比較的情報が少ない地方では、地域情報に強い地元の不動産屋を利用すると高く売ることができるかもしれません。景気の動向や再開発のタイミングと、地域の情報を注意深く調べていれば、「損をしない不動産売却」ができるでしょう。

関連記事

不動産購入、売却をご検討中の方、お気軽にご相談ください。
不動産売却無料査定もおこなっております。広島の不動産売却ならお任せください。

NEW

PICK UP 不動産売買

PICK UP 賃貸経営

MONTHLY RANKING

WEEKLY RANKING


CATEGORY